セカンドキャリアで司法書士の資格をとるのは「アリ」か「ナシ」か?

セカンドキャリアで司法書士を目指すことは可能でしょうか。そして、40歳以降のキャリアチェンジとして、本当に稼げる仕事なのでしょうか。社会人にとって司法書士資格を取るのは「アリ」か「ナシ」か考えていきましょう。

目次

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老後も稼げる資格の特徴

まず、老後も稼げる資格、本当に「使える」資格とはどのようなものでしょうか。

ポイントは「定年」のない仕事に就ける資格

老後も稼げるとはつまり、会社を辞めても「一生食べていける」仕事ということですよね。その点で考えると、やはり国家資格が手堅いと考えられます。中でも「士業」に分類されるものは年収が高い職業も多く、経済的な余裕を生むことも期待できるでしょう。また、国家資格を推奨したい理由としては、これからの時代背景も影響してきます。

高齢化社会で「これから食える資格」を考える

超高齢化社会と言われる日本において、この先高齢者が働く場が増えることが予想できます。とすれば老後暮らしていくために働くぐらい問題なさそうかと言えば、実はそうとも言い切れません。なぜなら、現在の私たちの仕事の中には、AIで対応可能な職業も多くあるためです。実際に、大手の銀行窓口業務でさえ、AIによって淘汰されていくとも言われているほどです。このようなことから考えても、法律関係の資格は「人間が行う必要のある仕事」としてこれから先も長く活用できるものと言えます。

司法書士が定年後も働ける資格と言われる理由

士業の中でも、司法書士は登記業務という専売業務があり、また定年後も長く働けるということで、安定の人気を誇ります。まず、司法書士には定年はありませんので、60歳以上でも現役で活躍している方が多いといった特徴があります。また、全国でニーズがあり、不況に左右されることが少ないのも大きなポイントです。司法書士の仕事は、主に個人・法人の顧客から依頼を受けて、書類作成や法手続に至るまでを実行するものです。具体的には、不動産登記や商業登記、裁判事務や簡易裁判所での代理業務、成年後見、債務整理などが挙げられます。登記申請に関する業務がメインとも言われますが、これは土地、企業、人がいれば必ず必要となる業務です。また近年では、債務整理に司法書士を訪ねる方も増えており、まさに不況にかかわらずニーズのある仕事と言えます。そのため自身の体力ややる気さえあれば、定年後も長く継続していける仕事となります。さらに、資格さえ取ればすぐに開業することができるのも大きな魅力です。

実際に司法書士試験の合格者の年齢層は上昇中

司法書士試験合格者の年齢層が、年々上昇傾向にあるのはご存知でしょうか。司法書士は法学部の学生が目指す資格としても人気なので、若年層の合格者が多いのかというと、実はそうでもないのですね。特に近年その傾向が顕著になっています。令和5年度について言えば、司法書士試験合格者の平均年齢は41.14歳となっています。また、年齢層別に見てみると、41~50歳が最も多く225人で32.4%、次いで31~40歳が187人で26.9%、51歳以上は157人で22.6%となっています。転職、セカンドキャリアについて考え始める30代~40代の合格者が非常に多いのが分かります。それはやはり、「終身雇用」が当たり前でない時代、年金制度の崩壊が懸念される時代だからこその結果だとも考えられます。単にキャリアアップを目指すだけでなく、老後の生活を心配する社会人にとって、定年後も食べていける仕事に大きな魅力を感じざるを得ないのではないでしょうか。

「定年のない仕事」として資格取得を考える際の注意点

司法書士試験は、学歴・年齢・性別は一切関係ないので、誰でも、何歳からでも受験することが可能です。また、その合格者の年齢層も上昇傾向にあるという結果を見ると、40歳以降の挑戦でも十分チャンスがあるので、希望が湧きますね。ただ、やはり合格して開業も視野に入れるならば、できる限り早く勉強を開始して、本格的に挑戦していくことをおすすめします。「定年のない仕事」だからと言って、定年後に開業してすぐに稼げるかと言えば、その保証はありません。また実力本位の仕事とは言え、司法書士として安定して稼げるようになるには、実務経験年数は必須と言えます。そのため、やはり早めに資格をとって、早めに実務経験を積んでいくのが賢明です。司法書士になって、ある程度の収入を期待するのであれば尚更です。会社で働きながら勉強するならば、効率の良さを重視することが大切です。通信講座を受講するなどして、早い段階での合格を目指すのが理想的でしょう。

まとめ

「定年のない仕事」、「一生稼げる仕事」として人気の司法書士は、誰でも何歳からでも挑戦できるのが大きな魅力の1つではありますが、早めに勉強を開始するのが賢い選択です。セカンドキャリアとして司法書士資格を取得するのは十分「アリ」だと考えます。ただし、効率良く勉強してできるだけ早く合格し、キャリアをスタートさせるのが司法書士として成功を収めるための秘訣です。覚悟を決めたらすぐにでも試験勉強をスタートさせましょう。

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