2017年司法書士合格者インタビュー 岩渕菜々さん

清水 司法書士試験一発合格おめでとうございます。それでは一発合格者インタビューを開始します。よろしくお願いします。

岩渕 よろしくお願いします。

目次

司法書士を目指した理由

清水 最初に、司法書士試験に合格するまでの過程についてお聞きします。世の中にいろいろな資格がある中、なぜ司法書士を目指そうとしたかお聞かせください。併せて、差し支えない範囲で、今までのお仕事や法律の学習経験についても伺わせていただきたいと思います。

一発合格者 岩渕 菜々さん

岩渕 法律の学習経験については、大学で法律を専攻していたので、基本的なことは学んでいました。大学卒業後は就職したこともあったのですけれども、特にやりたいこともなくて、転職を繰り返していました。年齢的に、「さすがにこのままではまずい」と思いましたが、特にこれをやりたいという仕事がなかったので、何か資格を取ろうと考えたのです。初めは何となく格好良いという理由で税理士を目指し、某予備校に通ったのですけれども、どうしても理解が進まず、2カ月で退学してしまいました。その時は、「自分は何をやっても駄目なのだ」と思ったのですが、ふと学生時代に法律の勉強をしていたときは楽しかったということと、司法書士という資格があったことを思い出しました。そしてインターネットで司法書士について調べたところ、民法など勉強したこともあるので、「司法書士を目指してみよう」と思いました。

今年の司法書士試験を振り返って

清水 では次に、今年の司法書士試験を振り返って、本試験当日はどのような気持ちで迎えたか。午前の部の問題を解いた感想、午後の部の問題を解いた感想、そして本試験を終えてどのように感じたかお聞かせください。

岩渕 私は昔から法律に興味があったし、法律が好きで勉強を始めたのですけれども、試験直前期の5月ぐらいに突然スランプになってしまって、それからは勉強するのが嫌で嫌でしょうがなく、本試験当日は、「正直、これでもう明日から勉強しなくて済む、ああ、嬉しい」という気持ちで試験会場に行きました。
午前の部は、割と自分の得意科目が多くありましたし、答練や模試でもひどい点数を取ったことはなかったので、全然緊張もせず、手応えもあり、そこそこできたと思っていました。ただ、午後の部は、択一で苦手科目がたくさんありましたし、時間内に解くことにあまり自信がなくて、答練や模試では冷静でいられましたが、本試験では記述などどうしても分からない問題が出たら、焦ってしまうだろうという予想を多少はしていました。でも、それ以上に本試験は、択一で時間を使い過ぎてしまって…。

清水 模試と本試験では違いますからね。

岩渕 そうですね。模試と本試験では違うと先生方がおっしゃっていた意味が初めて分かりました。本試験の午後の部の途中で、今年は駄目だと思ったのですけれども、せっかくここまでやってきたからにはやるしかないと思って、何とか最後までやり遂げた感じです。

清水 記述式問題の記載量が結構多かったと思いますが、時間内に書き終えましたか? 

岩渕 商業登記法の記述式を最後に解いたのですけれども、表面を書き終わった時点で残り10分ちょっとしかなくて、問題を読む時間もないかと思いましたが、今年はたまたま裏面の第2欄の問題量が少なかったので、答案構成も殴り書きで、答案も本当に殴り書きに近い感じでしたが、第2欄の「解散」は今年出題されると予想されていた分野できちんと準備していたので、なんとか書けたことは書けたのですけれども、試験が終わった後は「字が汚すぎて採点されないのではないか」ということが一番不安でした。

予備校選びのポイント

清水 では次に、予備校選びのポイントとクレアールを選択した決め手についてお聞きします。まず予備校選びのポイントですが、複数ある予備校の中からクレアールのどこが良いと思われたかお聞かせください。併せて通学講座ではなく、通信講座を選んだ理由をお聞かせください。

岩渕 いろいろな予備校がありますが、最初は正直なところ、クレアールを知らなかったです。でも、司法書士試験のことをインターネットで検索していた時に、多分ヤフーの広告だったと思うのですけれども、「クレアールの非常識合格法書籍を無料で差し上げます」というのがあり、取りあえずその本をもらってみたのです。その書籍を読んだところ、すごいと思うと同時に、私もただ受かれば良いというのではなく、絶対に短期で受かりたかったので、クレアールの非常識合格法は良いのではないかという気がしました。

清水 通学講座ではなく、通信講座を選択した理由はありますか。

岩渕 通学講座の場合は、自宅から通学の時間がかかってしまう。移動の時間も勉強はできるかもしれないけれども、やっぱり移動時間がもったいないと思ったことと、通信講座であれば、映像を倍速で聞けるので、それが魅力でした。

クレアールを受講した感想

清水 では次に、クレアールで受講した感想についてお聞きします。見事に1回の試験で難関資格と言われる司法書士試験に合格なさったわけですが、クレアールで受講して良かったところをお聞かせください。

岩渕 まず、インプットでは講義が合格に必要なことをコンパクトにまとめてくれていたので、勉強量として必要なことだけを学習できたことが非常に良かったです。書式講義ではテキストで基本的なところから、だんだん難しくなっていくではないですか。

清水 段階を追って、少しずつ複雑な問題になっていきますね。

岩渕 そうです。その段階を追って、アウトプットとなる問題と解説講義があって、それですごく実力が付いたと思います。

通信講座のメリット

清水 では次に、通信講座のメリットについて伺います。実際に通信講座で学習を進めていく中で、こんなことが良かった、この点は利便性が高かったという点がありましたらお聞かせください。

岩渕 通信講座だと、何曜日の何時に講義や答練をやらないといけないと決まっていないので、自分が一番やる気があるときにできるし、逆にどうしてもやる気が出ないときには、簡単な単元の講義や自分が得意な科目の講義などを聞いて、そこから勉強にまた調子が乗り出すということがあったことが良かったです。

清水 好きな時間に、好きな科目の講義を視聴できるということですね。

岩渕 本当は最初から見た方が良いのかもしれないのですけれども、気分転換に違う科目も配信されていたら見たりしていました。

時期毎の学習

清水 城講師

清水 次に全体的な学習方法についてお聞きしたいと思います。まず時期ごとの学習について伺います。司法書士試験の学習は、大きく分けると、基本講義中心の学習初期、それから基本講義が終わり、過去問の学習や初めて答練を受ける学習中盤期、そして問題演習やご自身が行ってきた学習をまとめる試験直前期に分かれます。時期ごとにどんな点に注意をして学習を進めたか。あるいはこんな工夫をしたということがあればお聞かせください。

岩渕 まず学習初期段階は、講義の最後にその講義で扱った分野の参考過去問が書かれていたので、それを必ず解くようにしました。不動産登記法は初学者にとって分かりづらい科目で、講義を視聴した時点で過去問を解いてみても、解けなかったり分からないことが多かったですが、過去問には早いうちから触れておきたかったので、とにかく分からなくてもいいから、講義で扱った分野の参考過去問を解いてみて、また後からも何回か解き直すようにして、とにかく過去問は大事にするようにずっと心掛けていました。

清水 なるべく早い時期から過去問に触れることを重視していたということですね。

岩渕 そうです。

清水 では、基本講義の受講が終わった後の学習の中盤期では、どのような学習をなさっていましたか。

岩渕 3月か4月頃までだったと思いますが、その時は手帳に毎週何を復習するかを書いて、できたら消す。例えば商業登記法のこの分野がどうしても苦手だから、そこの第何単元の講義を視聴するというように、簡単に自分だけに分かるような形で書いていました。それから定期テストや簡単な記述式の問題集でも、間違えたものは、今週は例えば不動産登記を解き直すとか、週毎の予定を簡単にメモしていました。

清水 合格体験記も拝見しましたが、スケジュールの立て方が非常に上手だったと思いました。今おっしゃっていたように、1週間単位とか1日単位でスケジュールを立てていたということですね。

岩渕 そうです。1日の勉強が終わった後に、明日は何をしよう、今日は不十分だったこと、やったのによくできなかったことをまとめていました。科目のバランスを考えて、毎日全部の科目をやろうということが目標だったのですけれども、結局そうもいかず、今日は不動産登記に時間を取られ過ぎたので、明日はやっていない科目をやろうということなど、明日の予定を全部手帳に書いたらいっぱいになってしまうので、スマートフォンのメモ機能などを利用して簡単に2~3分で書いていました。

清水 大体のスケジュールを立てて、それで学習の進捗状況に合わせて微修正していくというような形ですね。試験直前期はどのような感じで学習を進めた、あるいは工夫したことなどはありますか。

岩渕 5月後半はほとんど思うように勉強できなかったのですけれども、6月になっても、やる気があってもどうしようもできない時がありました。それでもあと1カ月なので、できるときに、限られている時間で何をするかということを考えました。私は、記述式が一番自信がなかったので、記述式の新作の問題なども解きたかったのですが、結局新しく解いても身に付ける時間がないので、今までクレアールで利用した基本のテキストから、一番難易度が高い答練の問題で、間違えた問題を全部やろうと思って、手は広げないようにして、ひたすら今まで間違えた問題と、過去問で毎回解くたびに自信がなかったところにチェックをしていたので、チェックが付いているところだけを確認するようにしていました。

清水 手を広げ過ぎないということはとても重要なことですから、たまたまやる気が直前期に起きなかったことが、「手を広げなかった」という意味で逆に幸いしたのかもしれないですね。

岩渕 確かにそうかもしれません。

学習時間、学習量

清水 では次に、学習時間や学習量についてお聞きします。時期にもよると思いますが、前述の学習初期から中盤期、そして直前期にどのくらい学習していたかをお聞かせください。

岩渕 私は専業受験生だったので、週に2日は休もうと決めていました。週5日の1日5時間で、掛ける5日で週25時間を目標にして、それが1カ月達成できたら、次の月は5時間半、次は6時間というようにしていこうと思ったのです。でも、毎日自分の勉強時間を、今日は⑤とか④と手帳に書いていたのですけれども、一度も週25時間を平均で上回らず、結局初めて達成できたのは今年の4月で、5月からはやる気がダウンしてしまったので、結局週25時間目標が平均だという悲しい結果に終わってしまいました。
ただ、逆にそれで良かったかなと思います。1日8時間勉強できるという人は、とても良いと思うのですけれども、今まで長年あまり勉強の習慣がなかったのに、無理をし過ぎてしまうと、ストレスから結局途中でやめてしまう人もこの試験は多いと思うのです。私は勉強時間も少なめで、他の時間にストレスを解消していたので、まだやり続けられたのかなというのはあります。
途中からは、今月もどうせ週25時間ずつぐらいしか私はできないのだろうというあきらめがありました。そのおかげで自分の持ち時間が1日5時間で、その5時間でどれだけ集中できるか。5時間しかなかったら無駄なことはしていられないので、ある意味時間は短かったけれども、内容は濃い勉強をしたつもりです。

クレアールの初学者カリキュラムの活用方法

清水 仕事をしている方にとっては、今のお話はとても参考になると思います。では、次にクレアールの初学者カリキュラムの活用方法についてお聞きします。初学者コースは基本講義から始まり、最終的には直前期の答練、模試といったアウトプットで終了します。基本講義を進めていくときの学習方法や心構え、直前期の答練や模試の利用方法や注意点をお聞かせいただきたいと思います。

岩渕 まず基本講義ですが、私は民法の学習経験はあったのですけれども、クレアールの講義は、民法と不動産登記法が一体になっていて、その不動産登記法の分野でどうしても分からないところがあったのです。講義をテキストで復習し、過去問を解いた後に、もう1回講義を聞いても分からなかったのですけれども、その時に考えたのが、多分今は分からないだけで、もう少し勉強が進めばそのうち分かるだろうと思って、その分野はあきらめて進みました。几帳面で真面目な人だと、分からないからもうちょっとここをやらなければならないと思ってしまうこともあるかもしれません。今思えば、特に不動産登記法なんて最初に聞いて分かる人もそうそういないので、分からなければ分からないで割り切ってどんどん進んで、結局後から何となく分かったので、それで良いと思いました。

清水 後で分かるようになるだろうから、まずは先に進むということを心掛けたということですね。答練や模試の利用方法、注意点などはありますか。

岩渕 答練は第1次答案提出期限がきちんと決まっていたので、その時期は、あれもできていない、これもできていないということはいっぱいあったのですが、とにかく第1次答案提出期限には答案を提出するように、答練を3時間やる日を作って、第1次答案提出期限を守るようにしていました。予備校にはプロの方が考えたカリキュラムがあると思うので、本当は自分としては、答練を解くレベルに達していない科目があったので、そちらをやりたかったのですけれども、多分そういうことをしていたら駄目だからこその第1次答案提出期限なのだろうと思って、とにかくクレアールのカリキュラムを信じて、第1次答案提出期限をペースメーカーにして自分の勉強もしました。それから心構えとしては、模試だから、答練だからではなく、これが本番だというつもりで解いてはいました。ただ、自分の中に答練だからという気持ちはあったと思います。

清水 意識していても、どうしても奥底でそういう気持ちはありますよね。

岩渕 そうですね。だから本試験で思わぬ失敗をしてしまったということもあるのだと思います。どうせ答練だからと思いながら解く人はいないとは思いますが、これからの受験生の人には、本試験だと思い込んで解くのは大変なことでも、本試験をもっと意識して緊張感を持って解いた方が良いです。せっかく答練を受けるのであれば、そうしないともったいないという気がしました。

クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想

清水 答練や模試は本試験のつもりで受けるということですね。では、次にクレアールの通信講座で学習を開始した直後を思い出していただき、その時の感想についてお聞きします。司法書士は難関資格の一つであるため、民法、不動産登記法、会社法などの早い段階で挫折してしまう方もいらっしゃいます。先ほど、不動産登記法は、最初分からなくて辛かったけれども、とにかく先に進んでいったというお話がありましたが、それ以外で学習を開始して辛かった、工夫したことがあればお聞かせください。

岩渕 私は一応法学部で会社法は勉強したのですけれども、会社法改正があり、以前とは変わっているし、学生時代から苦手意識もあったのです。講義を受けてみても、最初は株式会社の機関設計の分野で、取締役会を置いたら監査役を置かなければならないみたいなルールがたくさんあって、こんなのは全部覚えられないと思いつつ、過去問を解いて、やっぱり間違って、でもこうなのかと繰り返していたら、ある日機関設計の仕組みが当たり前に、これだったらこれを置いては駄目だよねというのが分かるようになっていました。分からないと思っても、ひたすら択一の過去問を解いて、何回も間違えたりしていると、点と点の知識が線につながるように、気付いたら分かっていたので、地道な努力に尽きると思いました。

清水 機関設計のところは、ある時急に理解出来たという感じですか。

岩渕 はい、そうです。

清水 多分これまでコツコツ学習していたことが、線につながったということだったのかと思います。

岩渕 そうだと思います。最初取締役の部分の講義を受けただけだと、それが後で監査等委員会設置会社の部分とどういう関係になるのかということがあまり分からないですが、最後まで講義を受けて一通り終わったときに、それまでずっと過去問も解いてきていたので、何か全部つながったなという感じでした。

清水 そういう面では、会社法に関しても、とにかくカリキュラムに沿って先に進んでいくということが重要ですね。

岩渕 そうですね。私は最後まで講義を視聴して、初めて1科目の全体像が分かるというイメージが、不動産登記法と会社法についてはありました。

具体的な学習計画の立て方と実行方法

清水 では、今度は具体的な学習計画の立て方と実行方法について伺います。クレアールのカリキュラムで学習を進めていく上で、具体的にどのように学習計画を立てて実行したか、そして学習計画を立てる際の注意点をお聞かせください。

岩渕 クレアールの学習計画表に、例えば民法・不動産登記法一体講義は平均何カ月と目安が書いてあったので、最初に自分が始めた日から、例えば半分終わったときが2カ月以内だったら良いのかなと考えました。クレアールの標準計画内でなるべくできるようにするというのを大きな目標として、あとは日付を書くところなどが全部あったので、クレアールの学習計画表に沿って書いていくと、勉強が続いていない日が多いとかパッと見て分かったりするので、あの学習計画表は非常に良かったと思います。自分の手帳にも、勉強時間は書いてあったのですけれども、民法の第何回の講義を見たというようなことまでは書けないので、自分の手帳と学習計画表を併用して使っていました。

清水 学習計画表で全体的な進度をつかんでいたということですか。

岩渕 はい、そうです。

教材の利用方法

清水 では続いて、具体的学習方法、学習に際して自分が工夫したところについてお聞きしていきます。まず教材の利用方法ですが、司法書士試験は出題される科目が多く、クレアールではいろいろな復習教材をご用意しています。学習を進めていく上で、どの時期にどのような教材を利用したかをお聞かせください。また、教材PDFデータの活用の有無や活用方法もお聞かせください。

岩渕 まずPDFデータについては、私は途中からパソコンではなくスマートフォンで学習していたのですけれども、スマートフォンで学習すると、スクリーンショットを撮ってPDFデータを保存することができます。講義のパワーポイントでは割といい表などがPDFであったり、非常に分かりやすい図などがあったので、その中で自分が良いなと思ったものとか、この表は全然覚えていないと思ったものをスクリーンショットでスマートフォンに残していました。

清水 空き時間などでスクリーンショットを見ていたのですか。

岩渕 はい、そうですね。ちょっとした2分や3分の時間でも、このPDFがあったら、1枚や2枚は見ることができるので、そういう隙間時間の勉強に役立ちました。

清水 復習教材はどのように利用なさっていましたか。

岩渕 私は、普段は登記六法を使っていたのですけれども、勉強したり、答練を受けて、分からないときは、辞書替わりに択一六法を使っていました。答練の解説を見れば何条の問題かが分かりますから、そこを見ると条文の解説や過去問の参照番号が書いてあったので、答練で例えば民法101条が分からなかったときには択一六法で解説を見て、なるほどと確認していました。さらに参照過去問が書いてあるので、過去問を解いてみて理解できたか、それともまだ理解できていないかを計るのにとても良かったです。

清水 ご自身でノートなどを作成されましたか? 

岩渕 はい。今日は商業登記法の記述式しか持ってきていないのですけれども、記述式で間違えたところを簡単にメモするようにはしていました。

清水 間違いノートのようなものですね。

岩渕 そうです。特に私は記述式では何度も同じ間違いをしたことがありました。添付情報を忘れたり、役員の退任のときに添付する定款、本人確認証明書や就任承諾書などの当たり前のものまで結構忘れていることがあったので、書いておくことによって、間違えた度に正の字でカウントしていたのです。またこんな基本的なことを書き忘れていた等、何度も間違えていることが自分で分かるので、それは良かったと思います。
最終的には、試験の直前期に、自分がよく間違えていた中で絶対外してはいけないところをスマートフォンのメモ機能に全部メモをして、試験の直前に見ようと思って、試験前には何度も間違いノートをまとめたメモを見ていました。

清水 択一に関しては、ノートは作られましたか。

岩渕 ノートを作る時間も結構かかってしまうので、択一についてはノートは作らず、その代わりに、択一の過去問題集に解いた日付と、問題毎に○△×を付けていました。

清水 ○は完璧に理解した、△はまあまあできたという感じですか。

岩渕 そうです。△は正解はできたけれども、ちょっと怪しい肢があったという感じで、直前期には何個も×が付いているところを見たりしていました。

清水 いつも間違えているところですね。

岩渕 そうです。肢毎にも間違えたものをチェックしていたので、チェックが多い肢だけをもう1回解いたりしていました。ただ過去問を全部覚えることも無理だし、その時に役立ったのが、重要度が分かるABCというランクでした。例えば2回×だったとしてもCランクだったら、直前期は思い切って捨てて、とにかくAランクの中で間違えたものを中心にチェックしていきました。

過去問の学習方法

清水 分かりました。では続いて、過去問の学習方法について伺います。司法書士試験の学習では、ご存じのとおり、過去問の攻略が合否に直結します。過去問をどのように活用したかお聞かせください。併せて○×テスト、1000問ノックWebテストの利用の有無や活用方法もお聞かせください。

岩渕 私は前述の通り途中からスマートフォンで受講していたので、○×テストは次に進むのに時間がかかってしまい、学習開始から不動産登記法ぐらいまでは利用していましたが、その後は利用しませんでした。1000問ノックWebテストも利用していませんでした。

清水 過去問の学習を進める上で注意したことなどはありますか。

岩渕 注意したというか、私が良かったと思う方法をご説明します。私は会社法の組織再編のところが苦手だったのですが、苦手なものはやるしかないので、1日目に組織再編だけを解いて、次の日に間違えたチェックが付いているところを解きました。さすがに昨日解いた問題ですから、ほとんど覚えているではないですか。そういうのを3日ぐらい繰り返したら、組織再編が急にできるようになったので、苦手分野を毎日3日間続けて解く。そうやって苦手をつぶすということはしていました。

清水 繰り返し学習して苦手分野を克服していったということですね。

記述式の学習方法

清水 では、続いて記述式の学習方法について伺います。初学者の中には、記述式の学習に不安を持つ方もそれなりにいらっしゃいます。記述式の学習を進めていく上で注意したこと、工夫したことをお聞かせください。また、答案構成用紙をどのように使用したか、不動産登記、商業登記、それぞれお聞かせください。

岩渕 記述は、先ほど話した間違いノートの他には、クレアールの答練を解いて、基本のテキストを見ても分からないことはありますが、合格書式マニュアルで該当の箇所を見ると、こういう場合はこうだというみたいに、解説が非常に丁寧で分かりやすかったです。ですから、合格書式マニュアルも最初から全部は読んではいないのですけれども、分からないことや苦手分野を知る辞書代わりで利用していました、合格書式マニュアルは大変役立ちました。

清水 答案構成用紙はどのように使われましたか。

岩渕 時系列や図を書いたりはしたのですけれども、あくまで答案構成用紙は提出するものではないですから、就任承諾書と全部書くわけでもなく、自分が分かるような略字で書く、抵当権も私は平仮名で「て」、1番抵当権だったら、「1て」と書く。とにかく時間をかけずに、きれいに書く必要はないので、線は曲がっていてもいいから、ただ日付の写し間違いだけは気を付けるようにしました。
答練で何度かやってしまったのですけれども、問題文に7月2日と書いてあるのに、なぜか自分の答案構成用紙には7月3日と書いてあって、そうすると答案も7月3日になってしまいます。こういうミスで1点減点されるのはもったいないですから、基本的なミスをなくすように心掛け、答練の答案用紙が採点されて返ってきたら、なぜここを間違えているのだろうというように、とにかく間違えたところは何が原因だったかを分析するようにしていました。ひな形を覚えていなかったのか、答案構成用紙を見直したら構成が間違っていたとか、構成はきちんと書いているのに、なぜか写し間違えたというのもありましたし、これらの自分のミスの癖を見つけて、本番ではそれを絶対やらないように気を付けるようにしていました。

清水 次に失敗しないための原因をきちんと考えて、対策したということですね。重要なことです。

学習を効率良く進めていくうえで工夫したこと

清水 では続いて、学習を効率よく進めていく上で工夫したこと、音声学習の利用の有無、復習講義の利用の有無および活用方法をお聞かせください。

岩渕 復習講義については、特に毎回講義を受けた後に復習講義を視聴するということはほとんどしていなかったのですけれども、直前期に答練を何度も受けていたのですが、いつも民事訴訟法の点数がとても悪かったので、直前の残り1週間というときに、民事訴訟法の復習講義だけを倍速で全部、2~3回視聴しました。それで全体の流れが何となく分かったり、今まで曖昧だったものが講義を視聴して、ああ、そうだと思い出したり知識がつながったことがありました。おかげで民事訴訟法は本試験ではきちんと解けました。
復習講義は、普段の復習に使うのももちろん良いと思うのですけれども、直前期に分からないところや苦手なところがあっても、講義を視聴する時間がなければ、復習講義は一番必要な要点がまとまっているので、そこで本当の基本だけを押さえていけば何とかなることもあるのだと思います。

清水 音声学習は使われましたか。

岩渕 私のスマートフォンでは使えませんでしたので使いませんでした。

清水 学習する場所は、ご自宅が多かったですか。

岩渕 基本的にずっと自宅でした。ただ、本試験直前期の5月、6月にはどうしてもやる気が出なくなってしまったので、そういうときは決めた1冊か2冊の本を持って、近くの図書館で勉強していました。

苦手科目、苦手分野の克服法

清水 では次に、苦手科目、苦手分野の克服法についてお聞きします。学習を進めていくと、例えば民法の特定の分野が分かりにくかった、会社法のイメージがつかみにくかった、記述式に戸惑いがあったなど苦労したことがあったかと思います。このような時にどのように克服したかをお聞かせください。

岩渕 先ほど答えてしまいましたが…。会社法の組織再編や民事訴訟法のように苦手な分野は繰り返し学習したことにより克服できたと思います。

清水 時間をかけて何回も繰り返すことによって苦手を克服したということですね。

岩渕 そうです。苦手な分野の過去問を解くと、初めは間違えてばかりで苦痛だし、正直あまりやりたくないとは思ったのですけれども、結局やりたくないことをやってこそ受かるのが試験だと思います。

答練・模試について

清水 では続いて答練、模試について伺います。初学者にとっては、答練で思うように解けないこともあれば、問題を解く勇気がなかったり、点数が伸びずに辛いと思うことがあると思います。答練や模試を解くときの心構え、注意したこと、工夫したことや、返却された答案、成績表の利用方法や定期テスト、解法マスター講義の利用の有無や活用方法をお聞かせください。

岩渕 問題を解く勇気というのがよく分からないのですけれども(笑)。

清水 人によっては、今問題を解いても点数が取れないから解きたくないという方がいらっしゃいますが、そういうことは特にありませんでしたか。

岩渕 良い点が取れると思って答練を解いていたわけではないし、まだ記述式の基本のひな形すら覚えていないのも当時はたくさんあったのですけれども、それでも今の実力を計るのが答練だと思うし、答練で良い点数を取る必要はさらさらないと私は思っていたので…。先ほど言ったとおり、クレアールのカリキュラムを信じて、とにかく第1次答案提出期限どおりに問題を解いて答案を提出しました。
個人成績表には、順位が載っているので、今の時点で自分は受験生の中でこのくらいの位置にいるのだなということを見ていました。具体的には科目ごとに、得意だと思っていたけれども、今回の受験生の中ではそんなに良い位置にいないなとか。毎回、全体としての答練の成績を見るのも良いと思うのですけれども、科目のバランスも大事なので、科目毎の成績も参考にしていました。

清水 正答率は気にしていましたか。

岩渕 そうですね。1問ごとに正答率があったのも非常に良くて、自分が難しいと感じたのに正答率が高かったものは、ここだけはきちんとやらなければというようにとらえていました。正答率がすごく低くて、自分も分からないし、ここは細かいなという知識が、わざと答練では必ず入っていますよね。そういう問題は覚えようとはしないで、そこは捨てるために、正答率は本当に参考になりました。
あとは全体的なことでは、自分が思っていたより点数が取れていなかったら、何が原因なのかは必ず分析するようにしていました。

清水 先ほどもおっしゃっていたことですね。

岩渕 そうです。ただのミスなのか、それとも知識がなかったということなのかによって違うと思います。例えば不動産登記法が勉強不足だというのではなく、不動産登記法のどこの何の知識がなかったからこの問題が取れなかったかということを、必ず分析をして、この知識は今すぐ頭に入れようということはしていました。

清水 答練の解法マスター講義は利用されていましたか。 

岩渕 問題を解く前の出題のポイントみたいな講義ですか?それは、別に書けなくても良いですし、とにかく今の自分の実力を試したかったので、あえてそこは使わずに問題を解きました。

清水 分かりました。定期テストは使われていましたか。

岩渕 はい。1回につき10問解くテストですよね。あれは毎回使っていました。

午後の問題の解き方について

清水 では続いて、午後の部の問題の解き方についてお聞きします。午後の部は択一式問題35問と記述式問題2問を解かなければならないので、必然的に時間との勝負という要素があります。午後の部の択一式問題をどのように解いたのか、時間配分はどのように考えていたのか、そして今年の本試験ではどのような時間配分で問題を解いたのかをお聞かせください。

岩渕 まず択一から解くか記述から解くかというのも人によって違いはあると思うのですけれども、何が良いかを私は考えるのが面倒くさかったので、とにかく択一1問目から全部、そして不動産登記記述式、商業登記記述式とあるままの順番で解こうと最初から決めていました。

清水 択一の第1問から問題の順番通りに解いたわけですね。

岩渕 択一で得意科目から解くとか、最後の商業登記法から解いて、マークがずれるのも嫌だったし、とにかく最初から解くということは決めていました。あとは記述が苦手だったため、できれば記述に1科目1時間近く取りたかったので、択一は目標60分で解く、もし時間がかかってしまっても70分で解きたいと思っていました。

清水 大体時間配分はそのような形が一般的ですね。ただ本試験では、だいぶ時間配分がずれてしまったという話もよく聞きます。

岩渕 まず午前の部は、私は問題を解いたとき、多少の思い違いもありましたけれども、すごくできたと思ったのです。

清水 得てしてそういうことはありますよね。

岩渕 午後も、最初に苦手な民事訴訟法から始まり、民事執行、保全も苦手だったのですけれども、たまたまそこが復習講義のおかげで民訴は全部解けたのと、執行と保全もクレアールの答練で見たことがあったのです。直前に間違えた答練の問題を全部復習していたので…。これは復習をした問題だということで解けて、調子よくいっていたのですけれども、不動産登記法になったら、突然問題文は長いのばかりだし、自分が本当に知らない問題もありましたし、基本知識なのにきちんと覚えていなくて、「あれ、どちらだったかな」と思ったり、苦手な信託があったりというのが続いたときに、それまでが調子よくいっていた分、どうしようという感じになってしまいました。答練でももちろん分からない問題が3問ぐらい続くことはありましたが、その時と違ったのは、答練も一応真剣には受けていたつもりだったのですが、本試験だとこの二択で迷ってどちらの肢を選ぶかによって、合否が分かれることはいくらでもあるではないですか。そう思うと、ここでどちらの肢を選ぶかによって、この先1年間の人生が変わってしまうこともあるのだと思うと、怖くなって安易に肢を選べなくなり、もうちょっと考えたら思い出せるかもしれないと考えていたら、どんどん時間がなくなってしまいました。もしそういうことがあっても、自分で問題を解く時間を60分、70分と決めたのだったら、分からない問題は、例えば迷ったら上のほうとか下のほうとか、そこまで最初から決めておいて、割り切って進むべきだったと思いました。

清水 ちなみに択一を解き終えたとき、どのくらい時間が経過していましたか。

岩渕 取りあえず1時間たった時点で、残りの択一が10問ぐらいありました。今年は終わったと思ったのですけれども、ただ、試験場に行ったからには、記述も解きたかったので、もう残り10問は斜め読みで、取りあえず知っている知識だけでマークしました。結果はひどい点数ではあったのですけれども、とにかくマークしました。
結局1時間40分ぐらいは記述を解く時間はあったと思いますが、不動産登記法の記述式の問題から解いたら、最初の第1欄の問題が全然分からなくて…。普段私は第1欄の部分だけ問題を読んで、その第1欄の解答を書いたら、また第2欄を読んで、第2欄を構成してというように全部分けてやっていたのですけれども、それすらできないぐらい分からなかったので、取りあえず第1欄を飛ばして、第2欄は構成などが分かったので書いて、そして第3欄を書きました。その後に、「もうしょうがない、第1欄も基本事項と問題文の指示に反しないことだけ書いておこう」と考えて、取りあえず書いておいたという感じです。

清水 登記原因証明情報の内容を書くといった少し特殊な問題もありましたね。

岩渕 そこはもう第1欄の解答自体が結局は合っていたのですけれども、全く自信がなかったので、その自信がないところを違っていたら、登記原因証明情報も間違っているではないですか。

清水 そういうことになりますよね。

岩渕 だから、そこに無駄な時間を使いたくなかったので、相続放棄したみたいな絶対に確実なところを1行だけ書いて、あとは飛ばしました。

モチベーションの維持

清水 では今度は、モチベーションの維持についてお聞きします。司法書士試験だけでなく、一般的にも1年を超える学習期間が必要な資格試験の学習を継続していくことは、心身共に厳しい点が多々あります。学習を進めていく中で、もし挫折しそうになったことがあれば、どう乗り越えたか。あるいはこんな工夫や気分転換を図ったということがあればお聞かせください。

岩渕 工夫とか気分転換に関しては、私は直前期だろうと、必ず週2回の休みを取って、その時は仲のいい友達や家族と心置きなく遊んで、また次の日は何とか頑張ろうというようにしていました。それでもどれだけ息抜きを取ろうと、やっぱり途中から自分が思っていた以上に難しい試験だと思い始めて、「正直こんな試験目指さなかったら」と本気で何度も思いました。もし戻れるのだったら、申し込みをした自分を止めたいと何度も思ったくらいです。結局最後まで、本試験まであと何日、あと30日だから頑張ろうという感じのカウントダウンではなく、あと何日したら、この勉強をしなくて良いという感じに思うほど、最後は勉強が嫌で嫌でしようがありませんでした。その時点で辞めることもできたのですけれども、もし辞めたとしたら、今まで1年ぐらい、ずっと自分が勉強してきた時間が全部無駄になってしまうではないですか。試験を受けて、もし結果が出なかったというのは、それはやったことは無駄ではないと思うのです。でも、試験も受けないであきらめたら、それは無駄でしかないと思っていたので、過去の自分が頑張ってきたことを、今、もうやる気が起きないからとあきらめるのは良くないと考えました。

清水 なんとか最後まで乗り切ったという感じですかね。

岩渕 そうですね、そんな感じです。

学習ナビ動画について

清水 では次に、学習ナビ動画についてお聞きします。クレアールでは、学習の時期ごとにさまざまな学習ナビ動画をご用意しています。例えば学習スケジュールの立て方、教材類の上手な使い方、科目別攻略法、答練の復習方法、過去問の学習方法などです。受講に当たって、ご利用された動画や役に立った点などをお聞かせください。

岩渕 どれを見たかは、あまり覚えていないです(苦笑)。

清水 細かいところまでは結構です。

岩渕 学習ナビとは、関係ないのですけれども、株主リストや皆さんが苦手とする敷地権付き区分建物をもう1回まとめてみましたみたいな講義がありましたよね。

清水 補講ですね。

岩渕 この補講が大変役に立ちました。

学習の進めるうえで心掛けていたことについて

清水 続いて、学習を進める上で心掛けていたことや工夫したことなどをお聞かせください。

岩渕 とにかくダラダラ勉強するぐらいだったら、私はしないほうが良いと思うのです。どうしてもやる気が起きなければ、やらなければいいし、ずっとやらないわけではなく、やる気が起きない日は、いさぎよくやらないで、ただその日は一日好きなことをしてリラックスしてストレスを解消し、ただやるときはやるというメリハリは付けていました。5時間でできることは限られているのですけれども、ダラダラ8時間やるよりは、本当に必要なことを集中して5時間やったほうがいいと思っていたので、メリハリを付けるということは意識していました。

一発合格の秘訣

清水 続いて、これから学習を始めようとする方、現在学習を始めている方へのアドバイスとして、一発合格の秘訣は何だったかをお聞かせください。

岩渕 絶対一発合格するという信念と似たような感じなのですけれども、私は答練や模試でどんな得点を取ろうとも、自分が不合格になるイメージを絶対持たないようにしていて、常に合格するというイメージだけを持ち続けるようにしました。それは本当にスランプになったときでも、勉強はしたくないけれども、絶対に合格するイメージだけは持ち続けていたので、それは大事かと思います。精神論だけで受かるわけではないので、実際の勉強については、先ほども言いましたが、とにかくメリハリを付けてやるときはやることと、手を広げ過ぎないことが大切だと思いました。他校の模試で会場受験をした時は、休み時間などに、おそらく受験歴の長いと思われる方同士が、「あれは簡単だったよね」と、私が聞いたこともないようなことを知っていて、この人たちはすごいことを知っているなと不安になってしまうこともありましたが、合格に必要なことは、絶対にクレアールの講義や答練に入っていますし、そこだけをきちんとやれば受かるので、あまり周りに惑わされずに、基本を固めることが一番大事だと思います。

清水 基礎をしっかりと固めて、そこを繰り返し学習することが大切ということですね。

岩渕 はい、そういうことです。

これからの抱負

清水 では、これからの抱負をお聞かせください。

岩渕 あまり大きなことをしたいということはなくて、立地としてはいい場所でなくても、その地域の人や、困っている人の役に立ちたい。今までそれほど真面目に働いてこなかったので、これからは社会に貢献できたらいいなと思います。

最後に

清水 では最後に、来年司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ、伝えたいことをお聞かせください。

岩渕 司法書士の勉強自体は難しいと思うのですけれども、実は先ほど清水先生もおっしゃったように、本当に問われているのは基本だけだと思います。特に記述式は、私は過去問も全然解けなかったのですけれども、でも解答例を見ると、ほとんど自分が知っている所有権移転のような簡単なひな形なので、基本を大事にすれば必ず解けると思います。
また試験に合格するためには、満点を取る必要はないので、基本の部分だけしっかり書ければ、私は実際今年がそうだったのですけれども、難しいひな形は書けなくても十分合格点を取れたので、基本を大切にするということに尽きると思います。

清水 今日は学習を進めていく上で良かった点はもちろん、こうすればもっと良かったといった点もお話いただきまして、今後受験される方に大変参考になったと思います。今日はお忙しいところお時間をいただいてありがとうございました。

岩渕 こちらこそありがとうございました。

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