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中小企業診断士の年収は?働き方や年収アップのポイントについて解説

中小企業診断士の年収は?働き方や年収アップのポイントについて

中小企業診断士は国家資格であり、「国が認めた経営コンサルタント」です。中小企業診断士を目指す方の中には、年収はどのくらいなのか気になる方も多いでしょう。この記事では、働き方や収入アップの方法とともに、中小企業診断士の年収について詳しく紹介します。

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中小企業診断士の働き方 何年も受験浪人してしまう人の特徴 2次試験の勉強法 短期合格の心得など

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目次

中小企業診断士とは?

中小企業診断士は、中小企業の経営強化や問題点の洗い出しを行い、経営面でのアドバイスや指導を行う国家資格であり、「国が認めた経営コンサルタント」といえます。「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。

中小企業診断士には、経営面でのアドバイス以外にも、中小企業と行政や金融機関をつなぐ役割や、中小企業の施策の適切な活用支援など、さまざまな役割があります。

中小企業診断士と経営コンサルタントの違い

「中小企業診断士」と「経営コンサルタント」は、経営面でのアドバイスを行う業務であり、内容の違いはほとんどありません。ただし、中小企業診断士が国家資格なのに対し、経営コンサルタントは資格を保有していなくても名乗れます。社会保険労務士や行政書士と異なり、経営のアドバイスは中小企業診断士の独占業務ではないのです。

しかし、だからこそ中小企業診断士の持つ知識への信頼は大きく、実際に公的機関や金融機関から依頼を受けて、アドバイスを行うこともあります。

中小企業診断士の年収

中小企業診断士の年収

厚生労働省によると、中小企業診断士の平均年収は780.9万円(出典:厚生労働省「職業提供情報サイト」)です。ただし、これはあくまでも平均であり、就職先で大きな差があります。独立開業した場合では平均年収が1,000万円を超える人も珍しくなく、中には3,000万円に達する人もいます。

そして、一生を通して中小企業診断士としての年収のピークに達する50~55歳の平均年収は1086.19万円(出典:厚生労働省「職業提供情報サイト」)です。日本の会社員の平均年収と比較すると、中小企業診断士の年収は高水準といえます。

中小企業診断士の年収が高い理由

  • 難関国家資格であるため
  • 他の資格を同時に保有している人が多いため
  • 資格取得者の年齢が高いため
  • 資格手当がつくため

中小企業診断士の年収が高い理由には、いくつかの理由が考えられます。まず、中小企業診断士試験は、1次試験と2次試験の合格率を合わせると約5%の難関国家資格であり、保有していることで幅広い知識と高い思考力を証明できるため、キャリアアップに有利であることが挙げられます。

また中小企業診断士以外にも、他の資格も同時に保有している人が多く、資格を組み合わせ、市場での希少価値を高めていることも考えられます。企業内診断士として働く場合でも、資格を持つことで資格手当がもらえることがあり、中長期的にみれば大きな収入アップにつながっているのではないでしょうか。

中小企業診断士の働き方

中小企業診断士の働き方

中小企業診断士の働き方には、次の4つが考えられます。それぞれ詳しく内容をご紹介します。

コンサルティング業界

中小企業診断士の業務内容である「経営面でのアドバイス」にマッチした業界といえます。コンサルティング会社は、すでに多くの企業とのコネクションを持っているため、さまざまな経験を積むことも可能であり、経験を積んだ後に独立開業するという選択肢も考えられるでしょう。

独立開業

資格取得後の中小企業診断士は独立開業を行う人も多く、そうした人を指す「プロコン」という言葉も存在します。独立開業した中小企業診断士は、企業内診断士よりも高収入につながりやすいといえます。ただし、クライアントとの関係性を1から自分で築かなければならず、責任やリスクもあるため覚悟が必要でしょう。

金融機関

金融機関は取引先企業への支援が中心となるため、中小企業診断士の融資や経営支援の業務の知見と親和性が高くニーズがあります。資格取得後に金融機関に就職した際に役立つのはもちろんのこと、職業別の中小企業診断士の合格者をみると、金融機関に勤務する人の合格率は全体の合格率より高い傾向にあります。

一般企業

一般企業で働く場合には、総務部門・管理部門などでの活躍が期待できます。それは、中小企業診断士試験の勉強により得た経営戦略や財務会計などの知見により、高いスキルを保有しており、経営者目線で物事を考えられる点が評価されるからです。実際、中小企業診断士の資格保有者のうち、7割以上は独立開業を行わず、企業内にとどまる働き方を選んでいます。

中小企業診断士の年収アップへの5つの方法

中小企業診断士として年収アップをするには、以下の5つが考えられます。それでは、それぞれ詳しく内容を紹介します。

ダブルライセンスの取得

実際の企業経営の場ではさまざまな知識が必要なため、他の資格も合わせて持つことで仕事の幅を広げられます。とくに、社会保険や税金の知識は、企業経営と親和性が高く、社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー・税理士などの資格がおすすめです。自身の適性や興味のある業界に合わせて、相乗効果が期待できそうな資格を探してみましょう。

補助・助成金申請の代行業務に依存しない

中小企業診断士は、補助・助成金に関する知識が豊富なため、申請業務の代行を依頼されるケースが多いでしょう。安定して需要のある業務ですが報酬としては高くなく、大きな収入につなげるのは難しいでしょう。また、制度や方針が変わった場合に仕事が激減する恐れもあります。経営の根底に関わる業務を依頼されるようにアプローチし、年収アップにつなげましょう。

転職する

一般企業では昇給基準が定められており、成果に見合わないケースがあるため、「資格を活かせていない」「成果を上げても年収が上がらない」と感じる場合には、転職をすることも一つの方法です。成果や能力に応じて評価される会社へ転職することで、年収アップにつなげましょう。

独立・開業する

独立・開業した「独立診断士」は、クライアントからの報酬の多くを受けられるため、一般企業で働く場合と比較し、年収アップにつながる可能性があります。独立・開業に伴う責任やリスクもありますが高収入を目指す方におすすめです。

中小企業が多い場所で働く

中小企業診断士が多くのクライアントに出会い、案件や顧客を獲得するには場所選びが大切です。資金繰りで苦慮することが多い中小企業の多い場所で働くことで、年収アップにつながる可能性があります。中小企業診断士としての高い能力はもちろん必要ですが、クライアントを獲得する営業力も重要なポイントです。

中小企業診断士になるためのQ&A

中小企業診断士になるためのQ&A

ここまで記事を読んで、疑問に感じることもあるでしょう。ここでは、よくある中小企業診断士になるためのQ&Aを紹介します。

他の資格と比較して、中小企業診断士の難易度はどのくらい?

中小企業診断士試験は、幅広い知識が求められ、出題範囲も広いため、第1次試験と第2次試験の合格率を合わせると約5%難関資格です。これは、「弁理士」「公認会計士」といった国家資格と同等で、合格するためには相当の勉強量が必要でしょう。

合格のための学習時間の目安は?

一般的に中小企業診断士試験の合格までには、平均1,000~1,200時間が必要といわれています。もちろん必要となる勉強時間は、会計知識や経済知識の有無など、これまで勉強してきたことや業務経験に大きく左右されるため、あくまでも目安です。試験では、過去に似たテーマや出題傾向もあるため、短時間で効率良く学べるスクールの活用がおすすめです。

仕事と両立しながらの合格は目指せる?

大変ですが可能です。ただし、中小企業診断士試験では幅広い知識が求められ、出題範囲が広いため、合格するには短時間で効率良く学べるスクールの活用がおすすめです。スクールには、通学だけでなく、通信でのカリキュラムを提供しているところもあり、仕事と勉強を両立させやすい方法を選択するとよいでしょう。

年収の高い中小企業診断士を目指すならクレアールがおすすめ

中小企業診断士は、中小企業の経営強化や問題点の洗い出しを行い、経営面でのアドバイスや指導を行う専門家です。中小企業診断士試験に合格することで、幅広い知識が身につき、外部から高い信用が得られ、高水準の年収につながる可能性があります。中小企業診断士になった後に、さらに年収アップするためにはダブルライセンスの取得や独立開業などの方法が考えられます。

中小企業診断士試験は難関であり、独学で合格することも不可能ではありませんが、綿密に学習スケジュールを立てる必要があります。初めて挑戦する方が効率良く学ぶためには、予備校や通信講座で学ぶとよいでしょう。クレアールでは、学習対象を合格に必要な最小限の範囲に絞った「非常識合格法」という忙しい人でも効率よく合格を目指せる勉強法を採用しています。興味のある方は、下記のフォームより無料書籍をご請求ください!

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監修:古森 創

ソニー(株)にてマーケティング、営業、経営監査、新規事業開発の仕事に従事した後、中小企業診断士として独立開業。株式会社古森コンサルタンツ代表取締役。ソニーでの経験をベースとした「売上改善プログラム」、「新規事業開発推進支援」を中心にコンサルティング・セミナー・研修など実務の第一線で活躍しながら、受験のプロとしてもこれまで多くの合格者を輩出し、「スゴ腕講師」として高い評価を受ける。

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