社会保険労務士資格を目指した理由
現職の人事総務の仕事に携わることになった際に何か身につく資格を取りたいと思い、書店で、社労士と別の士業の市販書を見比べ社労士の方がしっくりきたことがきっかけでした。仕事への変化や幅が広がればいいという思いがあったのと、うまくいかなくても、きっと役に立つ知識だと思いました。勉強を始めて、社労士が扱う範囲が、出産、育児、入学、労務、各種年金、そして死亡など、人の一生の始まりから終わりまでに関われる資格だとわかり、ぜひ取得したいと思うようになりました。
予備校選びのポイント
解答解説と講義のわかりやすさを重視しました。あとは、リーズナブルな価格設定であること(笑)セット教材が充実していたので、自分の生活スタイルや学習の深度、勉強プランに合わせた最適な教材を選べました。完全合格テキスト、完全過去問 、答練マスターなど紙教材をメインとして、外出先、通勤時などTPOに合わせて、出先でも講義やテキストを見たりしました。テキストが、二色刷りだったのも良かったです。青ペン一本のみでマーカーしていたのですが、 ポイントが拾いやすかったし、再確認がしやすく、視覚的にうるさくなく自分に合っていました。
講座の満足ポイント
やっぱり斎藤先生が、大きかったです。
独学で2年、クレアールで4年の受験生生活を送る中で、当初、独学時代に利用していた、閉塾されたしまった予備校の先生の講義と教材の質の高さが基準となり、同水準以上の予備校を探していたところ、クレアールが残りました。
重視したのは問題の解答解説と講義のわかりやすさで、暗記よりも理解型でしたので、わかりやすさ重視の自分には最適でしたし、斎藤先生のよもやま話も理解を助ける上で役に立ちました。
ご経験も豊富で、合格基準や救済基準も的確で、救済待ちだった身としては、信じてよかった、という信頼感と安心感を与えていただけました。
印象的なカリキュラム・教材
過去問が過去のデータベースなのに対して、答練マスター講義は、法改正や最新の目的条文、統計、白書、判例も網羅されたオールインワン教材であったと思います。一方で、近年の本試験では、完全合格テキスト、完全過去問もしっかり取り組まないと合格は難しい認識はあったので、こちらもメイン教材として進めました。1巡目は、テキスト→過去問、講義→答練、のように、インプットした範囲で問題演習をやり、知識の定着と理解度を確認していきました。教材以外では、クレ勝道場と最短最速の勉強会に参加し、また、こちらと同じハンドルネームで受験生日記にも参加しました。「合格する!」という強い意志を持った受験生の皆さんと共に学び、その考えに触れるだけで刺激があり、合格への意識を高く保つことができたと感じています。合格するための「意識の錬磨」という点での効果は、大変大きかったと思います。
苦労を乗り越えたエピソード(仕事との両立など)
家族や仕事、プライベートなどの日常生活の中で、いかに勉強の優先順位と質を上げていくか?という受験生生活を6年間継続し、この点は自分でも折れずに、よく頑張ったと思います。仕事も、日々遅い帰宅でしたので、平日は通勤時間にどれだけ効果的な勉強ができるか、にかかっていたので、教材の検討と活用を行いました。超満員電車では教材も開けず、スマホで視聴をしたり、選択問題を行ったりしました。最後の2年間は、合格するための勉強には可処分時間の確保が困難で、こちらも本気でやっていた少林寺拳法をお休みし、頑張りました。合格後に、再開できた時は、ちょっと感激しましたね。
今後の展望
今は、現職のスキルアップや後進のために活かしたい、と考えています。必ずこうする!という展望や道があったわけではないので、一時期、合格後の進路に悩みましたが、自分なりの答えが見つかり、模索したいと考えています。もちろん、夢見る社労士業務で活躍できれば最高ですが、活躍されている社労士の先生方のお話をいろいろとお聞きして、2つ共通して言われていることに気が付きました。1つは、最初からやりたい仕事をやれたわけではない。いろいろな経験、仕事を通して今の仕事ができている、ということ。もう1つは、社労士の活躍の分野は本当に広い。ということでした。合格して、新たな場や学びに参加させていただける機会ができたので、今は、先輩方や関係者のお話しや経験に触れたいと参加させていただいています。心配はありますが、その可能性に不思議と悪いイメージはなく、ワクワクドキドキしています。



