Tan Joo Hwa(タン ジューホア)さん
受験回数:3回
初めに
私は、マレーシアの華僑です。20数年前に留学で来日し、卒業後、ある企業で技術者として約18年働きました。その間、2013年に行政書士資格試験を合格しました。そして、2016年末から社会保険労務士資格試験を受験するために、関係条文を勉強始めました。
社会保険労務士を志した動機
私は、行政書士や社会保険労務士を目指したきっかけは、2011年3月11日の東北大震災の後、人手不足で、各種行政手続きの申請が進まず、中小企業の再建・復興が遅れ、中小企業や被災者達が苦しんでいるニュースを知り、自分が何かできることはないかを調べたところ、行政書士や社会保険労務士という職業に辿り着きました。また、近年各地に災害が頻発しており、それを知る度に、増々行政書士や社会保険労務士を目指す思いが強くなりました。
クレアールを選んだ理由
2017年8月の本試験受験後の帰り道で、クレアールの講座説明会の資料を頂きました。そして、2017年9月頃ごろ開催されたクレアールの講座説明会で、担当者にコースの相談し、その場で、齊藤先生の講義や教材のテキストとコンプリーションノートを拝見しました。2年間の中上級W受講セーフティコースの安さと、とても分かり易く整理されたコンプリーションノートをほしいため、受講を決めました。実際受講してみたら、コンプリーションノートをベースとした齊藤先生の講義がとても分かり易く、レジメ等を用いた答練の解説もとても良かったです。先生と教材のお陰様で外国人である私も合格することができました。
私の学習方法
自分では、3回目の受験で合格することができると思いませんでしたが、駄目元にとにかくチャレンジし、自己流で「自己受験分析」の学習方法と受験対策を実施しました。一応これからの受験者のご参考にその学習と対策法を下記通り述べます。
まず①本試験の後、受験科目の分析を行い、自分の弱い科目に洗い出します。その②受験当日の問題点、時間配分の適否等を洗い出します。その③、受験日までの勉強の問題点を洗い出します。洗い出した問題点を対処していく学習方法を利用しています。
私の場合、①の分析結果、国民年金、厚生年金、一般知識が弱かった。②の分析結果、午後の択一問題を読む時間がかかり、3時間半では約50問しか解くことができませんでした。約20問は目を通すことができませんでした。③の分析結果、受験日まで、スケージュル通り答練・過去問をこなせることができず、試験直前の徹夜が、試験当日の脳活に悪影響し、簡単な問題も間違ってしまいました。
これらの分析結果を基に、対策を立てました。
①の対策は、クレアールのテキストで、国民年金、厚生年金、一般知識が再度全体勉強し直しました。自分が苦手の和暦の生年月日の計算問題を繰返し練習し、暗記するための年歴をリストアップして繰返し記憶しました。一般知識は条文があるものを中心に勉強し、労働経済/社会統計調査(白書)はあまり力を入れずに対処しました。
②の対策が一番苦労しました。いくら頑張っても、3時間半では多くても約60問しか解くことができませんでした。60問を解き、正解が45問以上の合格ラインに達するには正解率を上げるしかありませんでした。正解率を上げるために、よく間違った部分や、記憶が曖昧部分、混乱し易い部分を書き出して、自分なりに整理し、理解して覚えました。
③の対策は、試験直前の徹夜は絶対しないこと。試験の前日はあまり眠れないので、試験日の3日前から前日まで睡眠を沢山取れるようにスケージュルを見直して、講義音声をダウンロードして、通勤しながら・家事しながら・ご飯食べながら講義を聞くことにしました。
今年の本試験を振り返って
振り返って、本試験当日はやはり70問全てを解くことができませんでした。各科目の時間配分に苦しみられ、苦手科目は何とかぎりぎりで足切を回避することができました。70問のうち60問を解き、本試験をぎりぎりで合格でき、ホットしました。
最後に
試験を合格でき、クレアールの先生とスタッフ達にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。これで、私がやっと開業のスタートラインに半歩進むことができました。社会保険労務士の登録要件「2年の事務経験」が不足のため、来年2月~6月の「事務指定講習」を受け、8月当りに開業する予定です。今は、既に取得した行政書士の資格で先に「行政書士 タン」を開業します。未熟者ですが、今後とも何卒ご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します。