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合格体験記「令和2年度司法書士試験の実施延期を活かして掴んだ超短期合格」Y.Tさん

Y.Tさん

 

何故司法書士資格を目指したか

きっかけは2つあり、1つは、コロナ禍での出産を機に転職を考え、なんらかの資格を取得したいと考えたことです。もう1つは、人と関わる仕事で、ある程度身近な業務を扱う仕事に携わりたいと考えたことです。これらを踏まえて資格について調べる中で、司法書士に一番魅力を感じ、受験を決めました。

何故クレアールを選んだか

学費が低く抑えられることと、短期合格に力を入れてらっしゃる点に魅力を感じたからです。コロナで育児は夫婦二人きりでしたので、コロナが長引くことを考えると、少しでも費用をかけずに早く合格したく、クレアールさんを選びました。

クレアールで学習して良かった点

講義が非常にわかりやすかったです。法学の勉強は初めてでしたが、講師の先生方は難しい内容をかみ砕いて、驚くほど簡単にわかりやすく説明してくださったので、スムーズに勉強をスタートできました。テキストは非常に丁寧で、細かい論点まで載っています。最初読んだとき「?」でも、何回も繰り返し読むと段々理解できるようになっていました。択一六法は超訳がわかりやすく、特に民法1と、会社法(横断整理の表等)の学習で重宝しました。また、メールで何度でも質問が出来たのも、とても助かりました。

クレアールのカリキュラムで有益または活用しやすかった点

単元別講義が1コマ1時間前後なので、「あともう1コマ頑張ろう」と取り組みやすかったです。2倍速まで速めることが出来るのも、短期合格を目指すうえで助かりました。また、講義を何度も聞いて内容が大体頭に入っている直前期は、要点がまとまった復習講義を隙間時間に活用しました。

学習開始からお試し受験までの間、どのようなことを意識して学習に取り組んでいたか

育児と並行していたので、「(育児は段々大変になると聞いていたので)決めた計画を必ず守らなければ、絶対に1年では受からないだろう」と考え、「すると決めたことを毎日必ずする」ことを意識していました。週単位や月単位で学習計画を大雑把に立て、遅れが出ないように心掛けました。

学習を進めるうえでのポイント

学習計画は、細かく立てても大雑把に「2週間でここまで」「今月中にこれをする」と立てても、どちらでも良いと思うのですが(私は大雑把に立てていました)、決めたことは必ず実行することが大事だと思います。一度崩れるとどんどんたまって気持ち的にも気が滅入りますし、学習が追い付けていないという焦りにもつながるので、出来るペースと自分に合った学習計画の立て方を最初の1週間の勉強で明確にして、その後の予定を立てるといいと思います。

学習スケジュールをどのように立てて学習を進めたか

・時期ごとの学習方法

勉強を始めた5月1日から試験当日までの学習スケジュールは大体次の通りです。

民法・不動産登記法は、会社法・商業登記法の講義が始まる6/23までに、配信されている講義を全て視聴し、対応する過去問を1周解きました。学習計画は、逆算して「毎週●単元分講義を進めて、●月●日から過去問に着手する」という具合で立てました。会社法・商業登記法は7月半ばまでに講義を聞き終え、過去問を1周解きました。

8/25に始まるマイナー科目の講義配信までの間、民法と不動産登記法の過去問を追加で何回か解きました。試験日まで時間がなかったので過去問はあまり解かず、合格書式マニュアルの反復学習による記述式の基礎固めに重点を置いて学習を進めました。

8/25配信スタートのマイナー科目の学習時間は、民事訴訟法・執行法・保全法を1週間、刑法を2日間、憲法及び供託法・司法書士法を1日としました。民事訴訟法・執行法・保全法は講義を視聴してからテキストを3周読み直し、その他のマイナー科目は復習講義を見て要点を確認してからテキストを3周読み直しました。テキストは、2周目以降はアウトプットを意識して読み直しました。また、民事訴訟法と執行法以外のマイナー科目は上記期間内に過去問を1周解きました。マイナー科目は出題箇所が限られているので、講義で「重要、絶対覚えましょう」といわれたところを中心に学習しました。

マイナー科目の学習が終了した9月5日以降は、主要4科目のテキストを、アウトプットを意識して何度も読み、合格書式マニュアルを繰り返し学習するという基礎を重視した学習を行いました。答練が始まっておらず、本試験レベルの記述式に触れたことがなかったため、試験日1週間前に、市販の不動産登記法と商業登記法の記述式の実践問題集(各々、本試験レベルの大問が8問収録されていました。)を購入し、1週間で各問題集を3周ずつ解きました。

効果的な学習方法

・苦手科目の克服法

択一式の勉強はアウトプットを意識したテキストと講義の反復を中心に行い、記述式の勉強はひな形を完璧に仕上げることと、基本的な連件申請をマスターすることに注力しました。また、初期段階ではなんとなくわからないことやしっくりこないと思ったことはひとまず脇に置いて良いと思います。学習を進めていくうちにわかるようになりました。

マイナー科目は各科目とも前後のつながりが強いので、短期間で集中的に、ストーリーを意識して覚えました。その後も定期的にテキストを読み返して知識の定着を図りました。

主要4科目はテキストをメイン教材にしつつ、テキストで理解しにくい論点は択一六法をメインで使用していました。テキストも択一六法も素晴らしい教材なのですが、どちらもメインで使うと情報が散在するので、どちらかをメイン教材と決めて情報の一元化を図りました。メイン教材で分かりにくい論点のみ他方の教材を(その論点についてのみ)メイン教材として使用する感じです。例えば、私はテキストをメイン教材としていましたが、区分建物や賃借権については択一六法の方がわかりやすかったので、択一六法をメイン教材と決めて、該当する条文のページに情報の一元化を図りました。

会社法の択一六法は横断整理用の表が素晴らしく、会社法の勉強中はもちろん、他科目の勉強中にふと「監査役会、監査委員会、監査等委員会の違いって何だったかな」と思ったら、すぐに択一六法の表で確認する、という感じで活用しました。何度も見直すページには付箋をつけて手元に置いておき、勉強中にふと集中が切れそうになったら気分転換に付箋個所を開いて表を眺めていました。会社法は膨大な暗記科目に見えますが、しっかりとした理論でルールが組まれているので「なぜこのルールなのか」を考えながら勉強すると、自然と身につく部分が多いと思います。また、早い段階で合格書式マニュアルを始めると、商業登記法の添付書面等の理解が深まると思います。

不動産登記法も講義を視聴したらなるべくすぐに合格書式マニュアルの学習を始め、申請書のひな形が登記簿にどのように反映されるかまでイメージする練習をしておくと、後々記述式の勉強がとてもスムーズです。合格書式マニュアルには反映後の登記簿も記載されており、非常に助かりました。

・隙間時間と1000問ノックの活用法

隙間時間の活用方法は以下の通りです。

1000問ノック、壁に貼った付箋を眺める、会社法の択一六法の表を眺める、スクリーンショットした講義のPDFを眺める、主要4科目の講義を流す、マイナー科目のテキストを読む、等です。壁に付箋を貼るのは9月いっぱい行いました。暗記したいことを大きい付箋に書いて、毎日10枚程を総張り替えします。付箋は、何かをしながら見ることが出来る場所に貼って、1日5回見て、必ず1日で覚えるようにしました。覚えたと思っても忘れるので、はがした付箋はストックしておき、これも1週間に1回見直しました(試験当日はこの大量の付箋と合格書式マニュアルだけ持っていきました。)。7月半ばに令和2年度の合格を目指すことを決めてからは、睡眠時間と手の離せない育児の時間以外は全て勉強に充てようと考え、座って勉強できない時間は全て隙間時間として上記の方法で勉強をしました。

午後の部の効果的な時間の使い方

私は問題の解答時間を択一60分、記述各60分としましたが、これについては得意不得意で配分を決めるのが一番いいと思います。決めた配分は必ず守ると精神的なストレスがなく、良いと思います。

家事、育児との両立をどのように行ったか

家事、育児と勉強の両立には、家族の理解と協力が欠かせないと思います。

家事は7月までは通常通りしていましたが、令和2年度の合格を目指すと決めて以降はご飯は簡単なもの(直前期の8月、9月はお惣菜やレトルトに頼っていました。)にして、お洗濯もなるべく主人が土日にし、お掃除は完全に主人がしてくれたりと、主人の支えが本当に大きかったです。土日の料理も主人がしてくれました。

育児は、娘が産まれたばかりで生活リズムが全くなく、昼夜がしょっちゅう逆転するような生活だったので、それに合わせて勉強していました。抱っこひもをつけて立ったまま勉強したり、イヤホンで講義を聴きながら寝かしつけをしたり、常に寝不足な状態で、両立はとても大変でしたが、娘がいるから頑張れるという面もありました。また、主人が平日帰宅後や土日は率先して育児をしてくれたので、頑張ることが出来ました。感謝の気持ちも勉強の原動力になりました。

来年度の合格を目指す方へのアドバイス

司法書士の勉強は果てしなく膨大で記憶が次々抜け落ち、気持ちがくじけそうになることもありますが、絶対に受かりたいという強い気持ちがあれば、努力を続けることが出来れば、絶対に受かる試験だと思います。また、クレアールさんの講義は本当に素晴らしいと思うので、ぜひ講師の先生方の話し声が思い出せる位聴いてほしいと思います。「絶対に受かる」とご自身を信じて頑張ってください。

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