「フルタイム勤務でも仕事との両立ができて、令和5年度司法書士試験に合格できた!」大家 翔太さん

大家 翔太さん

目次

何故司法書士を目指したか

私は、元々、大学で経済学を専攻しており、法学部ではありませんでしたが、選択科目で民法等の法律科目がありましたので、そこで民法を選択し受講したことが、私が法律の勉強を始めるきっかけでした。そして、講義を重ねるごとに法律の勉強が面白いと感じるようになり、その後は、在学中に宅建士合格を目指し、何とか1回で合格することができました。卒業後は、取得した資格を活かすべく不動産会社に入社しましたが、入社3年目くらいから、会社員という働き方に疑問を感じるようになり、「何か良い仕事がないか」と考えている中、「司法書士という資格がある」という大学教授の話を思い出しました。調べてみると、司法書士は社会的地位が高く、収入面や独立開業ができる等、大変魅力のある資格だということを知り、司法書士を目指してみようと思いました。

何故クレアールを選んだか

数ある予備校の中で、クレアールを選んだ理由は、費用が安いこと、当時勤めていた会社と取引があった司法書士の先生が以前クレアールを利用していたからです。

クレアールで学習して良かった点

合格に必要な知識がコンパクトにまとまっている択一六法と古川先生の択一式合格論点マスター講義が良かったです。択一六法は、難解な条文でも、「超訳」という形でとてもわかりやすくなっているので、条文の理解が進みました。また、条文のすぐ後に関連判例や暗記の図表等も載っているので、より効率的に学習することができました。古川先生の講義は、理由の説明が多めだったので、暗記を極力減らすことができ、理解重視で勉強を進めることができました。

カリキュラムで有益だった点

1回の講義が丁度良い長さでしたので、平日でも無理なく学習を進めることができました。また、民法と不動産登記法、会社法と商業登記法のように、実体法と手続法を同時並行で学習していくので、効率的に学習することができました。

答案練習の効果的な活用方法

時間を計って解くことです。本試験では、特に午後の部の時間が厳しいので、時間を意識して解くことが大切です。あとは、時間短縮のために、余計なことは書かないようにすることです。本試験の午後の部(特に記述式)では、1秒1秒がとても貴重な時間になってきますので、短縮・省略できるところは極力短縮して書くようにするなど、最後まで書き切れるよう工夫することが大切です。

過去問題集の学習の進め方

(a)科目ごとに何周したか

主要科目は5周くらい、民訴・民執・民保、刑法、供託法は4周、残りの科目は2周程です。

(b)学習時期ごとの復習方法

学習開始当初は、講義を視聴した後すぐに該当箇所の過去問を解いていました。直前期は、間違えた問題のみ解いていました。

(c)復習の際に意識したこと

間違えた問題があったら、なぜ間違えたのか、択一六法で確認していました。特に、何度も間違えるところは、間違える思考のクセがついているので、そのクセをどのように直すか考えるようにしていました。

(d)どのタイミングで過去問を解き始めたか

講義が終わったら、すぐ解くようにしていました。

仕事と勉強をどのように両立したか

私は、フルタイムで働いており、なかなかまとまった勉強時間を確保できない状況でした。そこで私は、隙間時間をうまく活用し、勉強しました。例えば、車での通勤中、音楽を流す代わりに講義音声を流したり、入浴中やウォーキング中も常に講義音声を聴くようにしていました。記述式は講義を視聴するだけでは対応できないと思ったので、仕事がある平日は朝4時くらいに起床し、3時間くらい記述式の問題を解いてから出勤するようにしていました。

モチベーション維持の秘訣

  • とにかくポジティブに(自分ならできると言い聞かせる)
  • 合格後、自由になった自分を想像する

今年の試験で合格出来た秘訣

本試験の午後の部の対策をしっかりしたことです。去年は急ぎすぎるあまり、択一式の問題の肢を2つ、多くて3つくらいしか確認していませんでした。そのため、正解を選ぶ判断の精度が落ち、基準点ギリギリという結果でした。今年は、肢4つくらいは一応確認するようにし、できるだけ正解を確信してから次の問題に進むようにしました。しかし、4つの肢を普通に読んでいては、時間が足りないということはわかっていたので、問題文を早く読めるよう日頃から答練等で練習していました。記述式については、令和4年度の本試験では不動産登記で名変の枠ズレをしてしまい、散々な結果でした。今年は、致命的な枠ズレをしないこと、問題文の指示をしっかり守ることは特に意識しました。そしてもう一つ意識したことは、一旦問題文全体に目を通し、配点が高くなりそうな部分とそうでない部分を判断し、配点が高そうな部分を優先的に書くようにしました。付随的な問いや不動産登記の添付書類等、配点が低そうな部分にはあまり時間をかけないようにし、時間を要するようなら、飛ばして次にいくようにしました。

講座パンフレットや特別セミナーDVDなどを無料でお届けします。
講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方もこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次