心理系公務員 合格者座談会 その2

目次

はじめに

2014年の本試験において、見事合格を勝ち取られたクレアール生合格者を迎えて、「心理系公務員 合格者座談会」が行われました。今回は総勢10名の合格者にご参加いただき、自身の体験から貴重なアドバイスをお話ししていただきました。ここではその模様を皆さんにご紹介いたします。

学習を始めた時期について

司会:まずは合格者の皆さん、おめでとうございます。早速ですが、まずはいつから勉強を始めたか、どのくらいの期間勉強したのか、そんなことをお伺いしていきたいと思います。ではこちらから、Aさんからよろしいですか。皆さんのお手元にプロフィールがあると思いますので、そちらでご確認しながらお聞きください。ではAさん、お願いします。

Aさん:大学3年生の春から勉強を始めました。

司会:ありがとうございます。本腰が入ったのはいつですか?

Aさん:大学3年生のもう2月とかです。

司会:大学3年の2月ということは、春から始めて、その翌年の2月ぐらい。

Aさん:はい。

司会:では、4年生になる少し前ぐらいに本腰が入ったという。

Aさん:はい。

司会:ありがとうございます。Bさん、お願いします。

Bさん:私がクレアールに入ったのは大学3年の4月ごろなのですが、心理学の勉強は夏ぐらいまで自分でやっていて、10月ごろにやっと数的処理とかを始めました。それですごく遅れていると思っていたので、数的処理は気合入れて学習しました。気持ち的に本腰が入ったのはAさんと同じ感じで、大学3年生で授業が落ち着いてからという感じです。

司会:3年生で、もう本当に春休みに入るころという。ありがとうございます。ではCさん、お願いします。

Cさん:私が勉強を始めたのは4月ごろです。私は他学科(史学科)出身なのでかなり焦りがあったため、本腰を入れたのもだいたい同じ時期ぐらいから本腰を入れました。結局は9月ぐらいから本気になった感じではあるのですが、最初から頑張ろうという気持ちでやっていました。以上です。

司会:Dさん、お願いします。

Dさん:クレアールに入ったのが大学2年生の終わりぐらいで、私は教養のほうが不安だったので、数的処理とかを中心にやっていまして、心理に力を入れ始めたのは8月とか夏ぐらいからでした。

司会:それは2年生の?

Dさん:3年生です。

司会:3年生の夏から?

Dさん:はい。

司会:ありがとうございます。Eさん、お願いします。

Eさん:私は2年生の終わり、2月ぐらいから市販の参考書で数的をちょこちょこやりまして、クレアールの心理の授業が始まったのが3年の5月だと思うので、そこから授業を受けつつという感じでした。気合いが入ったのは3年の12月の年末でした。「年末年始は遊ばないぞ!」みたいな感じでした。

司会:ありがとうございます。Fさん、お願いします。

Fさん:不真面目で本当に怒られそうなのですが・・・。

司会:怒りませんよ(笑)。

Fさん:私は2月から始めました。1月10日まで、前年度が・・・。

司会:2月というのは、3年生の終わりごろの2月ということですか?

Fさん:今、私は博士1年なので・・・。

司会:そうですか、ごめんなさい。

Fさん:去年が修士2年で修論を書いていて、1月10日にそれを提出して、1月31日にクレアールに来て、そこで契約をしてみたいな感じで、2月1日から、やばいみたいな感じで始めました。

司会:その年の5月とか6月が試験だったということですよね!?

Fさん:はい。絶対真似をしないでほしいです。

司会:真似をしない。

Fさん:絶対真似をしないでほしいですけど、そんな感じです。

司会:では、そのときから全力で?

Fさん:もう尻に火がついているという状態で始めたので・・・。

司会:分かりました、ありがとうございます。ではGさん、お願いします。

Gさん:私は法学部に在学していまして、ちょっと人よりも遅れているなと感じていたので、勉強自体は3年の4月から始めていました。実際にやっていたのは、心理とか専門の勉強だけで、しっかり教養にも力を入れ始めたのは3年の9月からになります。

司会:では、どっちかというと専門のほうを先にやって、教養は後から?

Gさん:はい、そうです。

司会:何か珍しいですね。みんな教養のほうが先でした? そうでもない人もいるわけですね。では、専門のほうを先に力を入れたという人? 結構いますね、ごめんなさい。ありがとうございます。本腰が入ったのは?

Gさん:9月から、教養も専門も同時進行という形です。

司会:ありがとうございます。Hさん。

Hさん:私は修士の1年の1月から勉強を始めて、1月から数的処理だけやって、3月から心理学をやりました。

司会:ちゃんと追いかけられなかったのですが、ごめんなさい。修士ですか?

Hさん:そうです。今(修士)2年です。

司会:なるほど、そうですか。

Hさん:なので、遅いです。

司会:分かりました。修士で臨床系ですか?

Hさん:はい、臨床系です。

司会:結構実習とかありますよね。ほかにも臨床系で院の方がいらっしゃるかもしれないですが、実習とかありますよね。両立とかは大丈夫ですか?

Hさん:休んだりすることもありましたけど。

司会:勉強をですよね?

Hさん:実習を・・・。

司会:あっ、実習を?!

Hさん:何人か複数でやっている実習があったので、同期に事情を説明して理解してもらって、この日休みを頂戴と言って、試験直前だけですがお休みをもらって、2―3回休みましたけど、それ以外は両立もできる感じだと思います。

司会:ありがとうございます。もし臨床系の院にいらっしゃる方で心理系公務員を目指されている方がいたら、参考になるかもしれませんね。Iさん、お願いします。

Iさん:私がクレアールに入ったのは大学4年生の6月で、大学を卒業した年に1回目の試験を受けて、法務省と埼玉県上級に面接で落ちてしまいまして、今年2回目の受験で埼玉県に受かったのですが、2年目ということだったので本当に本腰を入れたのが、もうこれが最後というつもりだったので、特に年が明けてからは本当に真剣にやっていました。

司会:クレアールに入ったのはいつですか?

Iさん:4年生の6月です。

司会:この勉強を始めたとき?

Iさん:はい。

司会:ありがとうございます。

学習ペースとモチベーション

司会:ここまでで何か付け足したいこととか、これは言っておきたいというのはありますか?たぶん早く始めたほうがいいというのは皆さんあるかと思うのですが、勉強はなるべく早く始めたほうがいいという一般論を付け加えさせていただいて、ではちょっと勉強の動機付けの維持との関係も出てくるかもしれないのですが、勉強のペースをどういうふうに保ったか。人によっては、たぶん大学のことが忙し過ぎて勉強がまったくできない時期があったとかいろいろあると思うので、その辺りをちょっと聞いていきたいのですが、端から聞くのも芸がないので、Fさん、いかがですか?ちょっとイレギュラーな感じで、ぎりぎりで勉強を始めたとおっしゃっていたのですが、どんなふうに?ペース、大学とのバランス・・・。

Fさん:それこそ臨床の院だったので、実習と、あとケースを外部の病院とかでやっているのがあったので、その日はあまり勉強はしていなくて、家へ帰ってから今までやったところを見直しただけで、それ以外の日に、例えば1日空く日とかに2講義とか3講義をウェブ講座で早送りして聴くというのをやっていました。モチベーションが、私は基本怠惰人間なので続かないなと思って、これはちょっと手帳なのですが、やった日にはシールを付けているのです。完全にトークンなのですが、それでモチベーションを保っているみたいなところが若干ありました。

司会:心理学、大活用ですね。

Fさん:大活用です。

司会:いわゆるトークンエコノミーというやつで、達成したらシールを貼るみたいなことで、それで動機付けが上がるという。ありがとうございます。ほかに、これはちょっと自分は言いたい、ペースをこういうふうにバランスを取ったとか、アルバイトとの両立とか、ある方はいらっしゃいますか?Eさん、いかがですか?

Eさん:私も一応いろいろ試みたのですが、3年の8月とかは、この日は何をやろうと、数的を何問解くぞみたいな、小さい付箋でまず予定の所に貼って、できたらはがして、「ああ、終わった」というのをやっていました。

司会:手帳を使って自分の行動、勉強をコントロールするみたいな?

Eさん:そうですね、コントロールしていました。

司会:そんなふうに自分をこういうふうに律していった、ペースを保っていったという、もうちょっと何か言いたいことがある方はいらっしゃいませんか?Dさん、どうですか?

Dさん:私は勉強を始める前に、一日の初めに今日やることを専用のノートに、やるものと順番をきちんと分けてすべて書いて、チェックを付けて、ちょっと似ているのですが、そういう感じで一日これだけやったという達成したものを作っています。

司会:ではその日その日で、今日はいっぱい勉強ができそうだったら多めにという?

Dさん:そのノートを見て、ああ、いっぱいやったなという。

司会:結構記録を取られている方が多いのでしょうか?自分がこれだけ勉強したとか、手帳を使ったりして記録を取っている方が結構いらっしゃる。そういうふうにしていたという人は結構いらっしゃるのでしょうか。ありがとうございます。一覧ページへ
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