社会保険労務士資格を目指した理由
以前、健康上の理由で退職した際に、労働保険や社会保険についての知識がほとんどなく、手続きや給付について損をしてしまったと感じた経験がきっかけです。同じような立場の方々の役に立てるようになりたいと思い、社労士資格を目指しました。また、社労士は開業に限らず社労士事務所や一般企業勤務など、選択肢を広げられる点も理由のひとつでした。
予備校選びのポイント
・受験料の補助や合格お祝い金など、「本気で合格を目指す人」に対するサポートが用意されており、非常に心強く感じました。中でもセーフティコースの返金制度は、不合格時の保険というより、「絶対に今年で合格する」という決意を後押ししてくれるものでした。
・答練のスケジュールが比較的早く進むので、一番不安だった「一般常識」の対策に十分な時間を回しやすいのもポイントでした。
講座の満足ポイント
・一番良かったのは講義と教材のクオリティです。つまずいたところはほとんど講義かテキストで解決でき、余計な時間を取られることなく集中して学習を進められました。
・斎藤先生が毎年実際に受験された上で、受験生の目線で「ここは覚えなくてもいい」などメリハリのある解説をしてくださるので、信頼して講義に集中できました。「とにかくこの教材をやり込めばよい」という安心感は1年間という長期戦の社労士試験ではとても重要だと思います。
印象的なカリキュラム・教材
■テキスト
躓いたり、疑問に思ったところを確認すると、ほぼ過不足なく書いてあり「どこまでが試験で問われるところなのか」のメリハリがちょうどよかったです。テキストに載っていない論点が問われても「難問だから深追いしなくていい」と割り切れる安心感もありました。
■コンプリーションノート
社労士試験の膨大な範囲を科目横断で整理してくれている点が素晴らしかったです。コンパクトにまとまっているので、時間がない中でも繰り返し読み返すことができ、ある科目を学習している間に他の科目の内容を忘れてしまうのを防止するのにも役立ちました。特に直前期に全科目を総復習する際は大活躍しました。
苦労を乗り越えたエピソード(仕事との両立など)
社労士試験は年に一度しかないため、3年目、4年目となると1年を通してモチベーションを維持するのは想像以上に大変でした。特に昨年は選択式で1点届かなかっただけに「今年も落ちたらどうしよう」という不安がつきまとい、精神的に苦しい時期もありました。それでも、このカリキュラムと教材をやれば受かるだろうなという、信頼感と安心感が支えになって、あきらめずに頑張れました。
今後の展望
これまで人事・労務の実務に関わってきたわけではないので、まずは勤務社労士として社労士事務所で実務経験を積むことを考えています。



