令和4年度司法書士試験解答速報 掲載中

司法書士試験<過去問題肢別チェック ■民法物権「占有」

問題1 Fが知人Gから借りている時計をHが奪い、Iに売却した。この場合、Fは、Iが、その時計はHがFから奪ったものであるという事実を知っていたときは、占有権に基づき、Iに対し、時計の返還を請求することができる。○か×か?

問題2 Aは、Aが所有し占有する動産甲をBに売却し、同時に、動産甲について、Bとの間で、Bを貸主、Aを借主とする使用貸借契約を締結した。この場合において、Aが以後Bのために動産甲を占有する旨の意思表示をしたときは、Bは、動産甲の占有権を取得する。○か×か?

問題3 Aは、Bが所有しAに寄託している動産甲をBから買い受け、その代金を支払った。この場合には、Aの動産甲に対する占有の性質は、所有の意思をもってする占有に変更される。○か×か?

問題4 Aは、Bに預けていた壺の返還を求めていたが、Bが言を左右にして返還に応じなかったので、Bの自宅に無断で入り、壺を取り戻したところ、Bから占有回収の訴えを提起された。Aは、この訴訟において、抗弁として、壺の所有権が自分にあると主張することはできない。○か×か?

問題5 Aの自宅の隣接地にあった大木が落雷を受け、Aの自宅の庭に倒れ込んだため、Aは、庭に駐車していた車を有料駐車場に停めざるを得なかった。この場合、Aは、当該隣接地の所有者であるBに対し、占有保持の訴えにより大木の撤去を請求することができるが、損害賠償を請求することはできない。○か×か?

問題6 法人の代表者が法人の業務として動産甲を所持する場合には、代表者個人のためにも甲を所持するものと認めるべき特別の事情がない限り、代表者個人が甲の占有者であるとして占有回収の訴えを提起することはできない。○か×か?

問題7 動産甲の占有者AがBの欺罔によってBに任意に甲の占有を移転した場合には、Aは、Bに対し、占有回収の訴えにより甲の返還を求めることはできない。○か×か?

問題8 動産甲の占有者Aは、Bの詐欺によって、Bに動産甲を現実に引き渡した。この場合において、Aは、Bに対し、占有回収の訴えにより動産甲の返還を求めることはできない。○か×か?

問題9 Aがその所有する動産甲をBに賃貸したが、Bは貸借期間が終了しても動産甲をAに返還しなかったことから、Aは実力でBから動産甲を奪った。この場合において、Bは、Aに対し、占有回収の訴えにより動産甲の返還を求めることができる。○か×か?

問題10 AがBから預かっていたビデオカメラをBに無断でCに譲渡した。この場合、Cは無権利者からの譲受人であるから、原則として所有権を取得することができないが、即時取得が成立するときは所有権を取得することができる。即時取得が成立するためには、Cは前主が処分権限を有しないことについて善意無過失である必要がある。善意については推定されるが、無過失については、判例上、推定されない。○か×か?

問題11 即時取得は、無権利者から動産を買い受けた譲受人を保護するための制度であるから、即時取得によって取得することができる権利の対象は所有権のみである。無権利者が動産を質入れした場合には、その相手方が質権を取得することはなく、当然ながら所有権を取得することもない。○か×か?

問題12 AからA所有のデジタルカメラ甲の寄託を受けていたEは、甲をBに売却したが、その際、Bは、Eが甲に関し無権利者であることについて善意無過失であった。この場合において、Bは、その後にEから甲の現実の引渡しを受けた際、Eが甲に関し無権利者であることについて悪意となっていたときは、甲を即時取得しない。○か×か?
問題13 Aが動産甲をBに貸していたところ、Bの家から動産甲を盗んだCが、自己の所有物であると偽って、Cが無権利者であることについて善意無過失のDに動産甲を売り渡した場合には、Bは、盗難の時から2年以内であれば、Dに対して動産甲の返還を請求することができる。○か×か?
問題14 Aの家から動産甲を盗んだBが、自己の所有物であると偽って、公の市場において、Bが無権利者であることについて善意無過失のCに動産甲を売り渡した場合には、AがCに対して盗難の時から2年以内に動産甲の返還を請求し、Cが動産甲をAに返還した後であっても、Cは、Aに対して、CがBに支払った代価の弁償を請求することができる。○か×か?
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