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「合格に必要なものは全てクレアールに揃っています」M.Iさん

合格体験記

M.Iさん

なぜ司法書士を目指したか

大学4年のとき周りと足並みを揃え就職活動をしていた中で、自分が企業の中で働いていくイメージがつかめなかったこと、また自分に自信があるものがひとつもない中で就職活動を続けていくことに限界を感じ、自己啓発の意味も込めて何らかの資格を取得したいと思うようになりました。その中で、女性でも活躍の場が広いこと、将来両親が手助けを必要としたときに地元に帰って仕事を続けられる可能性があること、また認知症の祖母をもつことから成年後見制度を通してお年寄りの力になりたいという思いがでてきたことから、司法書士という仕事に魅力を感じ、資格取得を決意しました。

なぜクレアールを選んだか

多くの先輩方が言われるように、クレアールを選んだきっかけはその受講料の安さからでした。特待生割引など、本気で勉強している受験生を応援してくれる制度は大変ありがたいものです。ただ、自分の一生を左右することになりかねない選択ですので、経済面優先で他を妥協する訳にはいきません。使用テキストやカリキュラムなどを吟味した上で、他校に全く引けをとらない内容の充実度であると確認し、受講を決意しました。

合格までの道のり

<1年目(試験9ヶ月前に開始)アルバイトをしながら 他校で初学者向けの講座を受講> 

大学で文学部だった私は、憲法と民法の違いも分からないほど法律について無知からのスタートでした。そして試験についても、予備校に通っていれば合格できるものだろうと、完全に甘くみていました。講義だけは真面目に受けていましたが、復習の仕方や過去問の使い方も分からないまま、ただ講義を聞いて分かったような気になっていました。もちろん試験では手も足も出ず。1年目の反省は、この試験についての知識のなさと、何より、受かるんだ!という気持ちの足りなさです。

<2年目、3年目 実家の家事やアルバイトをしながら 独学>  

1年目の不甲斐ない自分を反省して、2年目には家事全般を引き受けることを条件に勉強に専念するため実家に戻り学習を継続しました。学習は1年目のテキストや市販の参考書を使用しながらの独学です。講義は一通り受けたのでどの教科もある程度理解している気になっていましたし、テキストも揃っているのであとは過去問を繰り返せば独学でも十分だと思ったからです。しかしその考えも、今考えると大変甘いものでした。まず、一通り理解できているというのは確かに間違いではないかもしれませんが、司法書士試験において必要とされる知識は「正確な知識」であり、曖昧な知識はむしろない方がましです。2年目ということで自分にある程度知識があると勘違いし、インプットの作業をおろそかにしていました。また、復習のタイミングも自分で判断するのが難しく、過去問の使い方もただ漠然と繰り返し解く、というものでした。一人で勉強することに慣れていましたので独学は可能と思い込んでいましたが、膨大な科目の司法書士試験において効率的に勉強することがいかに困難か、2年かけて身をもって知りました。2、3年目の反省は、独学により陥った勉強方法の誤りです。

<4年目 仕事をしながら クレアール開始>

2年目、3年目の出来の悪さから、独学の限界にようやく気づき再び予備校を利用することを決意しました。気持ち新たに、「クレアールと共に絶対に合格してやるんだ」という気持ちを持ち学習を始めました。

ただしこの年になると仕事を始めていましたので、要領の悪い私は上手く時間を見つけることができず、思うように勉強が進まない悔しさからイライラがつのるばかりでした。仕事と両立しながら成功される方は大勢います。しかし残念ながら私はそれが上手くできませんでした。結果は今までで一番いい成績でしたが午前で足切り。気持ちが本物になっていた分、大変落ち込みました。4年目の反省は、勉強に集中できる環境を自分が作り出せなかったことです。

<5年目(合格年度) 実家の家事をしながら クレアール受講>

4年目が終わり、もう1年続けるかどうか本当に悩みました。しかし、4年目に決意した「絶対に合格してやるんだ」という気持ちをここで終わらせたくないという思いから、最後の1年と決めて、仕事を辞め、再び勉強に専念することにしました。5年目にして初めて、勉強時間、クレアールによる正しい勉強方法、そして絶対に合格してやるんだという強い気持ちが揃った気がします。

何か受験生の皆さんにこの年の勉強方法についてアドバイスをしたいのですが、この年私はただひたすら講師の方の指示通りに勉強をしていただけです。独学のときの自分なりの勉強方法は一切捨て、その指示をひたすら守っていくことを最後まで続けました。また、クレアールの受講を始めてからは今まで使っていた教材はほぼ使用せず、クレアールの教材のみで学習していました。結果今になって思うことは、それで必要十分であったということです。司法書士試験の科目は大変多く膨大な量の暗記が必要となってきます。ですので、これと決めたテキスト一本に絞り、それを知識の全てにするかのように徹底的にやりこむことだと思います。択一六法は多くの先輩方がそう言われるように大変よくできた教材です。私は過去問演習や答練で間違えた箇所があると一度択一六法に戻るようにしていましたが、そこに書かれていない知識は深追いしないようにしました。また、横断整理が必要なものや多くの暗記が必要となる科目についてはある程度のまとめが必要ですが、これもテキストにほぼ網羅済みだったので、自分で作成する必要はなく効率的に勉強を進めることができました。復習講義も絶妙のタイミングでありますし、教科ごとのチェックテストもありますので、講義のあとの知識の抜け落ちについてもきちんとフォローしてもらえます。 

記述対策はとにかく合格書式マニュアルに載っているひな形を暗記すること(といっても不動産登記、商業登記の択一講座内で書式についても練習させられましたので、書式マニュアルで一からやらなければならないということはありません。)がまず一番です。限られた時間の中で情報をまとめ、論点を見極め、組み立てていかなければいけない本試験の中で、「ひな形はなんだったっけ?」と思い出す時間は大変な時間ロスになります。まずはサラサラ書けるようになってから、記述式ハイパートレーニングや答練を使い、テクニックを養っていくのがいいと思います。

このように、合格年度に私が行なったことは全てクレアールが用意してくれました。あとはいかに計画的にやりこなしていくかですが、そこは大まかな計画でいいと思っています。私は復習に時間をかけていたので、結果的に大幅に当初立てた計画表とずれてしまいました。答練も全てやりましたが一度も締切に間に合ったことがありません。しかしそれで復習に手を抜くことはしたくなかったので焦ることはせず、あくまで本試験当日にピークを持っていくんだと割り切って、質の高い学習をすることを重視しました。またこのようなインプットが目的の復習を丁寧にしたことは結果的にとてもよかったと思っています。逆にアウトプットが目的の過去問演習や答練などは時間を図ってスピーディーにやり、間違えたところのみ確認するようにし、メリハリをつけた学習を行いました。

最後に、独学のころは上手く活用できなかった過去問ですが、合格年度の使い方はとても効果的だったと思います。講師の方の指示通り講義を受講後に同単元の過去問をじっくり確認するほか、その後の過去問の使い方としては、解きながら知識があいまいになっていると感じた肢の横にあいまい度に合わせて△や×をつけていき、△の肢は過去問についている解説を読む、×の肢は択一六法に戻る、さらに××の肢はその周辺知識を含めてじっくり確認するという方法で肢ごとにあいまいな点を洗い出していきました。そして2回目からは△や×が付いた肢のみを確認していきます。逆に△も×も付けなかった肢は無視をしました。性格上解いた問題は全て解説を読みたくなってしまいますが、今までそれでうまくいかなかったので、この年は思い切って緩急をつけました。結果的に1、2回しか解かなかった過去問も多くありましたが、質の良い過去問の使い方をしていればそれで十分であったといえます。

最後に

合格発表の日、私はクレアールのスタッフの方からの留守番電話でその合格を知りました。アルバイトからの帰り、車に乗り込んだところでその報告を聞いた私はしばらく震えが止まらず運転ができなかったことを記憶しています。そして合格の嬉しさと同時に、一度も顔を見たことはないけれど、クレアールのスタッフの皆さんが今まで支えてくれていたことを改めて実感しました。

長い受験生活の中で、遠回りをしたことは無駄ではない、とは思いません。多くの受験生の方がそうであるように、死ぬ気で勉強をすればするほどたくさんのものを犠牲にしてきました。20代後半、周囲の友人が第2の人生を選択し始めている中でひたすら家に籠って勉強をし続けることに、ときに勉強が手につかなくなるほどひどく落ち込むこともありました。やはり短期合格ができていたらこれに越したことはないと、今でも思います。ただ、長い受験生活を通してたくさんの支えがあったことに感謝する気持ちは、これから生きていく中で決して忘れない財産になると思います。家族、友人、講師の方、そしてクレアールの皆さん、孤独な戦いでしたが、みんながいたから最後までやりきれました。本当にありがとうございました。

そして今まさにその渦中にいる受験生のみなさん、おそらくこれ以上に自分を追い込むことはこの先ないと思います。司法書士試験は、努力を裏切らない試験です。合格後の明るい未来を信じて、どうか努力の石を積み上げていってください。みなさんのご検討をお祈りしています。

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