「クレアールのカリキュラムに沿って繰り返し学習したことが、想定していたよりも一年早く司法書士試験に合格できた秘訣」A.Kさん

A.Kさん

目次

何故司法書士を目指したか

地方公務員として定年退職を迎えた時、将来の生活や年金制度への不安から「生活の糧となる」資格取得を考えました。現在は再任用職員として週30時間勤務しています。

 私は、働きながら法科大学院(夜間コース)を修了後、司法試験に挑戦し、残念ながら合格には至りませんでしたが、受験科目が重なっており、この時の学習を活かせる司法書士試験の受験を決意しました。

何故クレアールを選んだか

 定年退職後、再任用職員となりましたが、収入が減少しましたので、なるべく受講料が安価な予備校を選択することにしました。

クレアールで学習してよかった点

 答練・模試の問題が難問ではなく、本試験での出題が予想されるようなレベルの出題内容が多かったように思います。答練・模試は3回繰り返し復習し、その効果もあって合格することができました。

クレアールのカリキュラムで有益又は活用しやすかった点

 基本的に30分単位の講義なので、働きながらの受験勉強でまとまった学習時間が取れない私にとって、非常に学習を進めやすかったです。

答案練習の効果的な活用方法

 クレアールの答案練習の問題は、本試験での出題が予想されるような良問が多いので、復習を3回繰り返すことにより、本試験でも十分に対応することができました。

過去問題集の学習の進め方

 クレアールの過去問題集を全科目3周程度回しました。過去問題集は通勤電車内でのみ学習しましたので、学習時期による復習方法の違いはありませんでした。

 とりわけ午後の部の択一式問題は、本試験でゆっくり考えることはできないので、問題を読んで瞬時に解答を出すようにしていました。また、通勤電車内でのみの学習でしたので、講義の視聴と過去問題集の学習はリンクさせずにやっておりました。

学習を進めていく上でのポイント、心構え

 司法書士試験は広範囲から出題されますが、満点を取る必要はないので、講義の視聴中にわからないところがあっても立ちどまらず、限られた学習時間の中でカリキュラムを消化することを重視していました。

学習スケジュールをどのように立てて、学習を進めたか

 勤務日は5時30分に起床して出勤するまでと、通勤時間を試験勉強に充てていました。休日は5~6時間の学習時間を確保するようにしていました。

効果的な学習方法

 択一式の過去問題だけでは合格点に達するのは難しいと思います。そこで私は、良問揃いのクレアールの答練・模試の問題を最低3回は繰り返し復習することにより、択一式問題については十分な上乗せ点を確保することができました。

苦手科目の克服法

 私は不動産登記法の択一式問題を苦手としていました。午前の部で問われる択一式問題の科目は、正解に至る何らかの理由があり記憶に定着しやすいのに比べて、不動産登記法の択一式問題は、何故そうすべきなのかの理由が明確でなく記憶に定着しにくい傾向があります。昨年は、不動産登記法の択一式問題は10問の正解にとどまりましたが、今年は目標とした14問を正解することができました。しかし、不動産登記法の択一式問題を克服するために特別な対策をとったわけではなく、昨年との勉強方法の違いは、クレアールの答練・模試を繰り返し復習したことのみです。

午後の部の効果的な時間の使い方

 午後の部の択一式問題の解答時間は60分を目途としており、実際の本試験でも60分で解いて記述式問題に入ることができました。しかし、記述式問題に120分を確保しても、解答時間が不足し不動産登記の記述式問題の問4は白紙で、他の問についても時間不足で書き切れない箇所が多くありました。とはいっても他の受験生も条件は同じなので、書き切れないところがあっても、基準点(30.5点)をかなり上回ることができました。

 午後の部の択一式問題と記述式問題の時間配分については、択一式問題の解答時間を60分より短くすると得点が下がるおそれがあり、記述式問題は少々空欄があっても基準点を確保できたので、午後択一式問題に60分、記述式問題に120分充てるという配分は変える必要はないように思いました。

記述式の時間配分や答案構成用紙の効果的な使い方

 今年の本試験は記述式問題の分量が多く、解答に120分確保しましたが、書き切れずに終わりました。このような場合は優先順位を決めて、配点が大きいと思われる通常の申請問題を優先して解答し、時間が余れば付随的な論述問題を解くようにして、失点を抑えるべきかと思います。答案構成用紙は、後で書き忘れがないように項目をメモするにとどめ、いわゆる答案構成を行う時間はありませんでした。

学習初期、学習中期、直前期の学習方法

 自分ではあまり考えずに、クレアールのカリキュラムに沿って学習を進めていました。

仕事との両立

 あくまで仕事優先で、空いた時間を受験勉強に充てていました。直前期も通常どおりの勤務をしていました。

来年度の合格を目指す方へのアドバイス

 私は司法試験には合格することができませんでしたが、司法書士試験は、司法試験とは違い、真面目にコツコツと学習すれば合格できる可能性が高い試験です。合格を信じてがんばってください。

通信教育の有効な活用方法

 いつでも講義を視聴できるので、時間の許す限り繰り返し講義を視聴し、復習するように努めていました。

モチベーション維持の秘訣

 「答練・模試の点数は気にするな」とよく言われますが、私は答練・模試で高得点を取ることを直近の目標とし、高得点を取ることでモチベーションの維持を図っていました。

気分転換の方法

 私は神戸在住ですので、勉強に煮詰まったときは京都・奈良を日帰りで訪れ、気分転換をしていました。

今年の司法書士試験に合格できた秘訣

 私の昨年の成績は、総合1800番台(記述式問題は基準点未満)でした。昨年の10月頃は、令和5年度司法書士試験の目標を総合1000番前後(記述式問題は基準点突破)に置き、合格は令和6年度以降を目指していました。しかし、クレアールのカリキュラムに沿って繰り返し学習したことにより、想定していた合格目標年度よりも1年早い、今年の試験に合格することができました。ですので、クレアールのカリキュラムに沿って繰り返し学習したことが、今年の司法書士試験に合格できた秘訣だと思っています。クレアールの答練・模試は良問が揃っているだけではなく、解説がコンパクトでポイントを中心に書かれているため、勉強時間が十分に取れない私であっても、効率的に実力を高めることができました。本当にありがとうございました。

今後について

 司法書士は70歳代・80歳代でも現役で活躍しておられる方も多いと聞きます。私は現在62歳ですが、今後20年以上社会のために尽くせる仕事に携われることに、大きな期待と喜びを感じています。

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