「通信教育のメリットを活かして勝ち取った合格」D.Tさん

D.Tさん

目次

なぜ司法書士を目指したか

私が司法書士を目指したのは、法律関係の仕事をして人助けをしたかったからです。法律を駆使して困っている人たちを助ける主人公を描いた漫画やドラマを私は以前から見て、そんな主人公に対して憧れを持っていました。自分も法律関係の仕事をすればそんな主人公のように「格好よくなれる」と思い、法律関係の仕事をする資格の中で難関な司法書士を目指しました。

なぜクレアールを選んだか

私がクレアールを選んだ理由は、受講料が他の大手予備校と比べて圧倒的に安かったからです。またテキストや過去問題集といった教材、答練や模試などもろもろ含まれていて受講料が16万円というのは、経済的余裕のない私にとっては大変魅力的でした。この受講料は、当時私は大学生でしたので、大学生割引が適用されたため、これはもうクレアールしかないと思い、決めました。

また、合格目標年度に合格すれば合格お祝い金10万円がもらえるというのも、合格目標年度に受かるためのインセンティブになって良かったです。

クレアールで学習して良かった点

クレアールで学習して良かった点は、授業の1コマあたりの時間が短く、受講も好きな時間に好きなようにできたので、自分のペースで学習できたことです。

私は大学生といっても不規則で長時間のアルバイトで多忙な日々を送っていたため、受講日が決まっていたり、授業が数時間単位のものであったりしたならうまく学習できなかったと思います。

好きな時間に学習できるというのは通信教育全般に言えることですが、多くの予備校の授業は1コマ2時間から3時間はあると聞きます。これでは2、3時間のまとまった時間が取りにくい私は授業を途中で止めて、また途中から聴き始めないといけません。このような学習は非効率的で時間ももったいないです。

しかし、クレアールなら単元別に授業が設定されているので、60分ほど時間を確保できれば集中して受講することができ、場合によっては復習まですることができます。

不規則ながらも細かい空いた時間を有効活用しなければならない私には、このようなクレアールの授業形態はとても相性が良かったです。

クレアールのカリキュラムで有益だった点

クレアールのカリキュラムで有益だったのは、民法と不動産登記法を一緒に学習して効率よく実力をつけられたことです。受講した当初はなぜ別の科目なのにテキストが同じになっているんだろうと思いました。

しかし合格した今だからわかりますが、民法と不動産登記法は別々に学習するよりも一緒に学習した方が圧倒的に効率が良いです。不動産登記法は、民法の知識がないとわからない問題がたくさんあります。また、不動産登記法を学習することによって民法の知識もより深まります。

このように民法と不動産登記法というのはそれぞれつながっているので、それらの科目を一緒に学習できたのは、限られた時間の中で学習しないといけなかった私にとっては有益で、とてもありがたかったです。

答案練習の効果的な活用方法

答案練習は自分に今どれくらいの実力があるのか、また苦手分野はどこなのかを知るために活用しました。
私の周りには司法書士受験生がいないので自分の実力を図ることが難しい環境でしたが、本試験に似た問題である答案練習でどれくらい得点できるかによって自分の立ち位置がわかりました。

また、点が伸び悩む科目でも特にどこができていないのかを、答案練習をすることによって把握することができたので、その後の学習で役に立ちました。

お試し受験について

私はクレアールで受講させていただくにあたり、お試し受験の制度を利用させていただきました。お試し受験をすることによって、司法書士試験の会場の雰囲気や周りの受験生の緊張感を肌で感じることができたので、とても有意義でした。しかし私はもっと真剣にお試し受験をすれば良かったと思っています。私にとっての本番は翌年ということもあり、私はお試し受験を軽く考えており、お試し受験前の勉強はそこそこといった感じでした。それに、試験当日はギリギリまでテレビを視聴して、あともう少しで遅刻するところでした。これは真剣に試験に向き合っていればありえないことです。そのくらいお試し受験を私は甘く考えていたので、真剣に受けた翌年の本試験ではプレッシャーもあり、力を発揮することができませんでした。「お試し受験をもう少し真剣に受ければ良かった」と後悔しても、そのときは遅かったです。

お試し受験はまだ学習をスタートさせたばかりの人が受けるものですが、何か課題を持って真剣に取り組んでほしいと思います。時間に余裕を持って行動することはもちろんですが、「民法だけは8割取る」といったものなどです。そうすれば、お試し受験前の学習に身が入りますし、お試し受験にも真剣に取り組むことができ、次回以降の本試験のシミュレーションにもなります。

通信教育の有効な活用法

クレアールなどの通信教育のメリットはたくさんあります。

まず一つ目に挙げられるメリットは、自宅で学習をすることができる点です。予備校が自宅から離れたところにあると、通学や帰宅するのに時間がかかります。たとえば私の場合ですと、自宅から最も近い大きな駅である池袋に予備校があるのであれば往復で1時間かかります。1度講義を聴くために1日起きている時間のうちの18分の1を移動に費やすというのはもったいないことです。さらにこの1時間がずっと積み重なっていけばその時間の損失は計り知れません。時間というのは一度過ぎれば取り戻せない本当に貴重なものなので、無駄な時間は削減すべきです。

また、電車などの公共交通機関を使って移動をすることによって交通費もかかってしまいます。一回一回の交通費は数百円程度で済むかもしれませんが、これもまた積み重なっていくと大きな額になります。よって、移動時間や交通費を費やさずに済む通信教育は時間・お金のコストを減らすことができるため、メリットが大きいといえます。

二つ目に挙げられるメリットは日常生活が充実することです。ライブ授業だったらその授業の日程や時間によって自分のスケジュールが管理され、ときにはどうしても外せない用事のせいで授業を受けられなくなるということも考えられます。仕事やプライベートでも「あと〇時間で授業が始まる。」となれば、頭に授業のことが残りそれに没頭できないでしょう。没頭できなければ仕事であれば効率性を欠き生産性が落ちますし、プライベートでは思いきり楽しむことができません。

しかし通信教育はいつでも好きなときに授業を視聴することができるので、自分でスケジュールを立てて学習することができ、勉強以外の日常生活も授業に振り回されることがありません。誰しも仕事や家事、学校生活、その他プライベートな時間などの日常を過ごしていて、司法書士試験の勉強だけをやって生きている人はいないはずです。苦しい司法書士試験を乗り切るには日常生活を充実させることも大事だと思うので、それができる通信教育はやはりいいものだといえます。

最後に挙げられる通信教育のメリットは、授業を何度でも繰り返し視聴できることです。ライブ授業というのは受講できるのは基本的に一回だけだと思います。授業が一回だけだったら、その一回のときにたまたまコンディションが優れず授業に集中できなかったり 、一度聴いただけでは理解できなかったりすることになることが予想されるので、それでは実力がつきません。しかし通信教育はコンディションが悪い日は授業の視聴を先送りできますし、一度視聴してわからないところは何度もわかるまで視聴することができます。ベストな状態で何度も学習することで実力は着実についていくので、授業を何度でも繰り返し視聴できる通信教育は素晴らしいです。

午後の部の効果的な時間の使い方

午後の部は本当に時間が足りなくて困るという声をよく聞きます。
私自身毎回時間が足りず、模試や本試験では一度も最後まで記述の答案を書ききれたことはありませんでした。それでも今年の本試験は午後択一、記述ともに余裕を持って基準点を上回ることができました。そこで、司法書士試験に合格した者として自分が行っていたことについて記します。

まず午後択一についてです。択一の知識を固めるというのは当たり前に行うことですが、それでも午前と同じように解いていては時間が足りません。記述に対する得意不得意があると思うので時間配分は人それぞれだと思いますが、記述の時間を確保することを考えれば60分で択一を解ききるのが理想です。60分で択一を解くとなると、5肢すべてを解く時間はありません。ですので、私はパッと見てわかりやすそうな肢を上から順番に探していって解けそうな肢を解いて、求められた組み合わせを絞っていきました。このように解いていくとまったく触れない肢もでてきますが、勇気を持って次の問題に移っていました。理想はすべての肢を解くことですが、時間が限られている以上仕方がありません。

次に記述です。記述は択一と比べると自信がありませんでしたが、わかるところを確実に押さえて点を積み重ねていくことに徹することで、基準点を10点以上上回ることができました。今年の本試験も論点がうまく掴めないところがたくさんありましたが、そこは飛ばしてとにかくわかるところを解くように努めました。

解く順番は、自分が得意な方から解くべきだと思います。得意な方で着実に点を取ることができれば、もう一つの出来はイマイチでも大丈夫だからです。ちなみに私は商業登記法の方が得意だったので、商業登記法から解くようにしました。結果的に今年の試験は商業登記法だけで基準点を上回ることができました。

得意な方を最後に持ってくると時間切れが迫る中から来る焦りで、思うように書けずに終わってしまうことがあります。それはものすごくもったいないので、自分が点が取れる科目を見極めて得意な方を先に解いて、心に余裕があるうちに得点を積み重ねていってください。

最後に

学習方法や形態は様々で、人によって合う合わないがあります。自分に合わないやり方を続けていては合格が遠のくばかりです。ですので、自分に合ったやり方を模索しながら学習するようにしていってください。

正しいやり方(自分に合ったやり方)で努力し続ければ、いずれ合格できるのが司法書士試験です。 最後まであきらめずにやり続けてください。

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