2018年合格者インタビュー 遠藤 由香里さん

遠藤 由香里さん(2018年司法書士試験合格)

遠藤 由香里さん(2018年司法書士試験合格)

参考 司法書士合格体験記「諦めずに勉強を続けたからこそ合格できた!」 遠藤 由香里さんクレアール司法書士サイト

清水:それでは、合格者インタビューを始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

遠藤:よろしくお願いします。

インタビューアー 清水 城(クレアール司法書士講座講師)

インタビューアー 清水 城(クレアール司法書士講座講師)

司法書士試験に合格するまでの過程

司法書士を目指した理由

清水:最初に、司法書士試験に合格するまでの過程についてお伺いいたします。まず、世の中にいろいろな資格がある中、なぜ司法書士を目指そうとしたかをお聞かせください。併せて、差し支えない範囲で、今までのお仕事や法律の学習経験についても伺わせていただきたいと思います。

遠藤:司法書士を目指したきっかけは、大学生の頃に女性でも長く働けて復職しやすい資格を探していた時に、ちょうど大学の講義で司法書士の話が出て、「目指してみようかな」と思いました。

清水:今まで法律の学習経験はありましたか。

遠藤:大学が法学部でしたので、その時に少し勉強しました。

今年の司法書士試験を振り返って

清水:次に、今年の司法書士試験を振り返っていただきます。本試験当日、どのような気持ちで迎えたか、午前の部の科目の問題を解いた後の感想、午後の部の科目の問題を解いた後の感想、そして、本試験を終えてどのように感じたかをお聞かせください。

遠藤:試験の直前10日くらいで、全科目を何とか終わらせようと思って、本当にギリギリ当日に終わったので、少しほっとしながら試験を受けました。午前の部は結構できたかなと思っていたのですけれど、周りもみんなできていたのかなと思って昼休憩を過ごし、午後の部を迎えました。午後の部は、択一で同じ番号の解答が続いて、少し焦りました。

清水:不安になりますね。

遠藤:そうです。それと択一を解くのに1時間5分くらいかかってしまったので、少し焦りながら記述を解きました。

清水:時間内に解き終わりましたか。

遠藤:はい。

清水:本試験が終わった後は、「やった」という感じではなくて、どちらかというと不安でしたか。

遠藤:はい。

学校(予備校)選びのポイント、クレアールを選択した決め手

予備校選びのポイント

清水:分かりました。では次に、学校選びのポイント、クレアールを選択した決め手についてお伺いします。まず、予備校選びのポイントですが、複数ある予備校の中から、クレアールのどこが良いと思われたかお聞かせください。併せて通学講座ではなく、通信講座を選んだ理由をお聞かせください。

遠藤:クレアールは、受講料が他の予備校と比べて安かったので選びました。通学講座ですと通学の時間も結構かかってしまうし、交通費もかかってしまうので通信講座を選びました。

清水:遠藤様の場合、クレアールで学習する前に他の予備校で学習なされていたとお伺いしましたけれども、最初の予備校を選んだ際のポイントは何でしたか。

遠藤:最初の予備校は、大学生の時に憲法の勉強をするのに使ったテキストを書いている人がやっている予備校です。

清水:そのテキストを使っていたから、その流れで学習を開始したのでしょうか。

遠藤:はい、その流れです。

クレアールを受講した感想

清水:では次に、クレアールで受講した感想を伺います。クレアールで受講して良かったところをお聞かせください。

遠藤:クレアールでは、早い時期からマイナー科目の講義も視聴できたので、その点が良かったです。また答練の提出も、本試験の前日までに提出すれば採点してもらえるので、そのことも良かったです。

清水:合格体験記を拝見しましたが、前の予備校の時は、学習したけれども途中で止めてしまったり、学習を中断してしまった期間があったとのことでした。クレアールではなぜ学習を継続することができたのでしょうか。

遠藤:前の予備校ですと、マイナー科目の講義を見られるのが少し遅くて、年明けとかになっていたのです。それで年が明けてから苦手な民事訴訟法等を始めると、少し焦ってしまい勉強が嫌になってしまったという感じでした。クレアールでは早くから講義を視聴することができたので良かったです。

清水:苦手科目を早目に取り組めたから、学習が続いたということですね。

遠藤:はい。そうです。あとは答練を採点してもらえる期間が長かったので、マイペースに解けたのも良かったです。

清水:自分のペースで勉強ができたということが、継続できたポイントと言えますでしょうか。

遠藤:そうです。

通信講座のメリット

清水:分かりました。では次に、通信講座のメリットについて伺います。実際に通信講座で学習を進めていく中で、こんなことが良かった、この点は利便性が高かった、そして最もよく活用した点がありましたらお聞かせください。

遠藤:通信講座ですと、通学の時間も必要ないし、自分のペースで講義を視聴できる点が良かったです。あとは倍速で視聴もできますし、その日によって学習する科目も自分で決められるので、そういうところが良かったです。

全体的な学習方法

時期毎の学習

清水:次に、時期ごとの学習についてお伺いします。司法書士試験の学習は大きく分けると、基本講義中心の学習初期段階、基本講義が終わり過去問の学習や初めて答練を受ける学習中盤期、そして過去問演習や自身が行ってきた学習のまとめを行う直前期に分かれます。その時期ごとに、どんな点に注意して学習を進めたか、あるいはこんな工夫をしたということがあればお聞かせください。

遠藤:講義中心に勉強していた時は、講義を視聴して、その部分のテキストの復習をして、過去問をやって、もう1回テキストの復習をやる、というようにやっていたのですが、だんだん進むのが遅くなってきてしまって、途中からテキストの復習を少なめにして、過去問をどんどん進めて行きながら、並行して講義を聞くように進めました。

清水:講義を聞いた後、過去問でアウトプットをするということですね。

遠藤:はい。それで、講義が終わった後は、今まではいつもアウトプットが少なくなってしまっていたので、今年は意識して、過去問や市販の一問一答の問題集に取り組みました。直前期は、3月頃から全科目を繰り返しできるように考えて進めました。

学習時間、学習量

清水:では次に、学習時間と学習量について伺います。時期にもよると思いますが、前述の学習初期から中盤期、そして直前期にどのくらい学習していたかお聞かせください。

遠藤:初めは、「勉強を継続するということに慣れさせよう」と思って、学習を開始した8月初旬は週5日間で1日4時間から始めて、少しずつ増やしていきました。11月、12月頃は1日5時間くらいでした。そして年が明けてからも増やしていって、6月頃は毎日9時間くらいやっていました。

クレアールの初学者カリキュラムの活用方法

清水:分かりました。では次に、クレアールの初学者カリキュラムの活用方法について伺います。初学者コースは基本講義のインプットから始まり、最終的には直前期の答練や模試といったアウトプットで終了します。基本講義を進めていく時の学習方法や心構え、直前期の答練・模試の利用方法や注意点をお聞かせいただきたいと思います。

遠藤:基本講義を聞いている時に、その時の復習とかで、細かいところまで全部理解して覚えようとすると一度ではできないので、本試験までの期間、何回も繰り返して定着させていくことを意識して講義を聞きました。

清水:最初から完璧な理解を目指そうとしない、ということでしょうか。

遠藤:はい。答練や模試も、自分でやっているだけではなかなか自分の位置が分からないので、何とか全部解いて提出しようと頑張りました。

清水:基本講義のインプットでは、「まずは全体像を学習する」ということに注意した、そして直前期の答練や模試については、自分の今の位置を確認するために、とにかく解いて提出することを実行したということですね。では次に、クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想についてお聞きします。司法書士は難関資格の一つであるため、民法、不登法、会社法等の早い段階で挫折してしまう方もいらっしゃいます。学習を進めていく上で、辛かったこと、工夫したことがあればお聞かせください。また、辛かった時がある場合は、どのようにして乗り越えて学習を続けられたかもお聞かせください。

遠藤:私は今までで何回も挫折して、勉強をやってない期間が結構ありました。それでも、少し間を空けてからもう1回やってみようと思って、初めからやり直したことは多分10回くらいありました。

清水:前の予備校とクレアールに入ってからの学習方法で何か違いはありましたか。

遠藤:前の予備校の時は、講義の順番どおりに主要4科目をやって、マイナー科目をやってと、一つ一つ進めていたんですけれど、それだと本当にどんどん忘れていってしまって…。

清水:最初に学習したところを忘れてしまったということですね。

遠藤:はい。それで、もう1回、他の科目をやり始めるのが嫌になってしまうので、今回クレアールの通信講座を選んでからは、全科目並行して進めるようにしました。

具体的な学習計画の立て方と実行方法

清水:では次に、具体的な学習計画の立て方と実行方法について伺います。クレアールのカリキュラムで学習を進めていく上で、具体的にどのような学習計画を立てて実行したか、そして学習計画を立てる際の注意点をお聞かせください。

遠藤:私はあまり細かく計画を立てなかったのですけれど、だいたい12月までに全科目の講義を聞いて、1~2月で1周、3月~4月でもう1周する、という感じで大まかに計画を立てました。

清水:あまり細かすぎず、この時期にここまで、この時期にここまでやっておくという、大まかな計画だけ立てたということですね。先ほど少し聞き忘れてしまったのですけれど、クレアールのカリキュラムは、民法と不動産登記法、商法・会社法と商業登記法が一体になっていますが、それはどのように感じましたか。

遠藤:一体になっている講義は初めて聞いたのですが、実体法と登記法が、関連づけられていたので理解しやすかったです。

教材の利用方法

学習を効率良く進めていくうえで工夫したこと

清水:分かりました。では次に、学習に際して自分が工夫したことについて伺います。まず教材の利用方法ですが、司法書士試験は出題される科目が多いため、クレアールではいろいろな復習教材をご用意しています。学習を進めていく上で、どの時期にどのような教材を利用したか、実際に学習した教材、そしてご自身で作成なさったノートを拝見させていただきながら利用方法をお聞かせください。また、教材PDFデータの活用の有無や活用方法もお聞かせください。

遠藤:基本的にはずっとテキスト中心で勉強して、テキストを何回も繰り返し読んで、理解を深めて覚えていくという勉強方法でした。

清水:PDFデータの活用は特にされていないですか。

遠藤:そうです。講義を視聴する時に見ているくらいです。

清水:テキストで何かこんな工夫をしたということはありますか。

遠藤:テキストにはいろいろと書き込みをしました。

清水:テキストにはどのようなことを書き込んでいましたか。

遠藤:知識が混乱したりゴチャ混ぜになりやすいところが、繰り返し学習していると分かってきます。それを1カ所にまとめたり、テキストの隅のほうにまとめて付箋を付けて、そこをすぐに開けるように工夫しました。

清水:例えば、この部分の関連事項は何ページを参照のように記載して、テキストに情報を集約していったということでしょうか。

遠藤:はい、そうです。

過去問の学習方法

清水:では次に、過去問の学習方法について伺います。司法書士試験の学習では、ご存知のとおり過去問の攻略が合否に直結します。過去問をどのように学習したかお聞かせください。あわせて、○✕テスト、1000問ノックWebテストの活用方法もお聞かせください。

遠藤:過去問は、講義を聞いた後にすぐその範囲をやって、あとは科目ごとにもう1周全部やったり、あとはAランクとBランクの問題だけもう一度やったりしました。

清水:過去問は何回ぐらい学習されましたか。

遠藤:主要4科目は2回位です。

清水:結構少ないですね。

遠藤:はい、そうです。マイナー科目は全体として1回、あとは間違ったところだけやりました。しかし民事訴訟法だけは何回もやりました。

清水:苦手意識があったからですか。

遠藤:はい、苦手でした。

清水:過去問は、全部の選択肢を毎回学習されていましたか。

遠藤:はい、全選択肢を学習しました。

清水:○✕テストはご利用されましたか。

遠藤:初めの何回かはやったのですが、途中からはやっていないです。

記述式の学習方法

清水:では次に、記述式の学習方法を伺います。記述式の学習を進めていく上で注意したこと、工夫したことをお聞かせください。また、答案構成用紙をどのように使用したか、不動産登記、商業登記、それぞれお聞かせください。

遠藤:記述式は、まずひな形をきちんと覚えていないと書けないので、合格書式マニュアルを使用してひな形の暗記を毎日反復しました。あとは問題演習として、不動産登記と商業登記を毎日1問ずつ解きました。

清水:それは、記述式ハイパートレーニングの問題を利用しましたか。

遠藤:はい。記述式ハイパートレーニングの問題も利用しましたし、市販のものを利用して過去問も解きました。

清水:記述式の学習で工夫なされたことはありますか。

遠藤:工夫したことは、答案構成用紙の書き方をいろいろ変えてみたりしました。商業登記はあまり細かく書き込まないで、答案に書くようなところは問題文のほうでチェックをして、あとは大まかな流れをメモするくらいでした。あと、役員の任期はきちんと書いてまとめました。

清水:不動産登記の答案構成用紙はどのように利用しましたか。

遠藤:不動産登記は、商業登記よりもきちんと答案構成用紙に書き込んで、時系列で出来事の流れをメモして、それで初めの状態の登記記録を書いて、そこから最後に必要な登記を書いて、それで抜けているものがないか、順番が合っているかなどを確かめてから答案を書き始めました。

清水:ということは、不動産登記はしっかりと答案構成用紙に記載する、商業登記は主に役員関係については書くけれども、他のところは問題冊子に直接書いたりしたということでしょうか。それは、時間配分との関係ですか。

遠藤:そうです。商業登記は、書く量が多いので…。

学習を効率良く進めていくうえで工夫したこと

清水:では次に、学習を効率よく進めていく上で工夫したことについてですが、学習を効率よく進めるために、1日、1週間をどのように過ごしていらっしゃいましたか。そしてクレアールの通信講座を、どこでどのように学習しましたか。

遠藤:勉強場所はいつも決まった自分の部屋でしていました。1日の勉強は、朝起きてから勉強を始めて、夜勉強が終わるまでは勉強だけを考えて、それ以外はあまり勉強のことは考えないようにして過ごしました。

苦手科目、苦手分野の克服法

清水:メリハリをつけて過ごすということですね。では次に、苦手科目、苦手分野の克服法についてお伺いします。学習を進めていくと、例えば民法の何々の分野が分かりにくくて辛かった、会社法のイメージが掴みにくかった、記述式の何々に戸惑いがあったなど苦労したことがあったかと思います。このような、いわゆる苦手となりそうな分野、あるいはご自身が苦手と感じた科目・分野をどのように克服したか、お聞かせください。

遠藤:民事訴訟法がいちばん苦手でしたから、民事訴訟法だけは、今年度に向けて勉強を始める時に、民法より先にテキストを1周して、あとは市販の問題集を解きながら、他の主要4科目の勉強をしていました。苦手意識の強い部分は、あまりやってない期間が長くなるとまた苦手になってしまうので、何回も繰り返しながら、重要な部分はきちんと暗記して理解できているという自信をつけるようにしました。

清水:苦手なところは、とにかく回数をこなすということでしょうか。

遠藤:はい、そうです。

清水:繰り返し学習することで克服したということですね。それから、テキスト中心に学習をなされていたということですが、それが一番自分に合っていたということなのでしょうか。

遠藤:はい、そうです。多分、自分に合っていたのだと思います。

清水:一般的には、過去問をしっかり学習するという方が多いと思いますが、その点はいかがですか。

遠藤:過去問中心だと、出ていない部分とか、問題集でも出ていない、あまり出ないようなところがあるので、そういうところをあまりやってない、ということに意識がいってしまって、そうすると本試験の時に、「もしかしたらそこが出るのかもしれない」と私は不安になるので、テキストで全体的に学習する方法が合っていました。

清水:過去問だと、関連知識の聞かれていない部分等が気になってしまうので、テキストだと、その点は網羅的、体系的に並んでいるから、テキスト中心の学習をなされたということでしょうか。

答練・模試について

清水:では次に、答練・模試についてお伺いします。答練を解く時の心構え、注意したこと、工夫したことや返却された答案・成績表の利用方法、そして定期テスト、解法マスター講義の利用の有無や活用方法をお聞かせください。

遠藤:答練・模試は、今まで勉強していてあまりやってこなかったので、今年はアウトプットを意識して、答練や模試もきちんとやろうと思って解きました。初めて解いた時は、記述に3時間かけてしまい、すごく時間がかかってしまったので、そこが自分の苦手な部分で時間が全然足りていないというところに気付けたため、そういうところに注意して、本試験と同じ時間配分で解くように練習していました。

清水:時間配分を意識したということですね。それから答練・模試だと成績表が返ってきますが、成績表はどのように利用しましたか。

遠藤:択一で正答率が高い問題で、自分が間違ってしまった問題は、気を付けて復習しました。

清水:順位は気にされましたか。

遠藤:順位は少し気にしたのですけれども、あまり気にしないようにしていました。

清水:正答率が高いのに間違えてしまった時は、しっかり復習したということですね。定期テストは使われましたか。

遠藤:はい、提出しました。

清水:提出した後は復習しましたか。

遠藤:はい、提出して答案が戻ってきたらしっかり復習しました。

清水:解法マスター講義は視聴しましたか。

遠藤:それは見ていないです。

午後の問題の解き方について

清水:分かりました。では次に、午後の部の問題の解き方について伺います。午後の部は、択一式問題35問と、記述式問題2問を解かなければならないので、必然的に時間との勝負という要素があります。午後の部の択一式問題をどのように解いたのか、時間配分はどのように考えていたのか、そして今年の本試験ではどのような時間配分で問題を解いたのかお聞かせください。

遠藤:午後は択一で1時間、記述は不動産登記1時間、商業登記も1時間で解くようにしました。択一は、家で過去問を解いていたりすると、初めは分からない問題を10分とか20分とか、ずっと考え込んでしまうようなやり方をしていたので、それを変えて、1問1分半ぐらいで次に行かないと間に合わない、ということを意識して解きました。

清水:ちなみに午前の部は、解く順番はどうしていましたか。

遠藤:最初から順番に解いていきました。

清水:午後の部も順番どおり、択一の第1問から解いてから、記述式を解いていきましたか。

遠藤:はい、そうです。

清水:午後の択一の選択肢は全部検討しましたか。

遠藤:午後の択一の肢は、検討したのは3つくらいです。

清水:それで答えが出れば、もうそこで他の肢は見ないということですね。午前の部は時間がありますから、全選択肢を検討したと思いますが、今年の本試験では予定よりも択一が5分ほどオーバーしたということでしたね。

遠藤:そうです。

清水:あとは、おおむね予定どおりだったということでしょうか。

遠藤:はい。

モチベーションの維持

清水:分かりました。では次に、モチベーションの維持についてお伺いします。司法書士試験だけでなく、一般的にも難関資格、1年を超える学習期間が必要な資格試験の学習を継続していくことは、心身ともにきつい点が多々あります。学習を進めていく中で、もし挫折しそうになったことがあればどう乗り越えたか、あるいはこんな工夫や気分転換を図ったということがあればお聞かせください。

遠藤:今年は、今までで一番勉強をしました。受験期間が長くなってしまっていたので、「今年は絶対合格しよう」と思いながら、試験までの日数をスマホのアプリで計算して、ホーム画面に出るようにしていました。

清水:「試験まであと何日」というものですね。

遠藤:そうです。それで、「あと何日間勉強すればもう合格できる」というように思い込んで、何とか頑張りました。

清水:クレアールでは学習の時期ごとに、さまざまな学習ナビ動画をご用意しております。受講にあたって、ご利用された動画や役に立った点などをお聞かせください。

遠藤:最初に学習の進め方や過去問の学習方法の動画を見ました。

清水:次に、学習を進める上で心掛けていたことについて伺います。学習をする上で工夫したこと、心掛けていたことなどをお聞かせください。

学習を進める上で心掛けていたこと

遠藤:ずっと長い期間やらない科目があると、その科目をやり始めるのが嫌になってしまうので、長い期間、手を付けない科目が出ないように、全科目並行してやるようにしました。

清水:合格体験記にも書いてあったと思うのですが、1週間の勉強の中で全ての科目に触れることを意識していたということでしたね。

遠藤:まず金曜日に答練や模試を解くと決めていて、金曜日に解いて提出していました。月曜日から木曜日は、初めの3時間は記述の勉強をして、それ以降は択一の勉強という感じで進めました。月曜日と火曜日は民法と不動産登記法。水曜日は会社法と商業登記法というように、だいたい何曜日にどの科目をやると決めてやりました。

清水:1週間単位で勉強を組むことによって、全然学習してない科目がないようにしたということですね。分かりました。

これから学習する人、現在学習を始めている方へのアドバイス

今年の司法書士試験合格の秘訣

清水:では次に、これから学習する人、現在学習を始めている方へのアドバイスをお願いしたいと思います。今年の司法書士試験合格の秘訣は何でしょうか。

遠藤:最後の1週間に、何とか全科目のテキストを見終えたことが、最も合格につながるものだったのではないかなと思います。最後にテキストを見てなかったら、択一であと2~3問、間違っていたなという問題がありました。最後まで諦めずに見て良かったと思いました。

これからの抱負

清水:「最後まで諦めないで学習したこと」、これが合格の秘訣ということでしょうか。続いて、これからの抱負をお聞かせください。

遠藤:司法書士のいろいろな業務を経験してから、自分なりのやり方を見つけて仕事をしていきたいです。

清水:では最後に、司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ、伝えたいことをお聞かせください。

遠藤:諦めずに何回も繰り返しやっていると、初めは全然覚えられていないものでも、だんだん定着してくるので、繰り返し勉強を頑張ってください。

清水:学習を始めて最初の頃はどうしてもまだ理解が浅いから、分からないことがあるのは当然ですけれども、繰り返し学習すると、そういうところも分かるようになってくるので、「とにかく繰り返し学習する」ということでしょうか。

遠藤:はい。とにかく繰り返して学習することが大切です。

清水:分かりました。今日はお忙しい中、ありがとうございました。

遠藤:ありがとうございました。