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『57歳からの挑戦!非常識合格法は試験合格の正攻法でした』佐野 純夫さん

『57歳からの挑戦!非常識合格法は試験合格の正攻法でした』

佐野 純夫さん

司法書士を目指した理由

 私は、大学卒業後、地元に戻り市役所職員として働いてきました。そして、福祉関係の業務の中で、成年後見に関するケースで司法書士の先生と関わる機会がありました。その際、その先生の法律知識の深さに触れ、自分も法学部を出たからには、このような専門知識を生かした仕事がしてみたいと思うようになりました。

 すでに57歳になっており、今から勉強しても無理かなとも思いましたが、司法書士に成りたいという思いが強く、思い切って受験勉強を開始することにしました。

初めは働きながらの勉強でしたが、当時、市役所は政令市移行の時期にあり、新組織体制の中で、仕事が忙しくなってきて勉強時間は思うように取れませんでした。

そうする内に、子供たちが独立し、経済的にも、そんなに心配しなくても良いということになり、定年の1年前に早期退職をして専業受験生となりました。

クレアールを選んだ理由

司法書士試験の勉強を始めるにしても、独学では何から手を付けてよいのか分かりませでしたので、予備校に入学することにしました。

クレアールの司法書士講座パンフレットを貰って見てみると合格に必要な知識だけを効率よく学習する「非常識合格法」という指導方針が載っていました。最初は、それだけで合格できるのかと少し不安もありました。

 しかし、これが結果的には非常にラッキーでした。私が、曲りなりにも司法書士試験に合格できたのは、この「非常識合格法」のお陰です。合格に必要な知識を徹底的にマスターしておけば、それ以外の知識は不要であり、無駄な知識は、かえって頭を混乱させることもあります。

今では、「非常識合格法」が試験勉強の正攻法なのだと思っています。

クレアールの良かったところ

「非常識合格法」という合格にポイントを絞ったテキストが分かりやすかったこと

テキストはかなり薄い感じですが、必要なことは全てポイントを押さえて説明されており、殆どの疑問点はテキストで解決できました。

質問体制がしっかりしていたこと

私は、「疑問に思うと解決しない限り前に進めない。」という受験生としては、致命的な欠点がありましたが、メールで質問する度に丁寧な回答をいただきました。これは本当に助かりました。

学習方法

 4回目の受験勉強を始めるとき、独学にするか、講座をとるか迷いましたが、学習のペースメーカーが必要だと思い、受講料の再受講割引制度を利用して中上級者用講座」を再度受講することにしました。

 学習方法は、講義映像を視聴し、過去問、答練の復習を行い、間違ったところは、テキストや六法で復習することの繰り返しでした。他に特に変わったことはしていません。勉強時間は、専業受験生だったので1日平均10時間くらいしたと思います。

苦手科目の克服法

 苦手科目は、不動産登記法と記述式でした。

不動産登記法について

兎に角過去問を繰り返しました。何時までたっても点数が伸びなくて悩みましたが、それでも他の科目よりも時間を掛けて、過去問を繰り返しました。安定して8割くらい取れるようになったのは直前期になってからでした。

記述式について

時間不足に悩まされました。今年の答練や模試でも時間内で全部書き切れたのは稀でした。また、同じようなミスを何回も繰り返しました。

 まず、時間不足の解消には午後の択一に掛ける時間を短縮して、記述式に回すことにしました。午後の択一は、文章の短い肢から読み始め、答が出た時点で他の肢を検討することなく次の問題に進むことにしました。

そのため、午後の択一は、肢の正誤を確実に出来るように過去問を繰り返し、誤ったところは、条文やテキストを徹底的に復習し知識の精度を上げるようにしました。この方法により1問を平均3肢の検討で解けるようになり、午後択一は65~70分位で解けるようになりました。初めのうちは、他の肢が気になり不安でしたが、時間を短縮する方法はこれ以外に考えつきませんでした。前述したとおり、安定して8割くらい取れるようになったのは直前期になってからでした。

同じようなミスを何回も繰り返すことへの対策

過去の答練や模試の記述式問題の復習を繰り返しました。ある講師の方が、「同じようなミスを繰り返すのは、問題演習が甘いからで、これをしっかりやれば、ミスはしなくなるものです。」と解説されていました。

 4月から毎日、不動産登記法1問、商業登記法1問を解きました。これにより、同じミスの繰り返しは減りました。また、答案構成用紙に書き込む段階で速く分かりやすい答案構成を考え、自分なりの工夫をしたことで時間短縮できるようになりました。

 しかし、本試験直前の公開模試では、記述式を書き切れずD判定に終わりました。それでも模試翌日から本試験前日までの13日間、毎日、不動産登記法1問、商業登記法1問を解くことは実行しました。

昨年までの失敗原因と今年合格できた秘訣

 今年合格できたのは、過去問や答練・模試の復習の際、誤ったところの復習をもう二度と間違わないぞと思い、徹底的に行ったことだと思います。
昨年までも、誤ったところの復習は行っていましたが、復習の仕方が甘かったのだと思います。

それから、4月からの3ヶ月間でしたが、記述式の答練や模試の復習を本試験前日まで毎日、不動産登記法1問、商業登記法1問を解いたことです。これは、過去の合格体験記にも紹介されていますが、お薦めします。力がつくと思います。

来年度合格を目指す方へのアドバイス

 私は、4回目の受験で幸運にも合格することができました。
クレアールの講師やスタッフの皆様、励ましてくれた友人や家族、そして私の我儘を許しいつも応援してくれた妻、皆さんのお陰で合格できました。本当にありがとうございました。

 専業受験生という恵まれた環境で勉強してきた私が、厳しい環境の中で勉強している皆さんにアドバイスすることなど僭越なことですが、目標に向かって真剣に努力できるということは人生において得がたい経験ではないでしょうか。今は苦しくても合格すれば、きっとこの経験は、貴方の宝物になると思います。

来年合格を目指す皆さん、人それぞれに勉強方法は違うと思いますが、苦しい時でも粘り強く努力することを続ければ、必ず力はついてきます。合格を信じて頑張ってください。

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