社会保険労務士資格を目指した理由
これまで大学受験や就職活動で思うように結果が出ず、自分に自信を持ちたいという気持ちが常にありました。現職では人事として働いていますが、ここでできる領域を広げ、専門家として明確に成長したいと強く感じました。社労士資格の取得は、知識の幅と深さを獲得し、職場で不可欠な存在となるための具体的なステップだと考えました。また、人生の大きな転機を迎えるにあたり、将来への不安を払拭したいという動機もありました。結婚を見据える中で、この資格を持つことが、自身にとって揺るぎない専門性となり、「この先の人生も大丈夫だ」と確信できる材料になります。 そして、その確信をもって、これまで心配をかけてきた親に対しても「娘は将来も安定したキャリアを築ける」と心から安心させたいという、強い想いがありました。自己の成長と、大切な家族を守る基盤を作るため、社労士という目標に挑戦することを決意しました。
予備校選びのポイント
予備校を選ぶにあたり、コストパフォーマンスの良さは重視した点でしたが、最終的な決め手は、教材の質を超えた「信頼感」と「人の温かさ」でした。決め手は講師と迅速な対応 実は、他校に在籍中、申込期限ギリギリにヤマあて模試を申し込んだ際、クレアールは無料にもかかわらず、早急に対応して送付してくださいました。この迅速で親身な対応が非常に印象的でした。そして何より、斉藤先生の熱心な姿勢と人柄です。合格体験記で触れたように、毎年受験を続け、徹底した傾向分析を行うその真摯さに強く惹かれ、この先生の下で学びたいと確信しました。低価格でありながら抜かりのない教材、そして迅速な対応と信頼できる講師がいるクレアールこそが、合格への一番の近道だと感じ、受講を決めました。
講座の満足ポイント
私がクレアールの講座を選んで合格できた最大の要因は、教材の質の高さと、講師陣の熱意にありました。
・質の高い教材で安心感を持って学習
まず、教材が低価格であるにもかかわらず、その内容に一切の抜かりがないことに驚きました。特に、過去問の重要論点がテキストに大変丁寧に記載されていたため、出題傾向を見失うことなく、安心して学習を進めることができました。
・効率化を追求した講義と演習
斎藤先生が毎年ご自身で受験され、熱心に試験問題の傾向分析をされていることは、受講生として大きな信頼につながりました。先生の講義では、試験に出ない部分を「ここは覚えなくていい」と明確に指示してくださるため、無駄なく大量の内容を効率的に吸収することができました。
また、問題演習が一問一答形式だったことも非常に有効でした。
これにより、一つひとつの論点を漏れなく、かつ丁寧に確認することができ、知識の定着に繋がりました。
印象的なカリキュラム・教材
答練とハイレベル答練が非常に印象的でした。斎藤先生が研究し尽くされた質の良い問題と、それを解説する分かりやすい資料と講義が、最終的な理解を深めるのに大変役立ちました。特に助けられたのは、法改正点のように過去問が存在しない、オリジナル問題でした。これにより、理解が曖昧になりがちな新しい論点を本試験前にしっかりと確認でき、大きなアドバンテージとなりました。この緻密なインプットと、質の高いアウトプットのサイクルこそが、合格を勝ち取ることができた最大の要因だと確信しています。
苦労を乗り越えたエピソード(仕事との両立など)
合格を勝ち取るために徹底したのが、スキマ時間の有効活用です。忙しい毎日の中でまとまった時間を確保するのは難しいため、私は日常生活のあらゆる時間を学習に変えることを習慣化しました。1日をフル活用した集中学習、特に集中したのは、仕事後の夜間と朝の貴重な時間です。
夜間(20時~23時): 仕事から帰宅した後の20時から23時までの3時間を毎日確保し、最も集中力のいるインプットや演習に取り組みました。
朝の時間: 朝起きてからもすぐに学習をスタートさせ、頭がクリアな状態で重要事項の復習や暗記に充てました。 これに加え、日中の細切れの時間も徹底的に活用しました。
通勤時間:過去問を解きながら、対応するテキストを読み込み、知識を紐づける作業に充てました。
昼休み:勉強がしやすいようパンを摂りながら、講義動画を視聴し、インプットを進めました。
髪を乾かすような両手が空かない時間:白書、判例、目的条文など、読み込みに集中力が必要な資料を片手に目を通し続けました。
このように、夜間の集中学習と朝の早期学習、そして日中のスキマ時間の積み重ねによって、無理なく継続し、効率的に合格に必要な知識量を確保することができました。
今後の展望
まずは、現在の職場で培ってきた経験と、社労士として得た専門知識を結びつけ、即戦力として貢献します。具体的には、資格取得で終わらせず、研修会やセミナーにも積極的に参加することで、法改正への対応力や実務に関する専門性を継続的に高めていきます。これにより、職場の人事・労務領域における確固たる基盤を築きたいと考えています。並行して、将来の独立開業という大きな目標を見据えて準備を進めます。実務経験と専門知識を着実に積み重ねて実力を高めるとともに、業界内外の交流を通じて人脈を広げていきます。ゆくゆくは、培った専門性と信頼を武器に、企業の課題解決を担う社労士として独立し、社会に貢献していきたいと考えています。



