司法書士試験合格後についてのよくある質問

「司法書士試験に合格したあとは、どうなるの?」そんな質問にお答えします。

最終合格後に研修があると聞きました。みなさんはどうしているのですか?

1年以内に司法書士として登録される方を対象とした新人研修があります。ほとんどのかたが合格された年に研修を受けられることが多いです。また、新人研修には3つの研修が実施されます。以下をご参考ください。 中央新人研修 司法書士業務を中心に法律業務に必要な心得・技能等の習得のために行なわれる。全国の合格者を集めた研修。他の地域の合格者との交流の場にもなります。

【運営】 日本司法書士会連合会
【会場】 e-ラーニング研修
【日程】 12月初旬~下旬(中部・中国・四国・九州・北海道・東北・近畿の各ブロック)
     1月初旬~下旬(関東ブロック)
【運営】 ブロック会(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
【会場】 各ブロック会が指定する会場
【形態】 集合形式
【研修期間】 1週間以上(近畿のみ13日間:12月初旬~下旬、1月上旬~中旬) 例年1月上旬~中旬の7~8日間 各司法書士会新人研修(配属研修)
【運営】 司法書士会
【会場】 指導員となる司法書士の事務所
【形態】 配属形式
【研修期間】 6週間以上

特別研修、簡裁訴訟代理等能力認定考査は、必要ですか?

司法書士の仕事の1つに訴訟業務があります。もっと「自分で積極的に何かをやっていきたい」と思われるのであれば、簡裁訴訟代理等能力考査を取得(合格発表は例年12月上旬)されて、「認定司法書士」として益々の活躍をしていただきたいと思います。ちなみに、簡裁訴訟代理等能力認定考査(毎年9月上旬、2時間の筆記試験)の受験資格を満たすためには、「特別研修」という研修を受けることが必要になります。 特別研修(法務大臣指定研修)

【会場】 ブロック研修地区と同一
【期間】 例年5月下旬~6月下旬  土日を中心に、一部平日に行なわれます。

司法書士試験に合格したら、すぐに司法書士になれるのですか?

司法書士になるには試験に合格後、事務所の所在地の司法書士会に入会し、日本司法書士会連合会の司法書士名簿に登録をしなければなりません。司法書士会に入会していない者は、たとえ司法書士の有資格者であっても、司法書士の業務は行なうことができないのです。しかし、実際多くの合格者は合格後に連合会の主催する新人(入会)研修を受け(Q1参考)、先輩の事務所でしばらく実務を習得した後、登録・開業しています(登録の期間制限はありませんので、すぐに登録する必要はありません)。

合格後の就職が心配です。地方の場合や、年齢が高い場合でも大丈夫ですか?

司法書士は登記業務はもちろん法律相談、成年後見など職域が拡大し、ニーズは高まっています。都心部では事務所への就職や企業法務に転職など心配ないようです。また、地方であっても司法書士会の協力の下、独立開業なども比較的しやすい資格でもあります。仲間と一緒に事務所を法人化したり、合同事務所を運営したりと合格後は選択肢が広がります。年齢的に高い方は、それだけ経験や人脈もあり、信用度にプラスになると捉えてください。

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