「有益だった安心保証プランを利用して、二度目の受験で司法書士試験に合格できた」永野 章仁さん

永野 章仁さん

目次

始めに

私は2020年にクレアールの行政書士試験講座を受講して2021年に行政書士試験に合格し、開業しました。 このときの学習からクレアールとのお付き合いが始まりました。

司法書士を目指した理由

私は、不動産業務に興味があったため、司法書士と宅建士のWライセンスが有益であると考えて、まずは司法書士を目指すことにしました。

他校との費用比較でクレアールの受講料が安かったこととクレアールの行政書士講座を利用して、行政書士試験に合格した実績があったことから、迷うことなくクレアールを選択しました。

有益だった安心保証プラン

行政書士試験と司法書士試験の科目は憲法、民法、商法が重複するため、学習したことを忘れてしまう前に受講しなければと思い、司法書士と宅建士のW合格を目指す2022年目標司法書士初学者コースを受講しました。私は、一度目の司法書士試験に落ちた後に、2023年目標の安心保証プランを利用し、二度目の受験で司法書士試験に合格しました。もともと2年計画での合格を目指していたので、安心保証プランはとても有益でした。

一度目の試験は学習期間が約半年くらいだったこともあり、半分お試し受験のつもりで受験しました。勿論午後の部の試験については基準点にも達しない散々な結果に終わりました。

司法書士試験と宅建士試験のW合格を目指す

私は前述のとおり、司法書士と宅建士のW合格講座を受講していたため、一度目の司法書士試験に落ちた後は、気持ちを切り替えて3か月後の宅建士試験の学習を始めました。

民法が試験科目として重複するため、3か月という期間は十分で宅建士の合格を勝ち取ることができました。 宅建士試験合格後、すぐに司法書士試験の学習に戻りました。この時点で試験までの期間は約8か月間でした。 

司法書士試験の学習方法について

過去問には一切手をつけずにすべての科目の基本講座をひと通り視聴しました。そうすることによって学習内容の大筋とボリューム感を把握できるからです。

また、学習の終わりを知ることができるので安堵にも繋がります。

実際かなりのボリュームはありましたが「できないこともないな」と私は感じました。

1周目を回した後、2周目は科目ごとの基本講座を学習するにあたり、1単元あるいは数単元受講したらすぐにその単元の過去問を解くということを繰り返しました。3周目も同じやり方で反復学習しました。

科目にもよりますが、だいたい基本講座は3周したと思います。試験の2か月前まではこのやり方を繰り返しました。基本講座はすごく丁寧な説明で、講師の方にも親近感が湧いてきました。 2周目、3周目になると慣れた科目については1.25倍速や1.5倍速で講義動画を再生し、学習時間の時短をする工夫もできました。

基本講座以外にも択一式合格論点マスター講義などがありましたが、こちらは1周回した程度でした。ただし、1周は必ず回すように心掛けました。

過去問の学習の進め方

科目によりますが、2周から4周は回しました。

民法、憲法に関しては行政書士試験のときから学習していたため2周くらいでしたが、苦手な会社法や初見の民事訴訟法等、供託法については4周くらい回したと思います。

なお、正解した問題はチェックしておいて間違えた問題だけを繰り返すという方法もありますが、私の場合は忘れっぽいので正解していた問題も復習がてら解きました。

基本4法過去問解説講義については、過去問題集の解説を見ても理解しづらい問題だけを視聴するようにして時短を意識しました。

近年の司法書士試験の出題傾向から学説問題は出ないと踏み、過去問題集に掲載されている学説問題については、時短のため完全にスルーして一切解きませんでした。同様に重要度が低いCランク問題についても一度解いただけで、2周目からは時短のためにスルーしました。

記述式対策について

講義は1周回して大枠を掴んでから、合格書式マニュアルと合格書式マニュアル対応問題集を3周から4周は回して反復学習しました。

講義を聴くというよりは、「書いて手に覚えさせていく」という勉強法です。ある程度できるようになってくると楽しくなってきます。

クレアールは記述式対策にも優れていて、模試だけでなく答練の数も多いので、模試や答練をこなすことにより自然と合格レベルに近づいていきます。

また、答練や模試の記述式問題については答案を提出すれば採点をしてもらえるので、解いた後は必ず答案を郵送して採点してもらいました。

そして、答練や模試の時は必ず決められた時間内に解くように徹底しました。このときに身についた時間感覚が本番でも生きたと思います。

採点してもらった答案の点数が悪いときはただの練習問題だからと割り切り、点数が良いときは素直に力がついていると実感して喜びます。メリハリが大事です。

答案を郵送するのは、正直なところ面倒くさかったですが、これが合格に繋がったと今では心から思います。

学習の総括として

クレアールは答練の回数が多いため、試験の2か月前あるいは遅くとも3か月前には基本講座や過去問題集の反復学習をある程度まで終えられているかが勝負の決め手です。

余裕をもって答練に入っていければ、相乗効果で記述式対策にもなり、択一式問題の復習にもなります。

本試験当日

実際に本試験においても答練通りの順番で解きました。

午後の部については、まず不動産登記の記述式、次に商業登記の記述式を解いた後、択一式を解く順番です。時間配分もほぼ答練と同じように解きました。

ただし、不動産登記の記述式の1問目を大きくミスしてしまい、自己採点では5割も得点できていないのではないかと心配しましたが、成績通知では約8割取れていました。

これも答練の反復練習の賜物だと実感しています。

この学習方法でどこまで通用するのか、本試験が終わってみるまで不安もありましたが、結果として100位くらいの順位で合格しましたので、クレアールの講座とこのやり方で十分合格するレベルまでもっていくことができました。

最後に

司法書士試験は難関ですが、長期的に考えていては合格が遠ざかると思います。 勿論1年以上の学習は必須なのでモチベーションを保つのが大事ですが、私の場合は合格した後のことばかりを考えていました。

勉強できる環境作りも大事です。

私には、保育園に通う子供がいるため、まず第一に家事·育児を優先しながら空いた時間を学習時間に充てました。ゲームをしたり、映画を見る遊興の時間はほとんど排除しており、1日3時間のときもあれば10時間勉強したときもあります。

ストレスはたまりますが、子供と触れ合う時間などが逆にストレスを緩和してくれてちょうど息抜きになり、モチベーションを保つことができました。

また、たまに息抜きとして、1週間くらいの旅行、ゴルフ、飲みにも行ったりしました。息抜きするときはして、空いた時間は学習のためにフル活用するというメリハリがとても大事です。

司法書士試験は、合格後の自分を想像して信念をもってやり続ければ合格できると確信しています。 ありがとうございました。

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