令和4年度司法書士試験解答速報 掲載中

司法書士試験<過去問題肢別チェック ■刑法「刑法総論 共犯」>

問題1 共犯者間に共同実行の意思がない場合については、共同正犯は成立しない。○か×か?

問題2 Aは、Cの名誉を毀損する事実を文書にして、Y新聞社に投稿した。Y新聞社の編集人Bは、Aの投稿文がCの名誉を毀損するのを認識しながら、これを日刊Y新聞紙上に掲載した。この場合、AB間には名誉毀損罪の共同正犯が成立する。○か×か?

問題3 AがBに対して甲宅に侵入して金品を盗んでくるよう教唆したところ、Bは、甲宅に人がいたので、甲宅に侵入することをあきらめたが、その後、金品を盗もうと新たに思い付き、乙宅に侵入して金品を盗んだ。Aには、住居侵入・窃盗罪の教唆犯が成立する。○か×か?

問題4 AがBに対して甲宅に侵入して金品を盗んでくるよう教唆したところ、Bは、甲宅に侵入して金品を物色したが、その最中に甲に発見されたので、甲に刃物を突き付けて甲から金品を強取した。Aには、住居侵入・強盗罪の教唆犯が成立する。○か×か?

問題5 教唆者を教唆することを間接教唆といい、間接教唆者を教唆することを再間接教唆又は順次教唆という。間接教唆も再間接教唆も、処罰されない。○か×か?

問題6 当初から未遂に終わらせることを意図しながら教唆行為を行った場合を未遂の教唆という。教唆の故意は、被教唆者に特定の犯罪を実行する決意を生じさせる意思であると考えると、未遂の教唆については、教唆犯は成立しない。○か×か?

問題7 Aは、甲を殺害する意思を持っていたBから、その真意を打ち明けられて、殺害のための毒薬の入手方を依頼され、これに応じて毒薬をBに手交したが、Bはその後、甲の殺害を思いとどまり、その毒薬を廃棄した。この場合、Aは殺人予備罪の刑で処断される。○か×か?

問題8 A、B、C、Dは、いずれも甲に対して恨みを持っていたが、B、C、D3名は、甲に対する殺意までは抱いていなかった。甲を殺害したいと願っていたAは、Bに対して、甲を殺害するようそそのかしたが、これを受けたBは自ら実行せずに、Cに対して、甲の殺害をそそのかした。しかし、CもBと同様、自ら実行せずに、Dに対して、甲の殺害をそそのかした結果、Dがその決意をして甲を殺害した。この場合、Aは殺人教唆罪の刑で処断される。○か×か?

問題9 A、Bは、甲に対して暴行を加えることを事前に共謀し、両名で甲の部屋へ赴き、かねて謀議のとおり、甲が逃亡できないようにAが部屋の出入口をふさぎ、Bが甲の顔面を殴打したところ、甲は脳内出血を起こして死亡した。この場合、Aは傷害致死罪の刑で処断される。○か×か?

問題10 Aは、生活費欲しさから、中学1年生の息子Bに包丁を渡して強盗をしてくるよう指示したところ、Bは、嫌がることなくその指示に従って強盗することを決意し、コンビニエンスストアの店員にその包丁を突き付けた上、自己の判断でその場にあったハンマーで同人を殴打するなどして、その反抗を抑圧して現金を奪い、Aに全額を渡した。この場合、Aには、強盗罪の共同正犯が成立する。○か×か?

問題11 Aは、Bとの間で、Cを脅して現金を強奪する計画を立て、その計画どおりBと一緒にCをピストルで脅したところ、Cがおびえているのを哀れに思い、現金を奪うことを思いとどまり、その場にいたBに何も言わず立ち去ったが、Bは、引き続き現金を奪い取った。この場合、Aには、強盗(既遂)罪の共同正犯が成立する。○か×か?

問題12 Aは、強盗を企て、B及びCとともに、「ABCの3人で宝石店に赴き、AとBとがその店の前で見張りをしている間に、CがAの用意した拳銃で店員を脅して宝石を強取する。分け前は山分けする。」という計画を立てた。計画に従い、Aは、拳銃を用意してこれをCに手渡し、A、B及びCは、宝石店に向けて車で出発することとなった。この事例において、出発直前、Bは、急に怖くなって「おれはやめる」と言い出し、A及びCが仕方なくこれを了承したため、Bは、その場から立ち去ったが、A及びCは、そのまま強盗を実行した。この場合、Bは、強盗の共犯の罪責を負わない。○か×か?

問題13 Aは、強盗を企て、B及びCとともに、「ABCの3人で宝石店に赴き、AとBとがその店の前で見張りをしている間に、CがAの用意した拳銃で店員を脅して宝石を強取する。分け前は山分けする。」という計画を立てた。計画に従い、Aは、拳銃を用意してこれをCに手渡し、A、B及びCは、宝石店に向けて車で出発することとなった。この事例において、Cは、宝石店で、拳銃で店員を脅して宝石を強取したが、拳銃を向けられた店員は、動転のあまり、あわてて後ずさりしたため仰向けに転倒し、全治1か月の頭部外傷を負った。この場合、A、B及びCには、強盗致傷の共同正犯が成立する。○か×か?

問題14 公務員でない者も、収賄罪の共同正犯になり得る。○か×か?

問題15 傷害の意思で共謀した共犯者の1人が殺意をもって被害者を殺害した場合、殺意のなかった共犯者についても、殺人罪の共同正犯が成立する。○か×か?

問題16 博徒の親分が賭博場を開帳した際に、これを知った子分が顧客を誘って賭博をさせた場合でも、親分がそのことを知らなかったときは、子分については、賭博開帳図利罪の幇助犯は成立しない。○か×か?

問題17 医師が看護婦に指示して患者に毒薬を投与させ、その患者を殺害した場合、看護婦が毒薬であることを知らなくても、医師については、殺人の教唆犯が成立する。○か×か?

問題18 Aは、知人Bとの間で、飲食店の店員に暴行を加えて現金を強奪することを計画し、Aが凶器を準備し、Bが実行役となって強盗をすることについて合意した。ところが、Bは、一人で実行するのが不安になり、Aに相談しないまま、Cに協力を持ち掛け、BとCとが一緒になって強盗をすることについて合意した。犯行当日、Bは、Cと二人で飲食店に押し入り、店員に暴行を加えて現金20万円を奪い取った。この場合、Aには、Cとの間でも強盗罪の共謀共同正犯が成立する。○か×か?

問題19 顧客から委託を受けて現金1,000万円を業務上占有していた銀行員Aは、業務とは無関係の知人Bと相談し、当該現金を横領しようと考え、Bに当該現金を手渡して横領し、その後、当該現金を二人で折半して費消した。この場合、Bには、業務上横領罪の共同正犯が成立し、刑法第65条第2項により単純横領罪の刑が科される。○か×か?

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