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「遥かなる道のり」 篠原 進也さん

司法書士合格体験記

遥かなる道のり

篠原 進也さん

 

司法書士を目指した理由

 私が司法書士を目指したのは、元々持っていた行政書士の資格よりももっと大きな目標にチャレンジしたかったからです。学生時代から何事にも不真面目に生きてきた私はもちろん目標や将来の希望などというものがなく、日々情性のように生き、「こんな何も無い毎日がずっと続いて一生を終えるんだ」と漠然と思いながら生きてきました。

そんな自分に転機が訪れたのは、二十代の中頃に信頼できる仕事、そして信頼できる仲間に出会えた時でした。毎日が充実して生まれて初めて、自分のためだけにではなく他人のために生きる喜びを知りました。そして結婚し、やがて子供もできて、「誰かのために生きていきたい、もっと世の中のために役に立つ仕事がしたい」と強く思うようになりました。

 そんな時、職場に貼ってあったポスターが私の人生を変えることになりました。それは、某俳優がモデルの行政書士のポスター。一目見たときに、自分も法律の仕事をして世の中の人々の役に立ちたいと強く思ったのです。そして独学で行政書士試験に合格。しかしまだまだ勉強が足りない。もっと知識を増やして、行える業務の範囲を拡大したいと思った私は、さらなる難関資格である司法書士を目指す事を決意したのでした。この時はまだ、こんなに険しい道のりになることは知る由もなく、楽観的に考えていたことが思い出されます。

クレアールを選んだ理由

 私がクレアールを選んだのはなんと言ってもその受講料の安さ、そして受講料が安いのに教材が充実していることでした。すでに結婚もしており、仕事もしながらであり、金銭的にも時間的にも限られていた私にとって、受講料が安く、しかも充実した教材で必要最低限の学習をさせてくれるクレアールは本当に魅力的でした。

クレアールで学習して良かったこと

 次に、このクレアールで学習して良かったことを述べると、講師の先生、教材、講義、答練等のバランスの良さだと思います。最初はさっぱり分からなくても、クレアールのカリキュラム通りに学習を進めていくと、最終的には必ず理解できるようになっているという魔法のような学習指導。講師の先生方は受講生の目線に合わせて丁寧に話してくださる。特に私は古川先生の講義が大好きで、受講生が分かりにくいだろうと思われる部分はジョークや面白いイラストを使って分かりやすく教えてくれました。何度も学習しても分からない時、どうしようもなく心が折れそうな時、古川先生に何度救われたか分かりません。

また単元別講義も人それぞれのペースに合わせて、様々なスピードで視聴することができるところも良かったです。休日は通常のスピードでゆっくり、仕事が忙しい日は倍速で視聴することができるなど兼業受験生にとっては嬉しい限りでした。

答練は過去問の学習では足りない部分を補うという点でとても役に立ちました。本試験では未出の論点が出題されることもあり、過去問中心の学習ではそのような出題があった時に対応できないということが多々あります。しかしクレアールの答練は、過去問派生の未出の論点などを確実に押さえており、過去問とクレアールの答練問題をひたすら解けば、択一式は合格レベルに達する事は十分に可能でした。それほどに有意義な答練でした。また答練を受けるたびに自分の得点が上がっていき、少しずつ合格に近づいていることが実感できて、答練受講のたびにワクワクしたことを覚えています。

有益だったお試し受験

 学習を始めた最初の年にお試し受験をさせていただいたのも、その後の学習にとって大きな自信につながりました。もちろん最初の年は不合格に終わったわけですが、分かりやすい学習のおかげで、お試し受験までには全てのカリキュラムを終えることができましたし、初めての受験にもかかわらず、合格できると信じて疑わずに挑むことができました。結果は午前択一26問、午後択一27問と、初受験とは思えない程健闘することができました。「自分でも司法書士試験のような超難関試験に通用するんだ」と決意を新たにしたものでした。これから受講を検討されている方、これから初受験をされる方は、是非、お試し受験を行ってほしいと思います。試験の難易度はもちろん、試験会場の様子も知ることができるので、必ず自分にとって有利になることは間違いありません。

私が実践した学習方法

ここまでクレアールの良い点を色々と述べてきましたが、続いて実際に私がどのように教材等を活用して学習を進めたか、学習する上でのポイント、効果的な学習方法等について述べたいと思います。

まず誰もが最初に手にするであろうテキスト。クレアールのテキストは合格に必要な最低限度の事が書かれていてとてもコンパクトにまとまっています。もちろんテキストを読むだけでも非常に理解しやすく効果的ですが、先生方の講義を視聴しながら読むことで最大の効果を発揮すると思います。私は、テキストに書かれていない部分で、講義の視聴中に重要だと思った部分は、一時停止し、先生の言葉を元にメモをし、表などを作り、テキストの余白部分に貼り付けてテキストを使っていました。そのため時間はとてもかかりましたが、こうして作り上げた自分流テキストが学習の初期段階でのインプット作業では大きな効果を発揮しました。一分一秒が惜しい受験生にとっては面倒だと思われるかもしれませんが、騙されたと思ってこの方法を試していただきたいと思います。

そしてクレアールが誇る択一六法。私は常に択一六法を持ち歩き、少しでも隙間時間ができると必ず読んでいました。特に、素のままの条文では理解が難解な会社法などは、択一六法が無ければ学習することすら不可能であったと言っても過言ではありません。択一六法には、書き込みができるスペースも十分にあるので、とにかく自分で気が付いた事は色々と書き込んで、テキストの内容を一通り暗記した後は、択一六法中心で学習をしました。とにかく条文への理解が深まるまで、ぜひ活用していただけると幸いです。

本試験の午後の部の時間配分と記述式攻略法

 次に本試験の時間配分について述べます。司法書士試験の午後の部は、3時間が30分に思える程あっという間に時間が過ぎてしまいます。特に択一式問題を35問解いた後に解く記述式は肉体的にも精神的にも辛く、私も大の苦手でした。実際に2回目の受験までは、記述を解く力も足りず、時間配分も分からずで、択一式は合格基準点を超えているのに、記述式で足切りという散々な結果に終わっていました。そこで心掛けたのが、択一式を60分以内で解き終えるようにすることです。民訴系や登記法など午後の択一知識の強化をしたことにより、択一式問題がスラスラ解けるようになり、そのため時間にゆとりができたことで、記述式問題に費やせる時間が増え、答練などでも飛躍的に記述式の点数が上がりました。もちろん、合格書式マニュアルシリーズや記述式ハイパートレーニングなどを普段からしっかりやっていることが前提ですが、特に午後の部は時間にゆとりが持てる勉強方法を確立することが必要です。そうすれば、記載量が多い記述式問題でも多少難問であったとしても、普段学習している知識がきちんと出てきて、答案用紙に落とし込めるようになると思います。

周囲の人々の応援で掴んだ司法書士試験合格

自分がどのような私生活の中で受験生生活を送ったか述べます。先に述べた話と重複してしまう部分もありますが、三十代になり、「何の変哲も無い毎日を過ごして一生を終えるのは嫌だ、世の中の役に立てる司法書士になりたい」とこの道を目指しました。私には妻も子供もおり、決して生活は楽という訳ではなかったですが、「将来のためならば」ということで快く勉強させてもらうことができました。また、両親からも「何年かかってもがんばれ」ということで資金の援助をしてもらうことができました。さらに、私の場合、フルタイムで働きながら学習をしていたので心身共につらい場面もたくさんありましたが、職場の同僚達も励ましてくれたり、協力してくれたり、本当に自分は周囲の人々に恵まれ、助けられてきたと思います。自分一人の力では決して無し得なかったことであり、いつまでも謙虚な気持ちを忘れないでいます。みんな、色々と迷惑をかけてごめんなさい。そして、ありがとう。

最後に

 最後に、クレアールのスタッフの皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。特に事務局の大山様。合格までずっと大山様と二人三脚で走ってきました。時には優しく、時には厳しくアドバイスをしてくださり、また私の学習が思うように進まずくじけそうになった時でも、大山様は黙って話を聞いてくださいました。大山様、今まで本当にありがとうございました。この御恩は一生忘れません

これから合格を目指される方へ、少しでもこの体験記が参考になっていただければ幸いです。

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