2018年合格者インタビュー 森田 恵美さん

森田 恵美さん(2018年司法書士試験合格)

森田 恵美さん(2018年司法書士試験合格)

一発合格

参考 司法書士合格体験記「家族の応援と協力があったから実現できた司法書士試験合格」森田 恵美さんクレアール司法書士サイト

清水:司法書士試験一発合格おめでとうございます。早速ですが、司法書士試験一発合格の秘訣を伺う合格者インタビューを始めます。よろしくお願い致します。

森田:よろしくお願い致します。

インタビューアー 清水 城(クレアール司法書士講座講師)

インタビューアー 清水 城(クレアール司法書士講座講師)

司法書士試験に合格するまでの過程

司法書士を目指した理由

清水:最初に、司法書士試験に合格するまでの過程についてお伺いします。世の中にいろいろな資格がある中、なぜ司法書士を目指そうと思ったのかお聞かせください。併せて、差し支えない範囲で今までのお仕事や法律の学習経験についても伺わせていただきたいと思います。

森田:私が司法書士を目指した理由は、父親が司法書士として事務所を開業しており、その影響が大きかったと思います。今までは全く法律とは無縁で、管理栄養士として働いていましたので、法律の学習経験は全くなかったです。

清水:ゼロからのスタートだったのですね。

森田:はい。そうです。

今年の司法書士試験を振り返って

清水:次に、今年の司法書士試験を振り返っていただきます。本試験当日はどのような気持ちで迎えたか、午前の部の科目の問題を解いた後の感想、午後の部の科目の問題を解いた後の感想、そして本試験を終えてどのように感じたかお聞かせください。

森田:本試験は緊張していたというより、本当に試験当日の朝まで勉強していた感じでした。試験会場へ向かう電車の中でも、講義で不安だったところを繰り返し聞いていた位で、不安でどきどきするよりは「まだ時間があるから覚えてやるぞ」という感じで、それほど緊張していた感じはありませんでした。当日は試験会場についてからトイレに行くまでの間も、耳にイヤホンを突っ込んで講義を聴いていました。普段過ごしているような感じと変わらなかった分、緊張感がそんなになかったのかもしれません。それが、かえって良かったのだと思っています。

清水:試験開始直前まで粘っていたのですね。

森田:はい。午前の部の科目の問題を解いた感想としては、全部の問題を時間内に解き終えようと考えていたので、ちょっと途中でつまずいた問題があったときに次の問題に進むべきかすごく迷ったのですが、普段の答練から時間がいつもぎりぎりだったので「飛ばして最後にまとめて見よう」という感じで問題を解いていたところ、結構時間が余ったので、「最後にゆっくり考える時間ができて良かった」と安心した記憶があります。あとは前日に夜遅くまで間違いノートを見直していたのですけれども、その中の問題が幾つか出題されたので、本当に昨日やっておいて良かったと解きながら思っていたのを覚えています。

清水:試験前日の夜はかなり遅くまで勉強していたのですか。

森田:日付は変わっていなかったと思いますが、12時ぐらいまではやっていたと思います。午後の部の科目の問題を解いた感想ですが、午後の部は答練や模試を解いていても間に合わないことがほとんどで、また答練などを解く回数も人より少なくて最後まで満足できたことはなかったのですけれども、解く前から本当に「時間だけは間に合わせよう」という気持ちで、スピード重視で解いていました。ですから、最後間に合って全部解き終わったときにはひとまず安心したという感じで、今までの答練や模試などの中でも一番時間配分がうまくできたように感じました。

清水:午前の部は会社法の難易度が高かったですけれども、いかがでしたか。

森田:会社法は苦手だったのですけれども、なぜか会社法が満点でした。それはやはり前日に解いた問題が出て、消去法で解答を出したのですけれども、どんどん肢を切れました。逆に民法でつまずいてしまったので、会社法で挽回したいという気持ちで解きました。

清水:本試験が終わった後はどのように感じましたか。

森田:午前の部の科目が終わったときはそんなにできたとは思いませんでした。民法で迷ってしまった問題をずっと考えていて、そこが結構頭の中に残っていました。ですから、ずっと不安な気持ちで、あまりできたという感触はなかったです。

学校(予備校)選びのポイント、クレアールを選択した決め手

予備校選びのポイント

清水:分かりました。では次に、学校選びのポイントとしてクレアールを選択した決め手についてお伺いします。複数ある予備校の中からクレアールのどこが良いと思われたかお聞かせください。併せて通学講座ではなく通信講座を選んだ理由をお聞かせください。

森田:予備校がいろいろある中で、ランキングのようなものをやっているサイトがありました。私はどこが司法書士の講座をやっているのかが分からなかったので、まずそこを見たのですが、そこでクレアールの受講料が安かったことが一番の理由です。他の予備校は高くて手を出せなかったです。そして、ホームページを見てみたところ、今月中なら何%割引という案内がありました。「これはやらないとまずい」と思って、本当に他の予備校は全く検索もせず、クレアールに決めました。

清水:なぜ通信講座を選んだのですか。

森田:最初に受験を決意し、勉強を始めようとしたときは仕事をしていたので、通学だとできないと思い、通信講座に決めました。

クレアールを受講した感想

清水:では次に、クレアールを受講した感想について伺います。見事に1回の試験で難関といわれる司法書士試験に合格なさったわけですが、クレアールで受講して良かったところをお聞かせください。

森田:やはりWebで講義を受けられるところでした。最初は仕事をしながらの勉強だったのですが、途中から妊娠が分かって、出産後も勉強を続けたので、まず妊娠中や仕事中は、育児もそうなのですけれども、通学することはできません。一番良かったのは、やはり子育てをしながらだと本当に細切れでの勉強しかできなくて、子どもが寝ている30分の間など、いつ起きてしまうか分からないというところで、起きたら講義をストップしなければいけない感じだったので、自分のペースに合わせて受講できたのが良かったと思っています。あとは分からないところがあったら、メールで質問することができる環境がありましたし、質問の回答は非常に丁寧に答えてくださったのでありがたかったです。

通信講座のメリット

清水:通信講座のメリットとして、実際に通信講座で学習を進めていく中で、こんなことが良かった、この点は利便性が高かった、そして最もよく活用した点がありましたらお聞かせください。

森田:Webの講義音声データをスマホに全部入れて聞くことができたのが一番良かった点で、多分それがなかったら合格はなかったと思っています。

清水:1回目の講義はWeb動画で視聴して、2回目、3回目からは音声で聞いたということですか。

森田:そうです。音声データを入れるということは、最初の1年目のときはそんなことも思い付かず、お試し受験のときは講義すら全部聞き終わらない感じで受験したのですが、2年目の途中から受けた講義の音声データを全部スマホに入れて、2回目以降は耳で聞くような感じでやっていました。最初に全部視聴した講義だったので、耳で聞いたときにも「そういえばこういうことをやった」という感じで復習にもなりますし、子供と遊びながら、買い物をしながらなど、いつでも聞けたのですごく良かったと思っています。

清水:合格体験記を拝見してすごいと思ったのですが、何かをしながら聞いていて、よく頭に入ってきますね。

森田:洗い物などは全然頭を使わないのでできますし、例えば子どもと遊ぶときなどもまだ1歳だったので言葉も片言でそんなに話せないし、今だったら難しいのかと思うのですけれども、公園などで遊ばせながらちょっと講義を聞いたりするということができたのが良かったです。あとはベビーカーを引きながら買い物に行くのは移動する時間が結構長いので、そういうときに何十回も聞いたりできて、会社法などはそれでマスターしたような感じでした。何回も聞いていたので、聞きながら次は何々が出てくるな、と分かるくらいでした。

清水:講義の内容を覚えてしまったということですね。

森田:そうです。次に何が出てくるという事が分かるぐらいまで聞いていたので、机に向かう時間は他の人よりも圧倒的に少なかったと思うのですけれども、その分を耳でカバーできれば良いなと思っていました。そして、息子に早く寝ないかな、など当たってしまったりするのが嫌だったので、寝かしつけるときも、「とんとん」などをしながら耳にイヤホンを片方だけ入れて、講義を聞いていました。なるべく子育て中でも、息子に「早く寝て」とイライラしないためにも、子育ての時間を勉強に充てられるように考えました。これは母からのアドバイスで、それが本当に良かったと思います。

全体的な学習方法

時期毎の学習

清水:では続いて、全体的な学習方法について伺っていきます。司法書士試験の学習は大きく分けると、学習初期は基本講義中心の学習時期、学習中盤期は基本講義が終わり過去問の学習や初めて答練を受ける時期、試験直前期は問題演習や自身が行ってきた学習のまとめを行う時期に分かれます。この時期ごとにどんな点に注意して学習を進めたか、あるいはこんな工夫をしたということがあればお聞かせください。

森田:私は12月終わりから勉強を始めて、3月までは働いていました。平日は仕事の帰りが夜遅かったこともあって、全く勉強することができなかったのですけれども、土日にまとめて講義を視聴する感じでした。本当に講義のペースからは遅れてしまっていたのですが、とりあえず最初は講義を少しずつ消化していく感じでマイペースに進めていました。その後、妊娠が分かって3月に仕事を辞めて、4月から出産する10月までの間は結構時間が自由に使えたので、家事以外の時間はなるべく勉強するようにしながら、講義を聞くだけではなくて講義の後に示していただいた過去問を解くという感じで進めていました。

清水:参考過去問ですね。

森田:はい。そのときは初めて学習する知識なので忘れるのも早いため、なるべく復習を頑張ろうと思って復習に気合を入れ過ぎて、前日にやった過去問、1週間前の過去問、2週間前の過去問という感じで全部解くようにしていたので、1日の半分ぐらいは復習に取られてしまって、すごく講義を視聴するペースも遅くなってしまいました。今考えると非常に範囲が広いので、もっと初めに全範囲を終わらせていけば良かったかと思っています。

清水:後半に行けば行くほど復習の分量が増えていきますからね。

森田:はい。ですから、そこはあまり良くなかったと思っています。その後、出産してからだけでなく、出産直前などもそうでしたけれども、妊娠中はすごく眠いので全然進まなかったこともありましたし、ましてや出産後は息子が夜中に何回も起きたり、日中もずっと抱っこという状態だったので勉強のことすら忘れている状態で、出産後4カ月ぐらいは勉強を全くしない時期がありました。10月に出産してから4カ月ぐらい経過したころになると、息子も夜続けて長く寝るようになりました。もっとも長いといっても3~5時間くらいでしたが…。そこで、「このままではまずい」と思って明け方の4時ぐらいに授乳して息子がまた寝た後に自分だけ起きて、講義を1単元だけでも見ようと思って勉強を再開しました。でもやはり毎日はできず、できたとしても1時間か2時間でした。この期間は「とりあえず講義を1単元だけでも進めよう」という感じでやっていました。

清水:子育てをしながらの学習は、本当に時間が限られますからね。

森田:最初のお試し受験の試験直前期は、息子の寝る時間もちょっとずつ長くなってきたので、勉強時間も少し長く取れるようになりました。また、母に週に1回か2回来てもらうこともできるようになり、授乳の合間の3~4時間程を勉強に充てられた日もありました。このような形で何とかお試し受験までにマイナー科目の講義まで終えました。

最初の1年目は勉強できた時期と全くしなかった時期があり、はっきり言って頭に全然残っていなかったという感じで、お試し受験をしたときにもほとんど問題も分からず、記述式は解いたこともなかったので、難しくて問題文は読んでも意味が分からず、すごくショックを受けました。

清水:歯が立たないと感じましたか。

森田:はい。歯が立たなくて、本当に受験をやめようと思いました。勉強しない時期もあったけれども、せっかく1年間細々と続けてきたのに全く頭に入っていなかったことがショック過ぎました。択一も全く歯が立たなかった感じで、すごくショックを受けて、本当にやめようかと思ったぐらいでした。でもそこから、だんだん悔しくなってきてもう1年頑張ってみようと思って、試験の次の日から勉強をスタートしました。そこから学習の中盤期になるのですかね。お試し受験後からは中上級者対象コースの講義を学習するカリキュラムが始まったので、「今度は遅れないように受けよう」と頑張っていました。なので、スタートダッシュを切って講義を聞いて、でも子育てをしながらなのでなかなか勉強をまとまってすることができず、とりあえず講義を消化するという感じで過去問はあまりやっていなかったと思います。12月ぐらいにやっと講義の視聴が終わって、そこから過去問を解き始めたという感じで、すごく遅い時期になってしまいました。

清水:一般的なカリキュラムで考えますとだいぶ遅いですね。

森田:過去問を始めるにあたり、そこで計算しました。あと何カ月でこれを終わらせると考えたら、1日に解かなくてはいけない過去問の量が多いことに気付いて、一気にペースを上げていった記憶があります。直前期になると、4月ぐらいから息子を保育園に月に3回預けられるようになりまして、そういったときには1日8時間、9時間勉強することができるようになりました。母にも直前期には週に2日か3日ぐらい息子を見てもらっていたので、週に半分ぐらいはまとまって8時間くらい勉強ができるようになりました。この時期からは過去問もいっぱい解けるし、答練などで時間配分のことなども考えながら勉強ができるようになってきました。

清水:実戦的な勉強ができるようになってきたということですか。

森田:はい。そうです。

学習時間、学習量

清水:では次に、学習時間や学習量について伺います。時期にもよると思いますが、前述の学習初期から中盤期、そして直前期にどのぐらい勉強していたかお聞かせください。先ほどもお話で出ていましたが…。

森田:まず、初期の段階は、妊娠中でしたので体調のこともありましたから、1日6時間か長くて7時間ぐらい勉強していたかと思います。出産の直前などはそんなに勉強はしていなかったですけれども、結構出産の2~3日前まで頑張って勉強していたと思います。そこから4カ月ぐらい全くしない時期がありまして、2月くらいから7月のお試し受験のときまでは最初1時間か2時間から慣らしていって、直前の1カ月などは1日3~4時間ぐらい勉強していたと思います。その後、2年目になりますと、勉強の方法を変えました。最初の1年目のときは、家事をして余った時間を勉強に充てるということをしていたのですけれども、それでは家事が山のようにあるので、まずは勉強しようということで勉強を優先して、息子のお昼寝の時間と夜寝た後で、頑張って1日5~6時間勉強するように心掛けていました。でも、やはり睡眠時間を削っていたので体が弱ってきて、息子の風邪をもれなくもらって毎月のように風邪で寝込んだりしてしまい、勉強できない時期もありました。直前期は4月頃から保育園に月3回預けることができたことと、母が週に2~3日来てくれたこと、あとは土日に主人がいるときは遊びに連れて行ってもらったりして、週の半分ぐらいは1日8時間位勉強できていたと思います。それ以外のときで予定がなくて体調が良ければ、息子のお昼寝時間と夜寝た後の時間で5~6時間位勉強していたと思います。

クレアールの初学者カリキュラムの活用方法

清水:では次に、クレアールの初学者カリキュラムの活用方法について伺います。初学者コースは基本講義であるインプットから始まり、最終的には直前期の答練や模試といったアウトプットで終了します。基本講義を進めていくときの学習方法や心構え、そして直前期の答練や模試の利用方法や注意点をお聞かせいただきたいと思います。

森田:基本講義を進めていくときは、全て初めて学習する内容だったので、分からないところがあっても先に飛ばそうという感じでやっていました。いろいろな方の合格体験記に、「最初は分からないのでとりあえず先に進め」と書かれていましたし、先生の講義でも同じことをおっしゃっていたので、とりあえず「分からないことがあっても先に進もう」と考えました。

清水:まずは、先に進むことを心掛けたということですね。

森田:はい、そうです。直前期の答練や模試では、私は直前期の答練や模試で最高でもCランクしか取れていなくて、本当に時間配分も全然うまくいったことがなかったです。へこむことばかりだったのですけれども、「間違えた問題は絶対本番では間違えないぞ」と思って、間違えた問題は全部復習して絶対に解けるようにする、記述式の論点なども、もし同じところが問われたら解けるようにすると思って復習していました。

清水:答練や模試で間違えたところを、次は間違えないようにするために何か工夫などはなさっていたのですか。

森田:はい。間違いノート、と言っていいのか分からないのですけれども、送られてきた答練で間違えた問題をはさみで切って、ルーズリーフタイプのノートに貼って、直前期に理解できたものはルーズリーフから外すという感じでやっていました。本当に時間がなかったので、はさみで切る作業に時間はかかってしまいますが、ノートに書くよりはいいだろうと思っていました。コピーする時間ももったいなかったので、表も裏も間違えた時はコピーしなければいけないのですけれども、間違えた問題をはさみで切って全部ノートに貼って、直前の1週間は間違いノートの問題を見直すということをやっていました。

 

クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想

清水:では次に、クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想についてお伺いします。司法書士は難関資格の一つであるため、民法、不登法、会社法等の早い段階で挫折してしまう方もいらっしゃいます。学習を開始して辛かったこと、工夫したことがあればお聞かせください。また、辛かったときがある場合はどのようにして乗り越えて学習を続けていったかお聞かせください。

森田:私は民法や不動産登記法ぐらいまでは初めて学ぶ知識で、講義を聞くのも新しいことを学んでいる感じで楽しく、あまり辛くなかったのですけれども、会社法が難しいうえに、非常に範囲も広く、内容もイメージできなくて、会社法で少しつまずいた感じでした。そこで、とりあえず講義を終わらせようと思いました。最初の段階は、とりあえず私は本試験の前の10月に出産があるのでそこまでは講義を聞くことだと思って、合格よりも出産まで勉強を頑張ろうということを目標にしていたので、まず出産したら一回勉強から解放されるという感じでやっていたと思います。苦手だった会社法は、2年目に耳で聞くリスニング学習を取り入れてからすごく理解できるようになりました。何回も会社法の講義を聞いていたら、いろいろな知識がつながっていき分かるようになってきたので、そこから会社法が楽しくなってきました。自分で講義の次の言葉が分かるぐらいまで聞いていたので、文字にすると会社法って嫌になるぐらい漢字ばかりなのですけれども、耳で聴いていたら分かるようになってきたというときがあって、そこから全然会社法は辛くなくなったような気がします。民事訴訟法等も結構苦手だったのですけれども、それも耳で聴いているといろいろ知識がつながっていき、耳で聴いて覚えるのが自分に合っていたのか、そこからどんどん理解が進んでいったので、耳で聞く方法で乗り越えていけたと思います。

清水:苦手な科目や難しい部分も、繰り返し聞くことによって克服できて、苦手意識がなくなっていったということですね。

森田:そうです。先生たちは分かりやすくいろいろな横断知識などを盛り込んでくださるので、自分でテキストを読むよりは分かりやすい話を聴いたほうが頭に入ると思います。

清水:ちなみに、不動産登記法も最初は専門的な用語や初めて聞く言葉が出てきて、つまずいてしまう方が多少いらっしゃるのですが、その辺りは大丈夫でしたか。

森田:不動産登記法は、会社法ほどは苦手意識を持っていませんでした。けれども、やはり不動産登記法も耳で聞くことにより、すごくまた理解が進んだということはあります。先ほどの耳で聞くことですが、聴きながらだと最初はあまり頭に入ってこないのですけれども、キーワードだけ覚えて後で調べて理解した上で、もう一回次の日に同じところを聴いて穴を埋めていくという感じで、とりあえず「キーワードは何だろう」というのを覚えておいて、後で調べるような感じで進めていました。

清水:全部はいきなり頭に入ってこないけれども、残ったキーワードを覚えておいて、後で調べてそれをもう一回聞くと理解が進むということですね。分かりました。では次に、具体的な学習計画の立て方と実行方法を伺います。クレアールのカリキュラムで学習を進めていく上で、具体的にどのような学習計画を立てて実行したか、学習計画を立てる際の注意点をお聞かせください。

森田:定期テストの提出期限に間に合うように講義が聴き終わることを目標に、学習計画表へ日付を書いて進めていました。注意点としては、子育てをしながらですから、体調を崩してしまうときも多いため、あまり詰め過ぎないように、何日かは予備日を設けるようにして日付を入れていました。途中で遅れたりもするので、そうしたらちょっと修正して日付を遅らせたりという感じで臨機応変に、あまり自分を追い込み過ぎないようにやっていました。

お試し受験について

清水:では次に、先ほども少し話に出ていましたが、お試し受験について伺います。クレアールでは、合格目標年度の前年に司法書士試験のお試し受験を勧めています。お試し受験を受けてどのような感想、あるいは手応えがあったか、そしてお試し受験がその後の学習にどのようにプラスになったかお聞かせください。

森田:お試し受験のときには、記述式の問題もまともに解いたことも見たこともない状態で受験したので、まずは記述式の問題がこんなに長いのかということと、最後まで読めなかったので全然手応えはなかったですし、択一のほうも全然歯が立たなくて勘でマークをした感じだったので、はっきり言って全く手応えはなかったです。また、お試し受験の時は、まだ授乳中だったので昼休みは搾乳などしてバタバタで、受けられただけ良かったという感じでした。それにしても1年ぐらいは細々とではあるけれども勉強をしたわけで、「こんなにも頭に入っていなかったのだ」ということがショック過ぎて、これは私にはもう無理なのではないかと、その夜は受験をやめようかと本気で悩みました。実家の父や母に「本当に無理でやめようと思っている」と話をしたら、父も試験を何度か受けた経験があるので、「司法書士試験の勉強は諦めずに何度かやることだ」というアドバイスをもらいました。それでちょっと悔しくもなってきたので、「あと1年頑張ってみよう、スタートダッシュを切ろう」と決意して、その夜には「次の日から勉強するぞ」という気持ちになりました。ですから、次の日から勉強しようという気にさせてくれたのは、散々だったお試し受験でした。

清水:敢えてお試し受験をして良かったところをあげるならば、司法書士試験の厳しさを知ることができた、あるいは司法書士試験のレベルを知ったというところでしょうか。

森田:司法書士試験のレベルを知ったということです。

具体的な学習方法、学習に際して自分で工夫したところ

教材の利用方法

清水:分かりました。では続いて、具体的な学習方法、学習に際して自分で工夫したところについて伺っていきます。まず、教材の利用方法ですが、司法書士試験は出題される科目が多く、クレアールでは色々な復習教材を用意しています。学習を進めていく上でどの時期にどの教材を利用したか、実際に学習した教材、そしてご自身で作成なさったノートを拝見させていただきながら利用方法をお聞かせください。また、教材、PDFデータの活用の有無や活用方法もお聞かせください。

森田:私は択一六法に絞っていました。講義を聞くときはテキストを使ってはいたのですけれども、その後は択一六法に全ての知識を集約しました。本当に時間がなかったので、分からないことがあったら全部択一六法を引く感じで、通常の六法を使わずに勉強していました。またノートを作っている時間もなかったので、択一六法がノート代わりという感じで、皆さんやっているようなことなのですけれども、「ここに書き込んで分からなかったらこれを見る、過去問を解いたらここを見て、関連のところも読む」という感じでやっていました。ですから、参考になるようなノートは全くありません。あとは、復習教材ですね。

清水:はい。

森田:教材のPDFなどは使わなかったのですが、〇×テストである過去問1,000問ノックWebテストは、よく子どもを連れた出先で子どもが寝てしまったときや、電車の中やカフェなどで手軽に見られるので、そういう隙間時間に見るようにしていました。

清水:スマートフォンを利用したのですか。

森田:そうです。スマートフォンで見るようにしていました。毎日子どもを連れて遊びに行くのにテキストなどを持ち歩いていなかったので、スマホで見られるのがすごくありがたかったです。また問題も短くまとまっているので、論点を理解したり、苦手なところを理解するのにも非常に良くて、そこで全然解けなかったところは家に帰ってから復習して解けるようにしていました。そうやって苦手なところを探すのにもすごく良かったと思っています。

清水:分かりました。先ほどの択一六法の話に戻しますと、択一六法に情報を集約して、例えばこの論点については過去問のここを参照する、などそういう工夫もなさっていたのですね。

森田:はい、過去問にも択一六法の何ページを見るということを書くようにしていました。調べる時間がもったいないので、過去問の間違えたところに択一六法のページを書いてすぐに関連する内容の頁に飛べるようにしていました。

清水:どこを見ればそれが分かるか、情報に素早くアクセスできるようにしていたということですね。

森田:はい。そうです。

森田さんの使用していた択一六法(クリックで拡大)

森田さんの使用していた択一六法(クリックで拡大)

過去問の学習方法

清水:では次に、過去問の学習方法について伺います。司法書士試験の学習では、ご存知のとおり過去問の攻略が合否に直結します。過去問をどのように学習したかお聞かせください。

森田:私は講義を聞くのにすごく時間がかかってしまったので、参考過去問を少しはやるようにはしていたのですけれども、本格的に過去問を解き始めたのが1月頃からだったので、そこから全部の範囲が終わるためには、1日何問やれば終わるのか計画を立てて結構なスピードで解いていたと思います。民法はやはり問題が多いので毎日やると決めて、最初は民法と不動産登記法は、毎日過去問に触れるようにしていました。会社法や民事訴訟法等は2日に1回で、マイナー科目もどの科目かを決めて1日1問か2問は解くようにして、複数の科目に触れるようにしていました。また、間隔が空かないように工夫しながら計画を立てて進めていました。過去問は復習も大事なので、前の日に間違えた問題は必ず次の日にもう一回解くようにしていました。

清水:過去問は何回転ぐらい学習しましたか。

森田:民法は学習の初期段階に解いたのも入れて2回ぐらいは解けたかと思います。不動産登記法は1回は全部の問題を一応解いて、その後また3分の1ぐらいはもう1回解けたかなという感じです。他の科目は、もちろん復習などで何回か解く問題もあったのですけれども、全く解いていない問題もある状況で本試験を迎えてしまいました。本当は全部解き終えるという計画を立てていたのですけれども、やはり復習もありますし、うまく時間が取れなかった関係もあって、かなり昔の問題などについては解けなかった問題もありました。マイナー科目も同様です。

森田さんが使用していた過去問題集のコピー

森田さんが使用していた過去問題集のコピー

記述式の学習方法

清水:では次に、記述式の学習方法を伺います。初学者の方の中には、記述式の学習に不安を持つ方もそれなりにいらっしゃいます。記述式の学習を進めていく上で注意したこと、工夫したことをお聞かせください。また、答案構成用紙をどのように使用したか、不動産登記、商業登記、それぞれお聞かせください。

森田:記述式について、本格的に始めたのは1月頃からでした。それまで講義や択一の知識を理解することで精一杯だったので、12月ぐらいまではあまり勉強はできていませんでした。1月頃からは、記述式の学習を始めないとまずいと思い、合格書式マニュアルと合格書式マニュアル対応問題集を使って、とりあえず、ひな形を全部覚えるということを目標に不動産登記と商業登記は1日5~6個、合わせて10個ぐらいは進めるように毎日書いていました。択一を先に勉強してしまうとどうしても記述式に手が回らなくなってしまうので、1日の初めにまず記述式のひな形を勉強する、必ずそれは最初にやると決めてやっていました。合格書式マニュアルのひな形は6~7周ぐらいしたと思います。「全部書きなぐって、間違えたところは付箋を貼る」ということの繰り返しで、多分ほとんど書けるようになっていたと思います。ひな形が書けるようになると問題も解けるようになります。でもそれだけでは、やはり問題もすごく難しく入り組んでいるときはうまくいかなかったことがありました。答案構成のやり方をどうしたらいいのかということは、参考書を買って答案構成のやり方をマスターしてから記述式ハイパートレーニングを解き始めて、答練が始まる前にそれを一回全部やって、間違えた問題をもう一回やるという感じで進めて全部の問題を解けるようにしました。

清水:4月からは本試験形式の実力完成総合答練や模試が始まりますが、どのように考えていらっしゃいましたか。

森田:直前期になってから初めて「時間がこんなに間に合わない」ということに気付いて、「これはまずい」と思い、まず、解く順番をいろいろ試しました。その結果、午後の部の科目の解答する順番を、不動産登記記述式、択一式、商業登記記述式という順番にしました。私は不動産登記記述式が苦手だったので、不動産登記記述式の答案構成は、時系列などを書いて図を描きながら丁寧にやりました。商業登記記述式も最初は細かく答案構成用紙に書いていたのですが、それでは絶対に間に合わないということに気付いて、商業登記は、役員の名前だけは答案構成用紙に書いて、添付書類などは問題用紙に書き込んだり、直接赤丸をつけるようにしました。例えば、問題文に「就任承諾書」と出てきたら赤丸で囲んでおき×何人分というのを書き足していくような感じです。それで、結構商業登記記述式の時間が短縮できたので良かったです。それが工夫したことでしょうか。答案構成用紙は、不動産登記は割とぎっしり書きましたが、商業登記は裏面に役員のところだけ書く程度でした。

学習を効率良く進めていくうえで工夫したこと

清水:では次に、学習を効率良く進めていく上で工夫したことですが、学習を効率良く進めるために1日、1週間をどのように過ごしていらっしゃったか、そしてクレアールの通信講座をどこでどのように学習したか、音声学習の利用の有無や復習講義の利用の有無、および活用方法をお聞かせください。すでに音声学習はいろいろな話が出ていましたが…。

森田:基本的には子育てが優先なので、子どもが寝たら勉強するという感じでした。そのため、計画どおりにはいかないことが普通なので、なるべく空いた時間に勉強ができるという環境を作るために壁中にいろいろ覚えることを貼ったり、隙間時間をどれだけ活用できるかということを考えて勉強をしていました。子育てしながらだったので、1日中勉強している方よりは、勉強が結構リフレッシュになっていたと思います。子どもと公園で遊んだりするのも、それが結構良かったのではないかと思っています。

清水:覚えるべきことを貼られていたということですが、それは、例えば暗記事項やよく間違える事項などを貼っていたのですか。

森田:そうです。何度やっても覚えられないことなどは、全部トイレや食卓の横や台所などに貼って、気付いたときに見られるようにしていました。

清水:復習講義は利用されましたか。

森田:はい。妊娠中の時間があるときには毎日、前の日に視聴した講義の復習講義を見ていました。しかし、2年目のカリキュラムに進むと復習講義を見る時間もなく、新たに配信された講義をどんどん聴いてしまおうと思い、2年目は復習講義を利用しませんでした。

苦手科目、苦手分野の克服法

清水:では次に、苦手科目、苦手分野の克服法について伺います。学習を進めていくと、例えば民法の何々の分野が分かりにくくて辛かった、会社法のイメージが掴みにくかった、記述式の何々に戸惑いがあったなど苦労したことがあったかと思います。このような苦手となりそうな分野、あるいはご自身が苦手と感じた科目、分野をどのように克服したかお聞かせください。

森田:私は民事訴訟法が苦手だったので、民事訴訟法が分かりやすく書いてある小説のような感じで読める市販書籍を買って読みました。すると、今まではすごく取っ付きにくかったと思っていたのですが、少し全体像が掴めました。

清水:イメージが湧いたということですね。

森田:そうです。イメージが湧いたことにより、苦手意識がなくなっていきました。

答練・模試について

清水:では次に、答練と模試についてお伺いします。初学者にとっては答練で思うように解けないこともあれば、点数が伸びなくて辛く思うことがあると思います。答練を解くときの心構え、注意したこと、工夫したことや、返却された答案・個人成績表の利用方法、定期テスト、解法マスター講義の利用の有無や活用方法をお聞かせください。

森田:私は直前まで、自分なりに伸びてはいたのですけれども受講生全体の中ではトップグループではなかったですし、全然答練で「できた」と思ったことがなくて、毎回結果も良くなかったです。まず答練というのを殆どやったことがなかったですし、本試験までにどれだけ成績を伸ばせるかということを考えていたので、辛いというよりは「間違える問題に当たって良かった、どんどん間違える問題が出てくれば苦手もつぶせる」という意識で臨んでいました。とにかく時間がなかったので、実力を試すというよりは、過去問と同じ感覚で問題を解く意識でやっていたので、成績については少し見るだけに留めて、それよりも間違えた問題を二度と間違えないようにすることを心掛けていました。

清水:間違えることも勉強の一つという感覚ですか。

森田:そうです。逆にここで間違えておいて良かったと考えるようにしていたので、あまり辛いと思うことはなかったです。定期テストも間違った問題を解く、記述については鉛筆で書いていたので、消してまたコピーして、間違えたところは全部最後の1週間にまとめて解く感じで、間違えた問題を全部つぶすようにして最大限に活用できるようにしていました。

清水:成績表の順位は気にしませんでしたか。

森田:全然見ていなかったです。本試験までにいかに伸ばせるかという事だけを考えていました。

清水:解法マスター講義は利用されましたか。

森田:はい。解法マスター講義は全部視聴するようにしていました。自分で解説を読むだけでは頭に入ってこないこともあるので、2倍速ぐらいで聞いていたのですけれども、全部聞くようにしていました。

午後の問題の解き方について

清水:では続いて、午後の部の科目の問題の解き方についてお伺いします。午後の部は、択一式問題35問と記述式問題2問を解かなければならないので、必然的に時間との勝負という要素があります。先ほども少し話に出ていましたが、午後の部の択一式問題の時間配分はどのような計画を立てていたのか、そして今年の本試験ではどのような時間配分で問題を解いたのかお聞かせください。

森田:まず午後の部は、先ほども申し上げましたとおり、不動産登記記述式、択一式35問、商業登記記述式という順番で解いていました。

清水:それは、答練などを受けていく中でこの方法がベストだと感じたのですね。

森田:そうです。私は記述式の不動産登記が苦手で、商業登記は割と得意だったと思います。商業登記は最後に添付書面をどんどん書くというやり方で、そんなに頭を使わなくてもいいと思うのと、疲れていても時間がなくても慌てないで書けると思ったのです。しかし、不動産登記は最初のまだ時間がある状態でやりたかったので、不動産登記記述式から先にやっていました。不動産登記記述式は「なるべく50分で終わらせたい、最悪1時間以内には終わらせるぞ」という感じで、1時間を超えたら次の択一に進むという気持ちでやっていました。今年の不動産登記記述式はいつもと違うような感じがしました。私は、名変登記の要否の判断が苦手で対策をすごくしていたのですが、全然そういう出題ではなかったですし、すっきりしていました。

清水:割と素直な問題でしたね。

森田:そうです。ひな形を覚えていないのがあったので、そこは自信がなかったのですけれども、割と早く解けたので、次の択一にスムーズに進めました。択一は大体60分から70分ぐらいで終わらせて、最後1時間ぐらいを商業登記記述式に充てるという時間配分で解きました。答練や模試では時間内に解けたことが1回ぐらいしかなかったのですが、本試験は結構余裕を持って解けたことが良かったです。

清水:択一式は第1問から順番どおりに解きましたか。

森田:順番どおりに解きました。午前の択一式は全部の肢を見ていたのですけれども、午後はそれだと時間がないので、消去法で全部の肢は見ない方法で解いていました。

清水:答えが出たらもう他の肢は見ないという方法ですか。

森田:そうです。先に進むことを意識しました。やはり迷うところはあるのですけれども、とりあえず時間配分を優先することを考えて先に進むようにしていました。

モチベーションの維持

清水:では次に、モチベーションの維持についてお聞きします。司法書士試験だけでなく一般的にも難関資格、1年を超える学習期間が必要な資格試験の学習を継続していくことは心身共にきつい点が多々あります。学習を進めていく中でもし挫折しそうになったことがあればどう乗り越えたか、あるいはこんな工夫や気分転換を図ったということがあればお聞かせください。

森田:挫折はお試し受験の夜1日だけでした。そこからは、本当に私には時間がないということと、こんな生活は長く続けられないと考えていたので、「絶対次に合格する」。もし、落ちたら2人目の妊娠なども考えていたので、とりあえず「今年が最後だ」という気持ちでやっていて、挫折を感じるよりも常に焦っている感じでした。直前期は母が週2~3回来てくれて、息子を遊びに連れて行ってくれました。本当に元気な息子で、遊ぶと母も疲れるのです。それなのに「また明日も行ってあげようか」という感じで来てくれたのを見て、「こんな貴重な時間を無駄にできない」と思っていました。勉強中に眠くなることなどなかったですし、絶対一分一秒も無駄にしないと思ってできたのも、家族の支えというか、これ以上迷惑を掛けられないし、この時間を無駄にはできないと思っていたのが一番だと思います。あとは、息子を保育園に預けるときなども泣き叫んで離れないので、「本当にこんな思いをさせているのだから…」と思ってすごく集中して勉強ができたことが良かったと思います。

清水:では次に、子育て・家事と学習の両立について伺います。子育てや家事はお休みがありませんので、学習時間の確保はとても大変だと思います。子育てや家事をしながら学習をする上で工夫したこと、心掛けていたことなどをお聞かせください。これまでも色々とお話が出ていましたが…。

森田:一番良かったのは耳で講義を聞けたことです。机に向かって勉強する時間が取れなくても勉強できましたし、何かをやりながら聴いているのは全然苦ではないので、それは時間を取れない方にはお勧めしたいです。心掛けていたことは、やはり隙間時間を利用するということで、分からないところを壁に貼ったり、ちょっとした時間でも勉強してやるぞという姿勢で取り組めば、本当に「ちりも積もれば」でちょっとずつ時間は確保できます。あとは、少しでも時間が取れたときには絶対に無駄にしないという気持ちで、一気に集中するという集中力が大事かと思います。

これから学習する人、現在学習を始めている方へのアドバイス

一発合格の秘訣

清水:分かりました。では、これから学習を開始しようと考えている方、現在学習を始めている方へのアドバイスについてですが、一発合格の秘訣は何でしょうか。

森田:秘訣はやはり「今年絶対受かるぞ」という気持ちです。こんな生活は絶対に続けたくないと毎日思っていたので、そういう気持ちも合格につながったと思います。

清水:絶対合格するという強い気持ち、これがやはり一番大事だということですね。

森田:はい。

これからの抱負

清水:これからの抱負をお聞かせください。

森田:これからは、まだ子どもも小さいのですぐには皆さんのようにばりばり働くことは難しいとは思うのですけれども、少しずつ経験を積みたいと思います。まだ合格した実感、司法書士になるという実感があまりないですし、いろいろな研修などに参加するのも子育て中なのですべては難しいと思うのですけれども、可能な範囲で参加させていただきます。仕事もすぐには本格的には始められないですけれども、少しずつ始めることでいろいろな知識を増やしていきながら進んでいきたいと思っています。

清水:これからの研修などを通じて、徐々に進むべき方向を見つけていくということですね。

森田:はい。そう考えています。

最後に

清水:では最後に、来年司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ、伝えたいことをお聞かせください。

森田:司法書士試験を受ける方は、お仕事をしながら受験する方、専業で受験する方、そして私のように子育てをしながら受験勉強をする方などいろいろいらっしゃると思います。それぞれ環境は異なると思いますが、工夫次第で勉強時間は確保できると思いますので、私のような同じ境遇の方がいたら、時間を工夫して諦めずに勉強を続けていただきたいと思います。

清水:本日はどうもありがとうございました。

森田:ありがとうございました。