社会保険労務士資格を目指した理由
役職定年が近づき、高校生の時に、弁護士になりたかったことを思い出しました。大学受験以降、勉強しなかった事を反省し、法律関連資格取得していく事を決意しました。まずは宅建を自己学習で受験し、勉強を半年間習慣化しました。次に社会保険労務士資格取得は社会の為になり、かつ自分の為になると思った事が第一の受験理由でした。また職場の先輩方も合格していた点、試験の形式(私立文系で速読を苦にしない、聞き手が不自由でも時間ロスがない)も自分に合っていると思い、受験を決意しました。
予備校選びのポイント
当初お金を節約し、独学しました。市販の教材を使い勉強しましたが、1年目択一式は30点しか取れませんでした(ビギナーズラックで選択式は何故か基準クリア)。独学2年目模試も択一式40点未満の連続であり、焦りを遅ればせながら感じました。そのような状況で北村先生の非常識勉強法に出会い、いかに無駄な事をしていたか、大いに反省しました。また独学時代(2年間)に読んでいた社労士月刊誌に寄稿されていた斎藤先生の資料が分かり易かったこともあり、クレアール受講を決めました。市販テキストのみで宅建を独学短期合格をしている方も社労士試験は同様に節約志向では厳しい(必要項目も補足出来ず、無駄な知識は豊富になる)と感じました。急がば、適正なお金を掛けた方が良いと思います(特に択一式は、選択式はビキナーズラックあり)。
講座の満足ポイント
R5年中上級パーフェクトコースを受講しました。仕事をしつつハードしたが、択一式で52点を取れました。北村先生の言葉を忘れ、あり得ないミスをし、選択式は不合格(1点不足)でしたが、クレアールのお陰で合格への手ごたえを初めて感じました(選択式が出来すぎた事により、雑になりました)。R5年試験を通じ、改めて市販資料による独学が合格に必要な事に不足している点、無駄な事を記憶していたと痛感しました。
斎藤先生の講義は、必要ないものは明確に不要と言って貰える点が大変良いと思います。
また、北村先生の「最初に書いた答えを安易に訂正すべきでない」事を守れず、R5,6共に正答を訂正し、選択式で1点に泣きました。
今年度合格出来たのは、斎藤先生が常々言っていた通り、択一式対策が選択式対策となっている事を実践出来た事だと思います。斎藤先生の理解が深まる講義と北村先生の非常識勉強方法(合格の為の勉強方法)組み合わせがクレアールの良かった点だと思います。
R7は2年連続1点に泣き、自信を失い初めてセーフティーコースにしました。合格すれば返金がありますし、弱気になった時は特に安心して申し込めます(独学、初年度の方は猶更)。R7年はクレアールの勉強(+社労士合格C)のみで、選択式全科目3点をキープ(5点多数)し、漸く合格できました。ありがとうございました。
印象的なカリキュラム・教材
・コンプリーションノート(3年間直前期は選択式対策になると思い、通勤の際、繰り返し活用しました。)
・白書対策テキスト(薄い冊子だが、深追いしていないので、読み易い。コンパクトに纏まっており、直前期に覚え易い。これ以外は出来なくても諦めがつく)
・分野別完全過去問問題集(R5は特に繰り返し、活用しました。市販テキストで不足していた択一式の傾向を把握出来ました。市販問題集への不満を解消出来ました。)
・上記以外も独学時代の市販テキストを考えれば、全て良かったです(資格試験で全ては大概誤りなので、信じるか信じないかは皆さまの判断次第ですが)。
苦労を乗り越えたエピソード(仕事との両立など)
R6年春に母の病気が悪化し、介護状態となり、最終的には亡くなりました。春~直前期まで計画の3割位しか消化出来ませんでした。R5年に勉強した貯金がありましたが、不安な気持ちで受験したことにより選択式もアップアップ、択一式も5点ダウンと苦戦。やり切って受験することが大事だと痛感しました。選択式が複数科目アップアップになると、余裕がなくなり、ミスを誘発するなと感じた年でした。クレアールで勉強していれば、通常当たり前で選択式で3点(4~5点取れる科目多数)キープ出来ると思います(R7年のように救済科目が多い年は2点キープは可能)。
今後の展望
勤務先が兼業可となりました。脱サラし開業社労士をしている先輩に現状の話を聞き、今後について方向性を判断します。統計学的な残り時間は少なく、何らかの法律勉強は続けたいと思います。次年度は行政書士、最終的には司法書士資格取得を目指したいと思います。



