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『情報の一元化と、地道な反復作業の繰り返しが司法書士試験合格に繋がった』 南波 寛治さん

<きっかけ>

私は働きながら受験をしてきました。私が司法書士を目指した理由はさまざまありますが、営業という仕事柄待ち時間が非常に長く、空き時間を有効に使い資格を取ろうと思ったことが最初のきっかけです。
その中で、独立開業ができること、登記申請という専門性および社会的価値、社会的信用などから司法書士という資格に魅力を感じました。
合格率が3%を切るという難関ですが、この時点では必ず合格しなければならないというプレッシャーもなく気軽に始めました。しかし、やはり一人で勉強していると張り合いもなく、独学では限界もあります。「多少投資でもすれば少しはやる気が出るかな?」と思い、予備校を探しました。

<学習時間について>

働きながら受験をしている方もたくさんいらっしゃると思いますが、どうやって時間を作るのかが課題でした。私の場合、平日は待ち時間も含め1~3時間、休日は用事がない限りフルに学習に充てました。
仕事をしている受験生の方であれば、仕事で疲れていても、1日10分だけでも毎日学習する習慣をつけるといいと思います。

<学習方法について>

テキスト、参考書、過去問、条文、答練など、学習に必要なツールはさまざまあります。これらを組み合わせて自分にあった学習方法を確立するために試行錯誤を繰り返しました。
また、1~3回目の受験では単純に「知識不足」、昨年は「無駄な知識を増やしすぎ、結果的に正確な知識が不足」という実情を踏まえ、下記のような方針の下、できることだけを確実に実行するよう心がけました。

①情報の一元化

毎回分からないことを一から調べることは大変です。そこで情報を一元化した一冊が科目ごとにあると学習の助けになります。テキスト、参考書、六法など科目ごとに核となる本を一冊決めて、そこに講義や過去問、答練などから得た知識を書き込み、「分からないことや忘れたことはこれを見れば大丈夫!」という一冊を作る作業です。一元化により必要な知識をすぐに引き出せ、その結果時間の短縮にもつながります。
私の場合、午前科目はクレアールの『択一六法』、午後科目は『合格書式マニュアル』の書き込みスペースが広く、とても重宝しました。

②繰り返し学習

人間は忘れる動物です。一度覚えた知識でも、間をあけることによってどんどん忘れていってしまいます。必ず忘れることを前提に学習を進めていかなければなりません。「同じところを何回も間違えて、忘れたことを何度も繰り返して覚える」という地道な作業の繰り返しです。

③答練の活用

クレアールの答練は本試験の問題に近く、過去問知識の確認、未出題の周辺知識、新しい判例などが効率的に吸収できました。
また、過去問を繰り返し、分かったつもりになっていても、本当は理解できていない部分もたくさんあると思います。分かったつもりだが本当に理解していない部分を探すことも答練の重要な意味です。
特に正答率50%超の問題は半数以上の方が理解している重要な問題です。私は正答率を確認することで、学習のポイントの再確認をしていました。
また、本試験に近い体験を何回か繰り返すことで、場慣れもしてきます。毎週答練を受けることで学習のリズムができ、コンディションの維持にもつながります。ぜひ答練をうまく活用してください。

④間違いノート

間違いノートをつけることにより、自分が何を間違えたのか明確にするようにしていました。どの問題のどの部分を間違えたのか、あるいは知らなかったのか、明確にすることで、次に自分がするべきことを把握することができました。

⑤書式対策

私の書式対策はひな形重視で進めていました。特に書式の問題だけを解くということはせず、(実際にはしたかったのですが時間がなかったためです)択一知識と同様、正確なひな形の知識の習得に注力しました。択一の問題を解きながら書式化できるものは『合格書式マニュアル』を見ながらでも実際に書くということを心がけていました。
また答練等で書式の問題を解くときに心がけていたことは、事実確認と最終的に登記として何が求められているのかを考えるということです。最初と最後を決めてしまえば、後は択一の知識とひな形の問題と考えていたからです。

<時期ごとの学習方法>

① ~12月

年内はひたすら過去問を繰り返し、知識の集積に努めました。ゆっくりとですが、かなり細かいところまで読み込み、理解をすることを中心に学習しました。

②1月~6月

答練が始まり知識の取捨選択、定着に努めました。
この段階では過去問でもある程度スピードを求めます。あまり出てこない論点などはこの時点でほとんど消え去ります。そのような知識は不要と考え、繰り返し出題されている論点だけを定着させるように努めました。

③直前期

直前期は新しい知識を入れることは避け、間違いノートを活用し、過去問の間違えた問題を中心に復習しました。
私は働きながらの受験ということもあり、ペース配分には非常に頭を悩ませました。クレアールの『非常識合格法』では、講義、教材等がコンパクトかつシンプルにまとめられ、さらに合格に必要な情報は全て網羅されています。時間の制約のある自分でも十分こなすことができ、ただ単に「講義、答練をこなせばよい」というカリキュラムには大変助けられました。

<合格を目指す皆さんへ>

それぞれの環境の中で、学習の妨げになることがたくさんあると思います。自分に与えられた環境の中でどうやったら合格できるのか、何が欠けているのかを常に考え「絶対に合格する」という強い気持ちを持ち続けてください。そして最後まで諦めずにがんばったならば、後は自分を信じましょう。

最後に学習の機会を与えてくださったクレアールのスタッフ、周りで支えてくれた友人達に改めて感謝を表して終りたいと思います。

 

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