試験を徹底的に分析することから生み出された、短期合格法メソッド。
敵(司法書士試験)を知り合理的な学習を行えば、短期合格は可能!

戸谷 満 講師
「司法書士 非常識合格法」考案者
4%台の合格率の実際
司法書士試験の合格率は4%程度であり、国家試験の中でも難関試験の一つに数えられます。過去3年間の司法書士試験の出願者数・受験者数・合格者数を見てみると、

となっております。合格率は合格者数を出願者数で割った数値であり、分母を受験者数で計算すると各々5.2%、5.2%、5.3%となっています。願書を提出しても、受験を棄権する受験生も数多くいる試験であり、また、午前の部で十分な得点を得られずに、合格を諦めているが問題冊子を持ち帰るために試験終了まで席についているだけの受験生や、「記念受験」といった方も多数受験しているのが実情です。以上からも分かるように、出願者数のすべてが合格を争う受験生とは言えないのが司法書士試験の特徴です。
司法書士試験の出題傾向
最近の試験内容を分析すると、私たちの目から見ても難しい問題が35問中4~5問出題されています。しかし、問題の大部分は繰り返し出題されている基本問題にすぎません。受験予備校の中では、「この難問を解くため、ここまで勉強する必要がある」と説明するところがありますが、司法書士試験は膨大な時間をかけて研究をしなければ解けない問題を解答して合格する試験ではありません。繰り返し出題されている基本的な問題を正確に解答する、例えて言えば、「難問の5問は全て間違ったが、他の30問はミスはなく全問正解した」タイプの受験生を合格させる試験なのです。
だから「非常識合格法」
クレアールでは、最近のこのような司法書士試験の出題傾向を分析し、基本事項を正確・迅速に処理できる能力を習得し、短期合格を実現することを目的としています。クレアールの「非常識合格法」は、短期合格を実現するための最善の学習方法だと考えます。
令和6年度(2024年度) 司法書士本試験正答率(択一式)

午前の部、午後の部ともに、正答率50%未満の問題を切り捨てても十分に合格基準点を超えることができます。したがって、正答率50%以上の問題を解くための学習に徹することが重要です。また、午前の部及び午後の部の実に92.9%(70問中65問)が、過去問題を題材にした出題でしたので、これを見れば過去問題の重要性がお分かりいただけます。
合格に必要な論点を徹底的に学習 = 「非常識合格法」のコア・コンピタンス
時間をかければ合格できるという訳ではない!
司法書士試験は、出題科目が11科目と多いうえに出題範囲も広く、効率的に学習を進めなければ膨大な時間が掛かってしまいます。したがって、細かい論点や出題可能性が低い範囲まで含めた出題範囲をもれなく勉強することは非効率的であり、合格に必要とされる学習範囲のみを集中して反復学習し、理解をすることが合格への近道であると言えます。
合格のためのその1
無駄な勉強はしない。勉強のための勉強ではなく、合格するための勉強をする。
難問はできなくても合格できる!
出題範囲をもれなく勉強することの弊害は、合格に必要な基礎的な学習が疎かになってしまうところにあります。確かに網羅的に勉強しないと解けない問題が出題されることもありますが、それはほんの一部。難問を正答するのではなく、合格するために間違えてはいけない基本的な問題だけを完璧に解答することを目指すのが、司法書士試験合格への近道です。
合格のためのその2
法律の基礎を確実に習得し、「難問以外は、すべてミスなく正解できた」を目指す。
クレアール独自の学習法「非常識合格法」とは…
司法書士試験の出題傾向に沿って効率よく勉強し、短期合格を目指すのが「非常識合格法」。クレアールの司法書士講座では、法律初学者が最小限の時間と労力で無理なく学べるように、さまざまな工夫が施されています。
知識力 学習範囲を合格するために必要十分な基本論点に絞り込み、徹底的に習得します。
思考力 法的論理の理解が必要となる基礎部分のトレーニングを重点的に行います。
即応力 早期に過去問への取り組みが可能となるプログラムで学習ができます。
実践力 基本事項を多彩な角度から繰り返し、徹底フォローします。

クレアールの学習範囲
合格するために必要な論点を抽出した学習範囲。基礎的な論点を徹底的にマスターすることで、最小限の時間と労力で最大の効果をあげることが可能となります。
司法書士試験すべての出題範囲
司法書士試験の出題範囲は膨大で、すべてやるには時間と労力がかかり過ぎ。短期間ですべてを網羅できる人は、ほとんどいません。また、司法書士試験の全範囲を学習することは、合格に必要な基礎の部分がおろそかになりがちで、たくさん勉強したにもかかわらず不合格になるケースが多く見られます。
非常識合格法について寄せられた質問
非常識合格法について寄せられた皆さんの疑問にお答えいたしました!
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クレアールのこだわりを教えてください
クレアールは、「非常識合格法」の理念のもと、短期間での合格を実現するために、講義や教材の品質に徹底的にこだわり抜いています。かつての資格スクールでは、「講義を提供して終わり」という側面があったかもしれません。
しかし、実際の学習時間の大半は、「一人で黙々と知識と向き合う時間」です。だからこそ、私たちは、合格を目指す方の「一人で学ぶ時間」にできる限り寄り添いたいと考えています。その想いを具体化したのが、多彩な教材や問題演習ツール「CROSS STUDY」です。
私たちは、学習効率を高めるだけでなく、無理なく学習を継続できる環境づくりにも力を入れています。“最高品質の学び”を提供することで、あなたの合格を全力でサポートする―これが、クレアールの変わらぬこだわりです。
「非常識合格法」では学習範囲を絞っていますが、本当に大丈夫なのでしょうか?
大丈夫です。なぜなら、司法書士試験に合格するには、満点を取る必要がないからです。
令和6年度の択一式問題(午前の部・午後の部)の正答率を見ると、たしかに正答率50%未満の難問が4問出題されています。しかし、仮にこれらをすべて間違えたとしても、基礎知識で解ける他の問題(=基本的な問題)に正解できていれば、合格は十分に可能です。
難問の多くは、一般的なテキストには掲載されておらず、「今の教材で本当にカバーできているのか?」という不安を感じることもあるでしょう。また、見たことのない知識が出題されると印象に残りやすく、「もっと学習範囲を広げなければ…」という気持ちになるのも理解できます。
しかし、膨大な知識量を問われる司法書士試験では、そのすべてを完璧に覚えようとするのは現実的ではなく、かえって合格から遠ざかってしまいます。
そこでクレアールでは、合格に本当に必要な範囲に絞ったコンパクトな講義と教材をご提供し、「基礎知識(=基本的な問題)の繰り返し学習」がしやすい環境を実現しています。
むしろ、学習範囲を絞るからこそ、合格に近づけるのです。

非常識合格法で言う「基本的な問題」とは、どういった問題でしょうか?
「基本的な問題」とは次の2つです。
- 条文で明確に定められている事項
- 過去の司法書士試験において反復して出題され、受験生として理解していることが当然であると認識されている事項
司法書士試験合格のためには、難問を正解できるようになる必要はありません。年度によって試験全体の難易度は変動するものの、「基本的な問題」を押さえることができれば、例年午前の部又は午後の部の択一式問題について、35問中30問前後を正解することができます。
基準点はそれぞれ25問前後ですから、基本的な問題を取りこぼしなく正解出来れば、合格水準に達することができます。目指すは、「『基本的な問題』をミスなく全問正解」です。


過去問攻略は、どのようにすればよいですか?
司法書士試験の合格には、「基本的な問題」で着実に得点を重ねる必要があり、そのためには過去問対策は欠かせません。過去問は、知識が定着するまで繰り返し解くことが前提ですが、やみくもに何度も同じ問題を解けばよいというわけではありません。
そもそも同じことの繰り返しは多くの人にとって苦痛を伴うため、モチベーションの低下にもつながりかねません。
そこで登場するのが、クレアールが開発した問題演習システム「CROSS STUDY」です!
「CROSS STUDY」では、認知心理学の知見に基づいた機能を活かして、学習時期に応じた多彩かつ効率的な演習を行うことができます。司法書士試験は全11科目から出題され、インプットが一通り終わった後の復習では、複数の科目を横断して基礎知識を整理・確認することが非常に重要になります。こうした作業は製本教材だけでは難しいですが、CROSS STUDYなら手軽に行うことができます。

「非常識合格法」と「CROSS STUDY」の関係性について教えてください。
一言で表すなら、「不易流行」の関係です。
「不易流行」とは、変わらない本質(=非常識合格法)を大切にしつつ、時代の変化に応じた新しい要素(=CROSS STUDY)を柔軟に取り入れていく考え方を指します。
クレアールの講義および教材は、「非常識合格法」の理念に基づき、基本的な問題の繰り返し学習に最適な形で構成されています。そこに、新たに開発された「CROSS STUDY」が加わることで、苦手分野の克服や、複数科目・分野にまたがる横断的な学習が、より効率的かつ実践的に行えるようになりました。
長年にわたる受験指導の中で培ってきた「非常識合格法」と、最新の学習理論を反映した「CROSS STUDY」。この2つが組み合わさることで、これまで以上に無駄のない、戦略的な学習が可能になりました。ぜひその効果を実感してください。
合格者の声

私はクレアールの講座の受講開始から合格目標年度の試験まで7ヶ月しかなかったので、合格に必要な最低限度の知識を効率よく習得することが必要でした。クレアールのカリキュラムは「非常識合格法」に基づき試験の出題傾向に沿って基礎的な論点を効率よく学習することができるものだったので、短期間で合格可能レベルまで達することができたと思います。

今年惜しくも合格を逃した方やこれから学習を始める方に対して言えることは、基本を大事にすれば合格できるという事です。私の場合は、記述式の基本であるひな形を書くという作業を怠っていました。司法書士試験は、合格率が低いですが、基本的な事項をしっかりやり、最後まで諦めずに努力すれば合格できます。ぜひ来年、合格をつかんでください。