2018年合格者インタビュー 荒木 優さん

荒木 優さん(2018年司法書士試験合格)

荒木 優さん(2018年司法書士試験合格)

一発合格

参考 司法書士合格体験記「クレアールの講義と教材をフルに活用して勝ち取った一発合格」荒木 優さんクレアール司法書士サイト

清水:司法書士試験一発合格おめでとうございます。早速ですが司法書士試験一発合格の秘訣を伺う合格者インタビューを始めます。よろしくお願い致します。

荒木:よろしくお願い致します。

インタビューアー 清水 城(クレアール司法書士講座講師)

インタビューアー 清水 城(クレアール司法書士講座講師)

司法書士試験に合格するまでの過程

司法書士を目指した理由

清水:それでは最初に、司法書士試験に合格するまでの過程についてお伺いします。まず、世の中にいろいろな資格がある中、司法書士を目指そうとした理由からお聞かせください。

荒木:就職が決まらないまま大学を卒業してどうしようかと悩んでいたところ、親戚の司法書士の方から、せっかく大学の法学部で法律を勉強したのだから、司法書士を目指してみないかと誘われたのがきっかけでした。

今年の司法書士試験を振り返って

清水:では次に、今年の司法書士試験を振り返っていただきます。本試験当日をどのような気持ちで迎えたか、午前の部の問題を解いた後の感想、午後の部の問題を解いた後の感想、そして本試験を終えてどのように感じたかをお聞かせください。

荒木:本試験当日は、いつもどおりに起きて試験会場へ行きました。

清水:さほど緊張はしませんでしたか。

荒木:やるべきことは、やったという感じです。午前の部の科目は、いくつか分からない問題もありましたが、合格ラインは超えていると思って安心していました。午後の部の科目は、択一については午前と同じように安心していましたが、商業登記の記述式で少し失敗してしまい、「これは落ちたかもしれない」と不安になっていました。

清水:午前の部の科目は、今年は会社法で難しい問題が出題されていましたが、会社法は大丈夫でしたか。

荒木:会社法は、正直あまり覚えていませんので、問題なかったのだと思います。私はいつも苦手だった民法総則の問題ができた感じでしたので、午前の部の科目は安心していました。

清水:午前の部の科目は、手応えがあったわけですね。

荒木:はい。そうです。

清水:午後の部の科目は、時間配分が課題となるのが一般的ですが、時間配分はいかがでしたか。

荒木:時間配分は、大丈夫でした。

清水:分かりました。午後の部の科目につきましては、後ほどお伺いします。

学校(予備校)選びのポイント、クレアールを選択した決め手

予備校選びのポイント

清水:では次に、予備校選びのポイント、クレアールを選択した決め手について伺います。まず、予備校選びのポイントですが、複数ある予備校の中からクレアールのどこが良いと思われたかをお聞かせください。併せて通学講座ではなく通信講座を選んだ理由をお聞かせください。

荒木:まず、私は栃木県在住なので、通える予備校がないということから通信講座にしようと決めました。

清水:必然的に通信講座を選択したということですね。

荒木:はい。通信講座の予備校の中からクレアールを選んだのは、正直に言うと受講料が安かったからです。ただ、それだけでなく、ホームページを見ると合格実績もありましたし、一般的に大手と言われる予備校と比べても遜色ないと思ったのでクレアールに決めました。

クレアールを受講した感想

清水:続いて、クレアールを受講した感想について伺います。今年の司法書士試験で難関といわれる司法書士試験に見事に合格なさったわけですが、クレアールで受講して良かったところをお聞かせください。

荒木:一番良かったのが択一六法です。そして私が今年の合格に最もつながったと思うのは、4月~6月に毎週実施された実力完成総合答練と模擬試験です。この直前期の答案練習が最後の追い上げになって合格につながったのだろうと感じています。

清水:答案練習をペースメーカーにして、うまく学習計画が立てられたということですか。

荒木:それもありましたし、毎週問題を解いていると自分が成長していることが結構感じ取れました。

清水:答案練習を受けていく度に点数が伸びたということですか。

荒木:はい。自分の実力が上がっていくことを感じることができましたので、自信につながりました。

清水:次に、クレアールでは民法と不動産登記法、商法(会社法)と商業登記法を一体的に学習するカリキュラムになっていますが、この点はどのように感じましたか。

荒木:私は前述のとおり、大学が法学部でしたので、実体法については割と素直に勉強ができていました。ただし実体法の勉強と記述式の学習が一体になっていることで、記述式の学習はスムーズにできました。

清水:例えば抵当権の実体法を学習して、次に抵当権の登記について学習する、そういった橋渡しの部分がスムーズに進んだということですか。

荒木:はい。そうです。

通信講座のメリット

清水:では次に、通信講座のメリットについてお聞きします。実際に通信講座で学習を進めていく中でこんなことが良かった、この点は利便性が高かった、そして最もよく活用した点がありましたらお聞かせください。

荒木:まず、通信講座の場合、家や図書館などどこでも勉強ができるということです。私は図書館でよく利用していました。

清水:スマートフォンなどで講義を聞いていましたか。

荒木:はい。スマートフォンを利用していました。講義動画は、倍速機能を利用できたことがうれしかったです。

清水:1.5倍や2倍で講義を視聴しましたか。

荒木:最初は主に1.5倍ぐらいで視聴しました。2回目からの視聴は、どんどん倍速を上げて視聴できたので、復習の時間が節約できました。

全体的な学習方法

時期毎の学習

清水:分かりました。では次に、全体的な学習方法についてお聞きします。司法書士試験の学習は大きく分けると、学習初期は基本講義中心の学習時期、学習中盤期は基本講義が終わり過去問の学習や初めて答練を受ける時期、試験直前期は問題演習や自身が行ってきた学習の総まとめを行う時期に分かれます。この時期毎にどのような点に注意して学習を進めたか、あるいはこんな工夫をしたということがあればお聞かせください。

荒木:工夫と言っていいかは分かりませんが、学習初期段階は、まず講義を受けながらテキスト中心に学習を進めていく感じでした。そして講義後に、過去問が指定されますよね。

清水:参考過去問ですね。

荒木:学習初期段階は講義を受けて参考過去問だけを解く感じでした。そして民法・不登法一体講義の民法の分野の講義が終わったら、民法の過去問を全部解くという方法で学習を進めて行きました。これが学習中盤期ということになると思います。このように全ての科目の講義視聴が終わったら、答練の勉強や復習をやりました。また私は民法が苦手だったので民法をもう1周という感じで進めていました。

清水:学習初期段階はまず講義を視聴することを優先して、指定された参考過去問を解く。学習中盤期は過去問を学習して、答練を受けていたということですね。試験直前期はどのように進めていましたか。

荒木:直前期も正直言うとほとんど民法の勉強ばかりしていました。

清水:苦手なところに時間を費やしたということですか。

荒木:はい。他の教科については答練で出てきたところだけを復習し、あまり過去問は解いていなかった感じです。

清水:分かりました。それでは、先ほどクレアールの教材で良かったと伺いました択一六法の利用方法についてお聞かせください。

荒木:択一六法は学習初期から最後まで常に使っていました。線を引いたりしていると、講義でここをやった、過去問を解いていてここを間違えたなど、学習進捗が分かるのと、だんだん紙が埋まっていくことが楽しかったです。

荒木さんの使用していた択一六法(クリックで拡大)

荒木さんの使用していた択一六法(クリックで拡大)

学習時間、学習量

清水:では次に、学習時間、学習量についてお聞きします。時期にもよると思いますが、前述の学習初期から中盤期、そして直前期にどのぐらい学習していたかをお聞かせください。

荒木:学習初期と中盤期は大体1日6時間前後ぐらいで、試験直前期は8時間前後でした。

クレアールの初学者カリキュラムの活用方法

清水:分かりました。では次に、クレアールの初学者コースのカリキュラム活用方法についてお聞きします。初学者コースは基本講義のインプットから始まり、最終的には直前期の答練・模試といったアウトプットで終了します。まず基本講義の学習を進めていくときの学習方法や心構え、直前期の答練・模試の利用方法や注意点をお聞かせいただきたいと思います。

荒木:先ほどは、学習初期段階で指定された参考過去問を解くと話しましたが、最初は結構これをさぼっていて、講義が10単元ぐらい進んでからまとめて解くようにしていました。でも、自分の経験からはそれはやめたほうがいいと…。合格体験記にも書きましたが、やはり学習してすぐに過去問を解いた方が記憶の定着が違いますし、まずは間違えても良いかなと思います。

清水:間違えることも一つの勉強だということですね。

荒木:そうです。間違えることを恐れて、「さぼる」などしてしまうと実力は伸びないかと…。

清水:なるべく早く過去問を確認した方が良いということですね。

荒木:はい。そうです。答練や模試は、講師の方も強調していましたが、解説をよく読むということが大切です。たとえ正解した問題であっても自分の解答の筋道が正しかったのか、また解説では関連する知識なども触れていたりするので、答練の復習もきちんとした方が良いです。

清水:正解していた場合でも解説をしっかり読むべきだということですね。

荒木:はい。その通りです。

クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想

清水:クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想について伺います。司法書士は難関資格の一つであるため、民法、不登法、会社法等の早い段階で挫折してしまう方もいらっしゃいます。学習を開始して辛かったこと、工夫したことがあればお聞かせください。また、辛かったことがあった場合は、どのようにして乗り越えて学習を続けていったかをお聞かせください。

荒木:辛かったこととしては、不動産登記法を初めて学習したとき、用語が分からなくて、一体これは何を言っているのだという感じで、最初は全く理解できませんでした。それをどのように乗り越えてということですけれども、正直やるしかないというか、分からなくてもどんどん先に進むことをやらないと、結局分かりません。

清水:それは大事ですね。最初はわからなくても、学習を進めていくにつれて「そういうことだったのか」と分かってきますから。

荒木:例えば登記の目的、登記の原因と並んでいます。最初は分からないまま学習していましたが、学習を進めていくと登記の目的といったらこういうことだ、登記の原因はこういうことだなどだんだん分かってくるので、最初でつまずいたとしても我慢というかどんどん先に進めていくしかありません。

清水:分からなくても先に進むことが大事だということですね。会社法は不動産登記法ほど、つまずきませんでしたか。

荒木:多少はつまずいてはいましたけれども、過去問を解いたりして乗り越えました。

具体的な学習計画の立て方と実行方法

清水:分かりました。では次に、具体的な学習計画の立て方と実行方法についてお聞きします。クレアールのカリキュラムで学習を進めていく上で、具体的にどのように学習計画を立てて実行したか、そして学習計画を立てる際の注意点をお聞かせください。

荒木:正直に言うと、学習計画などはあまり立てていませんでした。勉強時間が他の人より確保できると思っていたので、とにかくやっていけばいいだろうという感じです。それでも学習計画表に沿って、次の科目の配信開始が始まる前には前の科目は終わらせておくというペースで進めていました。

清水:特に細かいところまでは決めずに進めていき、状況に応じて、「今日はここが足りなかったからこれをやっておこう」といったような柔軟な進め方でしたか。

荒木:はい。その通りです。

お試し受験について

清水:では次に、お試し受験について伺います。クレアールでは合格目標年度の前年に司法書士試験のお試し受験を勧めています。お試し受験を受けてどのような感想、あるいは手応えがあったか、そしてお試し受験がその後の学習にどのようにプラスになったかをお聞かせください。

荒木:お試し受験を受けたときは、あまり結果が良くありませんでした。お試し受験のときは、確か午前の部の科目が15問ぐらい、午後の部の科目の択一は10問ぐらいしか正解していなかったと思います。記述式は問題文を読みましたが全く意味が分かりませんでした。

清水:お試し受験の段階では、カリキュラムのどのぐらいまで進んでいたのですか。

荒木:あまり正確には覚えていませんが、民法・不登法一体講義の視聴が終わり、商法(会社法)・商業登記法一体講義に入ったくらいだったと思います。ですから、午前の部の科目の15問ぐらいは、ちょっとできたかなという感じでした。まだお試し受験の段階では、カリキュラムが進んでいないので、この程度だろうと結果を受け止めて、この後からカリキュラムに沿って勉強を進めていけば合格レベルには達するだろうと感じていました。

清水:学習した部分に関しては解ける問題があったりして、このまま続けていけば次は合格レベルに達するという感触を得たということですね。では次に、学習に際して自分が工夫したところについて伺っていきます。まず、教材の利用方法ですが、司法書士試験は出題される科目が多く、クレアールではいろいろな復習教材をご用意しています。学習を進めていく上でどの時期にどのような教材を利用したか、実際に学習した教材、そしてご自身で作成なさったノートを拝見させていただきながら、利用方法をお聞かせください。また、教材、PDFデータの活用の有無や活用方法もお聞かせください。

荒木:最初はテキストを使って講義を視聴し、択一六法で復習したという感じです。

清水:テキストを使って講義を視聴した後は、先ほど話に出ていた参考過去問を解いて、そして択一六法で条文を確認する。この3つをぐるぐる回しながら学習していったということですか。

荒木:はい。そうです。

清水:復習教材のPDFデータは使いましたか。

荒木:合格書式マニュアルのPDFだけは、スマートフォンにダウンロードして使いました。ちょっと厳しい言い方ですけれども、PDFをスマホで見るのは少し見づらかったのですが、ひな形集はスマホに入れておけばどこでも見られるので結構使いました。

教材の利用方法

過去問の学習方法

清水:では次に、過去問の学習方法についてお聞きします。司法書士試験の学習では、ご存じのとおり過去問の攻略が合否に直結します。過去問をどのように学習したかをお聞かせください。併せて、○×テスト、過去問1,000問ノックWebテストの利用の有無や活用方法もお聞かせください。

荒木:過去問は、先ほど話しましたとおり、まずは講義で説明された参考過去問を解くことから始めました。そして基本講義が終わったら過去問題集を解きました。

清水:過去問は、普通に問題を読んで解答を見て、間違えていたら択一六法やテキストを見て復習したという感じですか。

荒木:はい。そうです。過去問1,000問ノックWebテストは基本編だけ利用しました。

清水:分かりました。先ほど過去問をもっと早く取り組めば良かったというお話がありましたが、基本講義が一通り終わった後は、しっかり過去問を学習しようという態勢に入っていたのですね。

荒木:そうです。民法は、講義が物権法まで終わったときに過去問題集を始めました。物権法までとなると結構量が多かったため、なかなか進まなかったですし、講義もだいぶ前に学習したので、忘れてしまったところもたくさんあって、もっと前からやっておけば良かったと思いました。

荒木さんが使用していた不動産登記法の択一六法(クリックで拡大)

荒木さんが使用していた不動産登記法の択一六法(クリックで拡大)

記述式の学習方法

清水:では次に、記述式の学習方法について伺います。初学者にとっては記述式の学習に不安を持つ方もそれなりにいらっしゃいます。記述式の学習を進めていく上で注意したこと、工夫したことをお聞かせください。また、答案構成用紙をどのように使用したか、不動産登記、商業登記、それぞれお聞かせください。

荒木:講義を視聴した後、合格書式マニュアルと合格書式マニュアル対応問題集から始めました。始めたのが9月ぐらいで、ちょっと遅い感じでしたけれども、そのときはただひな形を写すだけでした。この学習を進めていたら、確か書式の答練が始まりました。

清水:書式の問題2問を解く書式解法マスター答練ですね。

荒木:そうです。まず書式解法マスター答練を解いてみたら、得点が悪かったのが結構ショックで、これは勉強を開始するのが遅れたと思って、そこから本格的に始めていきました。最初はひな形を覚えて、その後は記述式ハイパートレーニングというちょっと実践的な問題を学習していきました。

清水:分かりました。工夫したことというと、先ほどお話しされていらっしゃったひな形集をスマートフォンに入れていたということですか。

荒木:ひな形集をスマートフォンに入れてはいましたが、あまり工夫はしていなかったと思います。

清水:多分、ご自身は普通のことをやっているという感覚なのだと思います。ですので、いろいろと工夫はなされていると思います。例えば、択一六法にひな形を書いていらっしゃいましたか。

荒木:たまには書きました。

清水:それは、「このひな形はちょっと自信がないな」と思ったところを書いたのですか。

荒木:今すぐには思い出せませんが、ここにまとめて書いておけば、ぱっと思い出せるというようにしていたと思います。

清水:答案構成用紙はどのように使用されましたか。

荒木:先生方が講義で教えてくれたとおりに書いていました。

清水:例えば、商業登記は時系列で書いていくような形式ですか。

荒木:はい。そうです。

学習を効率良く進めていくうえで工夫したこと

清水:分かりました。では次に、学習を効率良く進めていく上で工夫したことについて伺います。学習を効率良く進めるために、1日、1週間をどのように過ごしていらっしゃったか、そして、クレアールの通信講座をどこでどのように学習したか。音声学習の利用の有無や復習講義の利用の有無、および活用方法をお聞かせください。

荒木:勉強する場所は、先ほどお話ししましたとおり、主に図書館へ通って勉強していました。

清水:講義を図書館で視聴していたのですね。

荒木:全部図書館でした。

清水:ご自宅ではあまり勉強はせずに、図書館が中心だったのですね。合格体験記に記載されていらっしゃいましたが、1日2科目を勉強なさっていたのですね。

荒木:やはり図書館へ行くとなると、テキストも結構分厚いですし、荷物がかさばるので。そうなると持ち運びできるのが2科目でした。でも、1日2科目でも大体6時間ぐらいは勉強するので、それぞれの科目を3時間勉強することになるため、ちょうど良い感じに分かれたと思います。私は、家より図書館の方が集中できるタイプだったので、図書館でなければ駄目だと思っていました。

清水:受験生の方にはいろいろなタイプがあると思います。例えば1日に多くの科目をやりたい方もいらっしゃいます。荒木様は1日2科目ということでしたが、ご自身で1日2科目の学習は良かったと思われますか。

荒木:1日2科目は、ちょうど良かったと思います。例えば過去問を解いて解説や択一六法で確認する作業を丁寧にやると、大体10問で1時間弱くらいになります。過去問を解いた感想ですけれども、過去問の分野はまとまってやる必要があると思うので、少ない科目で結構時間をかけてやったほうが良いと思います。

清水:例えば民法の代理の分野だったら、今日は代理の分野をしっかりやるという感じですか。

荒木:はい。そうです。

清水:1日に学習する科目が少ないと、分野ごとに集中して学習ができるメリットがありますね。

荒木:はい。そうです。

苦手科目、苦手分野の克服法

清水:では次に、苦手科目や苦手分野の克服法について伺います。学習を進めていくと、例えば民法の何々の分野が分かりにくくて辛かった、会社法のイメージが掴みにくかった、記述式の何々に戸惑いがあったなど、苦労したことがあったかと思います。このようないわゆる苦手となりそうな分野、あるいはご自身が苦手と感じた科目や分野をどのように克服したかお聞かせください。

荒木:私の場合は民法がずっと苦手だったというのと、最初は民事訴訟法も結構苦手だったのですが、過去問を解くことによって克服した感じです。苦手でもとにかく過去問を解くことから始めて、それを継続していけばそのうちに克服できるようになりました。

清水:苦手な分野はとにかく過去問をしっかり解いて、時間をかけて学習していくことによって克服していったということですね。

荒木:はい。そうです。

答練・模試について

清水:では次に、答練や模試についてお聞きします。初学者にとっては答練で思うように解けないこともあれば、点数が伸びなくて辛いと思うことなどもあると思います。答練を解くときの心構え、注意したこと、工夫したことや返却された答案・成績表の利用方法や定期テスト・解法マスター講義の利用の有無や活用方法をお聞かせください。

荒木:過去問を解くのと同じですけれども、やはり初めは点数が低くて当然という態度で良いと思います。

清水:最初は点数が取れなくても気にするなということですね。

荒木:はい。私も実際そうでした。あと答練で記述式の場合、自分でしっかり勉強していても独特の引っ掛けのようなものがありますよね。こういうものは問題集などをやっていてもあまり出てこないので答練の記述式問題で慣れていくのが良いと思います。

清水:答練は時間制限がありますが、問題を解く時間はしっかりと計られていましたか。

荒木:初めはきちんと計っていましたが、途中からはトイレに行ったりして、少し時間をオーバーしてしまうことも何回かありました。

清水:答練の答案用紙を提出すると個人成績表が返ってきますが、個人成績表を見てどのように感じましたか。

荒木:やはり初めて見たときは点数が低くて、順位も結構ショックだったのですが、それは初めだけで、2回目からはもう参考程度というか、あまり気にしませんでした。

清水:個人成績表には、正答率などが出ていますが、正答率は気にされていましたか。

荒木:私は正答率よりも自分が間違えた問題に特に注目していました。

清水:分かりました。定期テストは使われましたか。

荒木:はい、使いました。

清水:学習の進捗を確認するような意味合いでしたか。

荒木:そうです。

清水:解法マスター講義は利用されましたか。

荒木:解法マスター講義はどのようなものですか。

清水:択一式解法マスター答練や記述式解法マスター答練の問題を解く前に視聴する講義です。

荒木:記述式解法マスター答練の解法マスター講義は見ました。解法マスター講義は答練を受け終わった後も見ました。

午後の問題の解き方について

清水:分かりました。今度は午後の問題の解き方についてお聞きします。午後の部は択一式問題35問と記述式問題2問を解かなければならないので、必然的に時間との勝負という要素があります。午後の部の択一式問題をどのように解いたのか、時間配分はどのように考えていたのか、そして今年の本試験ではどのような時間配分で問題を解いたのかをお聞かせください。

荒木:単刀直入に言って、最初から順番に解いていくやり方です。

清水:オーソドックスに最初から解いたのですね。

荒木:はい。時間配分なども気にしていませんでした。

清水:それは、答練のときからずっと時間配分は気にしていなかったのですか。

荒木:はい。答練などを受けていくうちに、制限時間内に収まることがだんだん分かってきたので、本試験のときもそれほど気にせず、いつもどおり最初から順番に解きました。

清水:日頃の答練でも、時間がオーバーしてしまうことはほとんどなかったということですか。

荒木:そうです。

清水:本試験当日は、思ったより時間がかかってしまったと言う話はよくありますが、本試験当日もいつもどおりに解けましたか。

荒木:はい。予定どおりでした。実は本試験当日、時計を持参するのを忘れてしまいました。

清水:本当ですか。

荒木:そのため、正確には分かりませんが、午前、午後とも大体15分ぐらい前には解き終わったと思います。いつ終わるのかヒヤヒヤしながら見直しをしていました。

清水:試験会場に時計はありましたか。

荒木:実はなかったのです。家を出たときに気付いてまずいと思ったのですが、試験会場が大学だったので、まさかあるだろうと思っていたらなくて、びっくりしたのですが(苦笑)。何とか本試験当日は解き終えましたが、時計は忘れないようにすることは大事です。

清水:普通だったら、そこで動揺してしまうと思いますが、多分「日頃から時間内にいつも解き終わっていたので大丈夫だろう」というのがあったのかもしれませんね。

荒木:はい。そうだと思います。

モチベーションの維持

清水:分かりました。では次に、モチベーションの維持について伺います。司法書士試験だけではなく、一般的に難関資格、1年を超える学習期間が必要な資格試験の学習を継続していくことは、心身ともにきつい点が多々あります。学習を進めていく中で、もし挫折しそうになったことがありましたらどう乗り越えたか、そして気分転換をどのように図ったということがあればお聞かせください。

荒木:挫折ということでしたら、過去問を解いていてもなかなか正解しなくて苦しむことや、答練の結果が悪いということはありましたが、先生方はことあるごとに結果は気にするなとおっしゃっていたので、私も気にしないで進めていこうという気になっていました。

清水:いずれ分かるようになるから、とにかく先に進んでいくということを心掛けていたのですね。

荒木:はい。そんな感じでした。

清水:何か気分転換などはしていましたか。

荒木:週に1日とか2日は結構何もしないで休んでいました。

清水:全く勉強しない日を設けていたのですか。

荒木:大体2日か3日置きぐらいに勉強しない日を設けて休んでいました。

学習ナビ動画について

清水:では次に、学習ナビ動画について伺います。クレアールでは学習の時期ごとにさまざまな学習ナビ動画をご用意しています。受講する上でご利用された動画や役に立った点などをお聞かせください。

荒木:学習初期段階のことは、視聴したと思いますが、あまり覚えていません。ただ答練の復習方法などは解説を読めということなど参考になることを聞いたと思うので、視聴したと思います。

これから学習する人、現在学習を始めている方へのアドバイス

一発合格の秘訣

清水: では、これから学習する人、現在学習を始めている方へのアドバイスをお願いしたいと思います。なかなか難しい質問かもしれませんが、一発合格の秘訣は何でしょうか。

荒木:基本に忠実に学習するということですかね。すぐ浮かびません。

清水:ご自身で何か一つ要因を挙げるとすると、やはり過去問の攻略ですか。

荒木:そうです。過去問の攻略は必須です。

清水:先ほどお話しされていましたように、とにかく早めに過去問に取り組んでいくということですか。

荒木:はい。やはり知識があっても、問題として出題されるとパターンが変わることもあると思うので、とにかく過去問の学習です。

清水:知っている知識でも、問われ方によっては間違えてしまったりしますよね。

荒木:はい。そういうことは確かにありました。

清水:問われ方のパターンなどを知る上でも、過去問を解いてみることが大事だということですか。

荒木:はい。そうです。

これからの抱負

清水:では、これからの抱負をお聞かせください。

荒木:まずは、早く司法書士として一人前になることです。

最後に

清水:分かりました。では最後に、来年、司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ、伝えたいことをお聞かせください。

荒木:クレアールを信じて学習を継続していけば合格できますと伝えたいです。

清水:カリキュラムに沿って学習してくださいということでよろしいですか。

荒木:はい。

清水:分かりました。本日はいろいろなお話を聞かせて頂きましてありがとうございました。合格者インタビューを終了致します。

荒木:ありがとうございました。