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合格体験記「毎日必ず勉強することにより掴んだ一発合格」小野寺 俊助さん

小野寺 俊助さん

 

何故司法書士資格を目指したか

司法書士資格の学習をする前に宅建士と行政書士の資格試験には合格していました。これらの資格試験を勉強していく中で、探究心の強い私は「法律系や不動産系の知識をさらに幅広く深く会得したい」という学習意欲が出てきたからです。

司法書士資格は合格率の低い難関資格ではありますが、憲法、民法、会社法はある程度学習済みだったため、「頑張れば取れる資格」と思い、勉強する決意をしました。

何故クレアールを選んだか

3点あります。

1点目は他の資格スクールと比べて受講料が安かったからです。受講料が安いとどうしても手抜きなところがあるのではないかと疑ってしまいますが、パンフレット等を見ても、手抜きなところは全く感じられず、合格サポート体制もしっかりしてることを感じました。

2点目は合格お祝い金制度があったからです。私が最終的に目指すのはもちろん司法書士試験合格です。しかし、合格お祝い金制度というご褒美があることによって、『いつか合格するぞ』ではなく、『目標年度(2020年度)で必ず合格するぞ』というやる気を引き出してくれました。

ちなみに、宅建士と行政書士の資格もクレアールで学習しましたが、どちらの資格も目標年度で1発合格を果たして合格お祝い金をいただくことができたので、司法書士でも合格お祝い金を勝ち取る意欲で学習を始めました。

3点目は学習中の疑問に対して何度でも質問可能な質問制度があったからです。私は疑問を感じるとすぐ解決しないと気がすまない性格なのでこの制度は非常に助かりました。司法書士の学習を始めてから沢山質問させていただきました。質問から2~3日程度で迅速、かつ丁寧な回答をいただけたので司法書士受験対策室の方にはとてもお世話になりました。

クレアールで学習して良かった点

(教材について)

テキストが分厚いとそれだけで気が遠くなりやる気がなくなりますが、クレアールのテキストは試験合格に最低限必要な内容にまとめられており、分厚くもなく、持ち運びが簡単にできる点がとてもよかったです。

条文を確認できる択一六法はA5サイズなので電車の中でも本を読む感覚で使用できました。

(講義について)

私は集中力があまりない方なので、2~3時間続く講義だとおそらく学習がはかどらなかったと思います。しかし、1回の講義が約1時間程度と集中力が持続できる時間となっていた点はとてもよく自分には合っていました。

講義は倍速で聴くことができるので、時短学習をしたかった私は常に2倍速で聴いていました。

パソコンだけでなくスマートフォンでも講義が聴けるため、電車の中でイヤホンをしながら講義を聴くこともありました。とても良いシステムだと思います。

クレアールのカリキュラムで有益または活用しやすかった点

民法と不動産登記法、会社法と商業登記法の学習が一体となっていたため、内容の重複する部分の学習が省け、効率よく学習できたのかなと思います。

講義は1時間程度の単元別に分かれていたため、学習しやすいと思います。

また単元別なので、苦手としている単元をもう一度聴きたいと思った時に、検索しやすくてとても便利でした。

答案練習の効果的な活用方法

答案練習は必ず第一次答案提出期限が決められているので、学習が不十分だとしてもきちんと期日までに提出することを心掛けました。

答案は採点されて個人成績表が返却されるので、答案締切り後にアップされる解説講義を視聴した上で、間違えたところを中心に何度も復習をしました。

私は記述式に不安があったので、記述式の答練は模範解答通りに解答できるまで何度も復習しました。

答練は過去の本試験では出題されていない未出題の問題も多く含まれているため、解いて提出するだけで終わらせず、きちんと復習することが一番大事だと思います。

お試し受験について

私の合格目標年度は2020年度で民法改正後の内容の試験です。

お試し受験した2019年は民法改正前の試験内容だったため、合格することは想定せず、本当にお試しという受験でした。

択一式は半分くらいしか点が取れず、記述式に関しては商業登記はやや書けましたが、不動産登記はほぼ白紙状態でした。

合格することが目的ではなかったのですが、あまりにも出来が悪すぎて1年後に本当に合格するのだろうかと不安にはなりました。

しかし、「記述を中心にもっと頑張らないと…」という意欲もわきました。

また、憲法や刑法、民事訴訟法、供託法等のマイナー科目と呼ばれている科目が意外と点が取れていないこともわかり、メイン科目がよくてもマイナー科目の学習をおろそかにすると合格できないということもわかりました。

午後の択一式の問題に時間をかけていると記述式に時間を取れないということもわかり、問題を解く時間配分も大事だとわかりました。

お試し受験をしてよかったです。

学習を進めていくうえでのポイント

初期段階での学習はわからなくても一通り全ての科目(単元)を学習し終えてしまうことが重要かと思います。

理解不十分な科目(単元)があってもそこでとどまるのではなく、次の科目(単元)に進み、全ての科目(単元)をざっと学習し終えることです。

具体的には民法から学習をはじめ、司法書士法までとりあえず一通りざっと学習します。

1周目の学習は司法書士試験では大まかな全体像をつかみ、どんなことを学習するのか、科目と科目の関連性などがわかればそれでよいかと思います。

1周目の学習が終えたら、最初に学習する科目の民法に戻り2週目の学習をします。2週目はきちんと理解することに重点を置き、学習しました。

学習スケジュールをどのように立てて、学習を進めたか

私の場合、司法書士の学習を始めてから目標年度の試験まで2年半あったので、初期段階での学習は1日1単元進めるというスケジュールで学習を進めました。

講義の時間が1時間くらい、講義を受けた箇所に該当する過去問を解いたり復習に2時間くらい、1日トータルで3時間くらいです。

ポイントは必ず毎日やるということです。

仕事で忙しかったり、体調が悪かったりしても必ず毎日勉強しました。このような時は1単元学習できない時もありました。

ただ、こういった状況で5分しか時間を取れなくても必ず勉強してきました。

最初から毎日学習するという習慣付けが大事だということを強く意識していました。

苦手科目の克服法

私は当初から記述式に不安があったので、記述式の学習は早めの段階から始めました。

もし本試験でわからない問題が出題されても択一式は運がよければ正解する可能性があります。

しかし、記述式は基本的なひな形を覚えてないと書くことができません。

とりあえずよくわからなくてもいいので、特に学習初期段階は書いて書いて書きまくり基本ひな形を覚えることです。

合格書式マニュアル対応問題集は書式のひな形を覚えるにはうってつけの問題集なので、これをフル活用しました。

ある程度基本ひな形を覚えたところで次に本試験の連件申請や一括申請の出題に対応できるよう記述式ハイパートレーニングや答練を活用しました。

どの学習時期もそうですが、書きまくることです。私の場合、記述式対策で使用したノートは最終的に10冊くらいになりました。

本試験の記述式

午後の部は、択一式を1時間以内に解き終えるのを目標としていました。

私が受験した令和2年度司法書士試験は、民事訴訟法、供託法、司法書士法は比較的簡単だったので、けっこう早めに解き終えて記述式に多くの時間が回せるかもしれないと思っていました。

しかし、登記法になってから急に難しい問題が多くなり手こずってしまい、目標の一時間以内で解くという目標が達成できませんでした。

結果、記述式の問題ですが、何を書くかはわかってはいたのですが、書く時間が足りず、満足に解答欄を埋めることができませんでした。

問題自体は難しくなかったので、あと20分あれば満足に埋めることができたと思います。

択一の登記法に手間取ってしまったのが致命的で、時間配分を誤ったのが反省点です。

記述式の解答欄を埋める順番ですが、埋めやすいところから埋めて、部分点を確実に狙っていく戦略がお勧めです。

不動産登記記述式でいえば、登記事由、登記原因、登録免許税は一行で書ける箇所で時間もかからないので先に埋めていきます。

登記事項や添付情報は書く量が多かったり検討するのにやや時間がかかるため、最後に埋めます。

あと注意点としては枠ズレをしないことです。枠ズレをするとかなりの致命傷と言われています。

ただし、私は本試験で枠ズレをしてしまいましたが、大きな減点にはならなかったようなので、枠ズレ=不合格ということでもないようです。仮に枠ズレをしてしまっても悲観的になることはせず、他の部分できちんと点が取れればといいのかなと思います。

試験後、クレアールから模範解答例が出ましたが、登記の目的、登記原因、登録免許税は比較的模範解答例通りの解答ができたと思います。

登記事項や添付書類は所々、脱落していたり誤答をしていました。また、理由を書かせる論述問題も2問中1問はわからず空欄。さらに債務者変更登記を抜かす枠ズレをしましたが、不動産登記の記述式の得点は35点中22.5点でした。

この結果からも、部分点を確実に狙う私の戦略は間違ってはなかったようです。

記述式問題を解く上で問題文はしっかり読まないと出題者の罠にはめられてしまうことがあります。

令和2年度司法書士試験ですが、例えば、商業登記の問1では登録免許税は内訳まで書かせる問題でしたが、問2は内訳までは不要でした。このように問題文をしっかり読まないとうっかりミスをしてしまう可能性があるので注意してください。

私は何を書いたか自分でもわからなくなることがある悪筆ですが、採点者が判読できる時であれば、採点はされるようです。

「字が汚なくて採点されないのでは」と不安に思う方は安心していただいてよろしいかと思います。

気分転換方法

私の場合、集中力があまりないので、仕事が休みの日でも一日の大半を勉強時間に費やしたことはありません。

空いた時間は漫画を読んだりバラエティー番組を見たりして楽しんでいました。

コロナ禍前は知人とお茶したりもして気分転換していました。

来年度以降の合格を目指す方へ

私が受験した令和2年度はコロナ禍だったため、試験直前期はコロナに感染しないように特に注意しました。少なくとも来年度はまだコロナ禍での受験になるかと思いますので、試験直前期の日々の行動や体調管理には十分注意してください。

法学部出身でもなく、法律に携わるような仕事もしたこともありませんが、司法書士という難関資格を1発合格することができました。

クレアールを信じて頑張って下さい。

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