社会保険労務士資格を目指した理由
務める会社にて2020年4月に労務系の部署に異動しましたが、それまでは関係ない部署にいたため、業務に全く付いていけず苦労していました。その中で「労務」という言葉の意味などを検索しているうちに社会保険労務士という資格を知りました。試験内容が実際にやっている業務にもつながっていると感じ、自分自身のキャリアの幅を広げたいと思い受験を決意しました。また時を同じくして、コロナの打撃を受けて週2日以上休業となるような期間が1年以上続き、時間を有効活用したいと思ったのもきっかけでした。
予備校選びのポイント
令和3年試験向けに他社の通信を受講、その後令和4年、令和5年試験に向けては独学で勉強を続けてきました。令和5年試験では選択試験での雇用保険の基準点割れで不合格となりましたが、この年はじめて択一試験では合格基準点を満たすことができました。しかし、択一試験においてもなんとなく問題が解けているけど自信を持って解くことができている感覚がなく、もう少し答練に重きを置いた学習が必要であると感じて、答練が充実している講座を探していました。
講座の満足ポイント
斎藤先生の丁寧な講義や解説が非常にわかりやすく満足しています。他社の講義ではテキストに載っているものは基本的に覚えなければならないというスタンスでしたが、斎藤先生の講義では「ここは深入りする必要はない」、「この問題は解けなくても仕方ない」という感じで、ある程度割り切ってくれていたことで、社労士試験において重要な細かい論点に深入りしすぎずに基本に忠実にやっていくというマインドを持つことができたと思っています。
印象的なカリキュラム・教材
ハイレベル答練は大変役に立ちました。1問1答方式でのアウトプットも重要ですが、より本番に近五肢択一方式での答練により、実力を上げることができたと思っています。問題も厳選されつつも科目全体を網羅していましたし、斎藤先生の解説動画ではどのように回答にたどり着くのか丁寧に解説がされていて、実践に即した力を付けることができたと感じています。ハイレベル答練はゴールデンウィークあたりから繰り返し解くことで五肢択一の試験問題への対応に役立てました。
苦労を乗り越えたエピソード(仕事との両立など)
令和5年、令和6年試験の2年連続で選択式試験の基準点割れで不合格となったことです。令和5年の際は独学でしたがなんとなく合格ライン付近まで来たという感覚だったので「来年はちゃんとやれば合格できるかな」という感覚でしたが、令和6年試験はクレアールを受講し、真剣に取り組んだ結果が社一の基準点割れだったので、とても悔しい想いをしました。それでも令和6年試験はそれまでの受験経験の中でも最高得点であったため、クレアールの教材をしっかりとやれば合格基準に届くという確信を持つことができたので、もう1年頑張ろうという気持ちになることができました。
今後の展望
今回の合格をきっかけに社内での労働や社会保険に関する知識の向上に向けて自分自身が勉強してきたものを社会保険労務士という立場で還元していきたいと考えています。また将来的には、現在の会社に留まらず社会保険労務士として、社会に貢献していきたいという思いもあります。



