Read Article

「本試験の難易度に近いクレアールの答練・模試でイメージできた合格ライン」 久保 輝東さん

「本試験の難易度に近いクレアールの答練・模試でイメージできた合格ライン」

久保 輝東さん

1.生涯の仕事として選ぶ価値のある司法書士

私は法学部出身です。学生時代、就職について考えたとき、私は「法学部に籍を置いた身であるからには、法律に携わる仕事がしたい。資格を取って専門的な仕事をしたい」と考えました。
そこで初めて知ったのが、司法書士という職業でした。司法書士は、将来の独立開業も可能であること、個人的に苦手な刑事事件に関与する機会が少ないこと、ある程度の収入が得られること等、が魅力でした。と同時に、司法試験にも匹敵する難関試験である、ということも生涯の仕事として選ぶ価値のある職業だと思いました。

2.本試験と難易度が近い答練・模試で、手応えを実感

クレアールのもっとも良かった点は、答練・模試のレベルの妥当性です。
教材や講義、解説の内容についても、その価格設定から多少の不安もありましたが、実際に受けてみても他の予備校と比較しても何の遜色もなく、むしろ必要最小限を確実に抑えた充実したものでした。
そして答練・模試について、難易度設定が非常に本試験に近いと感じました。もちろん練習として難易度の高い問題を多くこなし、本試験受験時に余裕を感じることができれば言うことはありませんが、司法書士試験は本試験のレベルですら、ある程度の力量を要求されます。本試験以上という難易度の問題は、一定以上の実力を得るまでは、単に自信を失うだけになってしまうと思います。
その点、クレアールの答練・模試は本試験の難易度に近い問題が出され、実際の本試験での手応えに近い感触を得ることができます。「ここまでやれば合格が見えてくる」という目標ラインが具体的にイメージし易いため、モチベーションの維持・向上にもつながると思いました。

4.過去問を繰り返し解き、弱点の暗記を克服

受験勉強を振り返って、最良の方法は、なによりも過去問でした。過去問が完璧に解けるようになれば、本試験でも7割近くは取れます。合格ラインの8割がすぐそこになります。
個人的な弱点として、暗記が苦手ということがありました。その弱点を克服するために行ったのは、2週間で全ての範囲の過去問をこなす、ということでした。2週間であれば暗記の苦手な私でも覚えていることができます。そうやって、とにかく忘れる前にもう一度その問題を解く、ということを繰り返し、なんとか記憶の維持に努めました。
長時間、大量の勉強を続けていくコツは、時間も作業も細かく分割することだと思います。私の場合は、2週間で4800ページの過去問を解くと決めていたので、1日400ページ(余裕をもって週6日計算)、さらに細かく1時間50ページという目安を設けました。
区切りのページにしおりを挟み、1サイクルのゴールを明確にすることで、膨大とも思える勉強であっても、結果的に続けていくことができました。
書式については、過去問よりもクレアールの答練・模試を活用しました。まずは、『ベーシック合格書式マニュアル』等を利用して主要なひな形を暗記し、あとは答練・模試を繰り返し解くようにしました。一度解いたことのある問題であっても、ミスなく完璧な答案を再現することは容易ではありません。練習時から、書き忘れや誤字についても気を配りました。これは、本試験の採点方法が減点方式であると言われているためです。ある程度の内容があっていても、細かいミスが重なると全く点が取れません。書式については、ひな形の暗記をベースにした丁寧な作業、が重要だと思います。

5.苦手な会社法と商登法は、条文の構造・意味から理解

私が苦手としていたのが、会社法と商業登記法です。私が司法書士試験を目指している間に、会社法の大改正がありました。そのため、過去問について、答えが変わる、問題が成立しなくなる、暗記してあった知識が役に立たなくなるなど、色々な問題が生じました。結果、知識の整理から、そもそも勉強方法を確立することまでに多くの時間を要してしまいました。
そこで、とにかく力を入れたのが講義に集中することです。それと、条文にあたることです。講義では講師の方がとてもわかりやすく簡潔に説明してくださいますが、その内容をもう一度、条文だけから理解しようとすると、どれだけ準用、適用除外を辿っていった末の説明なのかがわかります。そうやって、条文の構造、意味の両方から理解した知識は、ある程度の定着を得られました。
その知識をもとにして、あとは問題を繰り返し解きました。過去問は使えるところだけ使い、あとは答練を利用しました。

6.自分の学習スタンスを貫き、スランプは克服

私のスランプは、最後の10-20点、合格のために必要な8割の壁を越えることがなかなかできなかったことです。科目別の答練ではある程度の結果が出るのに、「公開模試」や「実力完成総合答練」になると、あと一歩が届かない。肢レベルでも3つの肢は消去できるが、最後の2択で間違う。過去問にはまだ出ていないけど今後問われるであろう重要な論点、というのが、私の勉強方法のネックでした。
しかし、過去問主体の勉強方法を崩すことは、得点の土台となる7割の部分を脅かすことになるので、勉強方法を大きく変えたりはしませんでした。
むしろ答練・模試は、自分の知らない知識を補うチャンスだと考え、「過去問に出ているのに間違えた問題については猛省し、知らなかった肢はそこで覚える」というスタンスを貫きました。また、過去問にない知識については、小さいメモに集約し、普段からパラパラと目を通すように心がけました。
そうしているうちに、過去問以外の知識も蓄積され、合格ラインにも徐々に手が届くようになっていきました。

7.合格率3%に騙されてはいけない

合格率3%弱という数字は、司法書士試験の難易度を精確に表したものではありません。出願者数を基にして計算されており、実際の受験者はさらに減ります。毎年5000から6000人が会場に行きません。そして実際に受験する人数の中にも、記念受験者や、過去の私のように、本来なら受験資格もなさそうな準備不足の受験者もいます。
あとは単純に、本人が合格できるだけの準備を出来たかどうかだけです。努力すれば努力した分が結果となって返ってきます。講師・スタッフの方と教材と、自分を信じて頑張ってください。

Return Top