2019年司法書士合格者インタビュー 沢田 圭吾さん

沢田 圭吾さん(2019年司法書士試験合格)

沢田 圭吾さん(2019年司法書士試験合格)

一発合格

参考 司法書士合格体験記「クレアールのカリキュラムと教材をフルに活用して勝ち取った一発合格」 沢田 圭吾さんクレアール司法書士サイト

 

清水:それでは、合格者インタビューを開始します。よろしくお願いします。

沢田:よろしくお願いします。

司法書士試験に合格するまでの過程

清水:では最初に、司法書士試験に合格するまでの過程についてお伺いします。まず、世の中にいろいろな資格がある中、なぜ司法書士を目指そうとしたかお聞かせください。併せて、差し支えない範囲で、今までのお仕事や法律の学習経験についても伺わせていただきたいと思います。

沢田:私が司法書士を目指そうと思ったのは、法律知識を通じて身近な問題に対処できるような仕事内容に魅力を感じたからです。アルバイト生活の中で行政書士試験に合格して、ステップアップとして司法書士試験の勉強をすることを決めました。

清水:それまでは法律の学習経験はなかったのですか?

沢田:そうです。

清水:次に、今年の司法書士試験を振り返っていただきます。本試験当日、どのような気持ちで迎えたか、午前の部の問題を解いた後の感想、午後の部の問題を解いた後の感想、そして、本試験を終えて、どのように感じたかをお聞かせください。

沢田:本試験当日は、緊張していたのかどうなのか覚えていません。やるべきことはやったというような気持ちで臨みました。特に午前中は落ち着いて解けたと思います。

清水:今年の本試験は難易度が高めでしたが、午前の部が終わった後はどのような感じでしたか。

沢田:手応えはあったような、なかったような…。「できる問題はできたな」という感じでした。

清水:午後の部の問題を解いた後はどのような感想を持ちましたか。

沢田:お昼休みの後、午後の部に入ったら急に緊張してきて、体が熱くなってきました。解くのもなかなか大変で、問題自体も難しかったので…。終わった後は結構「やっちゃったな」という感じでした。

清水:試験時間は足りましたか。

沢田:結構ぎりぎりでした。

清水:午前・午後ともに終わって、どのように感じましたか。

沢田:記述式で失敗したと思ったので、本試験直後は本当に駄目だと思いました。

清水:結果は、何点でしたか。

沢田:午前が93点、午後が84点、記述式が46.5点でした。

清水:結果的には、できていたわけですね。素晴らしい成績です。

沢田:そうですね。記述式では枠ズレをしてしまって…。

清水:不動産登記ですか。

沢田:はい、不動産登記です。そこは失敗したのですが、あとは何とかできていたみたいです。

清水:おそらく、枠ズレのところは大きく減点されただろうけれども、他のところは大体できていたという感じですか。

沢田:でも、午後の択一は、正直自信はなかったです。

清水:難しい問題や解きにくい問題も多かったですね。

沢田:分量も多くて、まともに読んでいない問題もあったので…。

クレアールを選択した決め手

予備校選びのポイント

清水:分かりました。では続いて、予備校選びのポイントとして、クレアールを選択した決め手について伺います。複数ある予備校の中からクレアールのどこが良いと思われたかをお聞かせください。併せて、通学講座ではなく通信講座を選んだ理由をお聞かせください。

沢田:やはり価格が他校よりも安いところです。

清水:まず価格ですか。

沢田:はい。価格が安いところです。やはり大手予備校ですと、費用がだいぶかかってしまうので、クレアールさんの割引制度にはだいぶ助けられました。あとは、択一六法という教材に惹かれたというところが大きいです。行政書士試験の勉強を通じて、逐条的な学習の重要性を痛感していましたので。

清水:行政書士試験の学習経験から、条文の重要性を感じていたということですね。

沢田:そうです。行政書士試験のときは法律自体の学習が初めてだったので、そのときに学んだ学習法で、この教材はいいなと感じました。

清水:通信講座を選んだ理由というのは何かありますか。

沢田:通学ですと、やはりいろいろな負担があります。金銭的にも負担になりますし、疲れも出ますし…。そういった理由ですね。

クレアールを受講した感想

清水:次に、クレアールを受講した感想について伺います。見事に1回の試験で難関といわれる司法書士試験に合格なさったわけですが、クレアールで受講して良かったところをお聞かせください。

沢田:やはりカリキュラムが整っていたことです。1年目の学習ではインプット講義が丁寧になされていて、2年目ではアウトプットがどんどん増えていくといった、ちょうど目標年度に向かっていくカリキュラムが組まれていて、こちらとしては、もう何も計画を立てないで済むような、そんなところが良かったです。

清水:計画に従って勉強を進めていけば、自然と合格レベルに達することができるという点でしょうか。

沢田:はい、そうです。

清水:クレアールでは、民法と不動産登記法、商法・会社法と商業登記法を一体的に学習していきますが、その点はいかがだったでしょうか。

沢田:すごく登記法分野へスムーズに入ることができました。登記法は最初とっつきにくく感じましたが、スムーズに入れました。

通信講座のメリット

清水:次に、通信講座のメリットについて伺います。実際に通信講座で学習を進めていく中で、こんなことが良かった、この点は利便性が高かった、そして、よく活用した点がありましたらお聞かせください。

沢田:やはり講義の視聴速度を変えられるというのは非常に便利でした。1時間ほど確保すれば1単元の講義は聞くことができましたし、行政書士試験で学習したところはスピードアップしながら、効率良く学習することができました。

清水:例えば、民法や憲法などは1.5倍速で聞いて、登記法は標準の速度で聞くといった具合ですか。

沢田:はい、そうです。

全体的な学習方法

時期ごとの学習について

清水:次に、全体的な学習方法について伺っていきます。まず時期ごとの学習ですが、司法書士試験の学習は大きく分けると、学習初期段階(基本講義中心の学習)、学習中盤期(基本講義が終わり、過去問の学習や、初めて答練を受ける時期)、試験直前期(問題演習や、自身が行ってきた学習をまとめる時期)に分かれます。この時期ごとにどんな点に注意して学習を進めたか、あるいは、こんな工夫をしたということがあれば、お聞かせください。

沢田:学習初期のときは、講義をとにかく進めていこうと考えて、どんどん進めていきました。その中でも、参考過去問などは取り組むようにしていたので、過去問に触れる機会はあったのかなと思います。

清水:講義の最後に案内している参考過去問が出たら、それに必ず当たってみるということですね。

沢田:はい、必ず当たってみて、どんな形で問題になっているのかということを確認できたかと思います。

清水:学習初期は、「ここのところが分からない」という部分が出てくると思いますが、そういうところが出てきても、あまり深入りしないで、とにかく先に進むということを意識されていましたか。

沢田:そうですね。もう分からないところだらけだったのですが、とにかく先に進んで、試験の全体像というか、科目がどれだけあるのかとか、そういうところを把握しようと努めました。

清水:最初は、全体像を把握することに主眼を置いていたということでしょうか。

沢田:そうですね。

清水:学習中盤期についてはどうでしょうか。

沢田:中盤期に関しては、お試し受験の後になると思うのですが、お試し受験で過去問学習の重要性を認識しましたので、特に過去問を中心に取り組んでいました。

清水:試験直前期は、いかがでしたか。

沢田:直前期は、もちろんクレアールさんの答練を受けて、それを復習するということと、過去問の学習を中心にしていました。

清水:合格体験記で拝見したのですが、直前期、試験の科目を3つのグループに分けて学習していたということでしたが、それについてお聞かせいただいてよろしいですか。

沢田:直前期は、記憶が抜け落ちないように、長く空けてしまうと記憶が抜け落ちてしまうので、細かく復習できるように科目を3つのグループに分けて、特に過去問の学習をしていました。

清水:「民法、刑法、憲法」、「不動産登記法、民事訴訟法」、そして「会社法、商業登記法、司法書士法、供託法」、この3つのグループに分けていたんですよね。

沢田:そうです。やはり民法と不動産登記法はメインなので、別の日に分けて、会社法と商業登記法は一体でやったほうがいいと思ったので同じ日にしました。それに、あとはマイナー科目の得手不得手ということも加味して、分けた形です。

清水:例えば、月曜日に民法のグループを学習して、火曜日に不登法のグループを学習して…、というイメージですか。

沢田:はい、そうです。

清水:そうやって学習することによって、1つの科目に偏って学習してしまうのを防いでいたということですか。

沢田:そうです。マイナー科目にも触れるようにして、できるだけ知識を維持しようと努めていました。

学習時間、学習量について

清水:次に、学習時間、学習量についてお伺いします。時期にもよると思いますが、前述の学習初期から中盤期、そして直前期にどのくらい学習していたかお聞かせください。

沢田:私の場合、時間はあったので、特に何時間やるということでは決めていなかったです。最初の時期だと、講義を今日は何単元受けるとか、そういう形で決めてやっていました。大体最初は2~3単元の講義でしょうか。中盤期からは、過去問を何ページやるかというような形で、大体1科目50ページというような形で、解説も含めて見るようにして、そういう勉強の量でやっていました。

清水:時間ではなく、量ということですね。

沢田:そうですね。

清水:直前期も同じような考え方ですか。

沢田:そうですね。先ほどのサイクルの中で時間を決めて、もちろん民法やメジャーな科目の方を重視しながら学習量を決めていったような形です。

クレアールの初学者カリキュラムの活用方法

清水:次に、クレアールの初学者カリキュラムの活用方法についてお伺いします。初学者コースは、基本講義のインプットから始まり、最終的には、直前期の答練、模試といったアウトプットで終了します。基本講義を進めていくときの学習方法や心構え、直前期の答練や模試の利用方法や注意点をお聞かせいただきたいと思います。

沢田:基本講義は、講義を受けた後に講義のレジュメをインターネット上で確認しました。

清水:講義の中で使用しているパワーポイントですか?

沢田:そうです。講義を聞き終わった後に、もう一度パワーポイントのレジュメを見て復習するようにしていました。答練や模試は、本試験に向けていろいろな解き方などを試す機会として使っていました。復習も必ず丁寧に取り組むようにしていました。

クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想

清水:答練、模試については、また後でも出てきますので、そこでもお伺いしたいと思います。次に、クレアールの通信講座で学習を開始した直後の感想についてお聞きします。司法書士は難関資格の1つであるため、民法、不登法、会社法等の早い段階で挫折してしまう方がいらっしゃいます。学習を開始して辛かったこと、工夫したことがあれば、お聞かせください。また、辛かった時期がある場合は、どのようにして乗り越えて学習を続けていったかをお聞かせください。

沢田:私の場合は、比較的楽しかったかなと思っています。不登法など、新しい分野に入るときは特に面白く感じながら講義を受けていました。それでも学習が辛かったときは、科目を変えてみたりして勉強を続けるように何とか工夫してやっていました。

清水:先ほども少し出ましたが、例えば登記法などは少しとっつきにくい科目だと思うのですが、学習を開始した当初は難しいと思いましたか。

沢田:そうですね。なかなか用語自体も難しいですし、目にしない、耳にしないような難しい言葉も多くて、理解するのは難しかったですが、とにかく先に進めることを心掛けて、全体像をつかむようにしていました。

具体的な学習計画の立て方と実行方法

清水:次に、具体的な学習計画の立て方と実行方法について伺います。クレアールのカリキュラムで学習を進めていく上で、具体的にどのように学習計画を立てて実行したか、学習計画を立てる際の注意点をお聞かせください。

沢田:私の場合、特に計画は立てていなかったので、クレアールさんから送られてきた学習計画表を使って、ここまでには基本講義を聞き終えるような、そんな大きな目標だけしか立てていませんでした。

清水:例えば、「何月までに基本講義を聞き終えよう」といった大まかなスケジュールですか?

沢田:はい。大きなスケジュールだけ立てて取り組んでいました。

清水:過去問の学習のスケジュールは立てていましたか。

沢田:過去問の場合は、とにかく回さないといけないと考えていたので、スケジュールなしでどんどんやっていました。

お試し受験について

清水:次に、お試し受験についてお伺いします。クレアールでは、合格目標年度の前年に司法書士試験のお試し受験を勧めています。お試し受験を受けて、どのような感想、あるいは手応えがあったか、そして、お試し受験がその後の学習にどのようにプラスになったかをお聞かせください。

沢田:私の場合、基本講義を終えて1カ月ほどでお試し受験になったのですが、「ある程度はできたのかな」という手応えはありました。その中でも、基礎的な過去問レベルのような問題を落とすことがあったので、その後の学習法の変更につなげることができました。

清水:学習したけれども間違えてしまった問題があって、そこで過去問はやはり重要なのだということに気付いたということでしょうか。

沢田:はい。

清水:それから、合格体験記にありましたが、本試験会場を変更されたということですね。

沢田:そうです。私の場合は特殊だと思うのですが、首都圏郊外在住ということで、2カ所の本試験会場を検討できたのですが、1回目の受験で駅からの近さなど、そういうところに違和感というか、難ありと感じました。

清水:結構駅から遠かったのでしょうか。

沢田:そうですね。そう感じたので、翌年は本試験会場を変更することにしました。そういう点でも、お試し受験は受験して本当に良かったと思っています。

清水:試験の雰囲気などは既に分かっているので、実際の合格目標年度となる2回目の本試験のときはだいぶ落ち着いていましたか。

沢田:そうですね。試験開始のときはやはり非常に慣れというか、クレアールさんの模試で会場受験もありましたので、慣れはあったと思います。

具体的な学習方法

学習に際して自分が工夫したところについて

清水:続いて、具体的な学習方法、学習に際して自分が工夫したところについて伺っていきます。まず教材の利用方法ですが、司法書士試験は出題される科目が多く、クレアールではいろいろな復習教材をご用意しています。学習を進めていく上で、どの時期にどのような教材を利用したか、実際に学習した教材、そして、ご自身で作成なさったノートを拝見させていただきながら、利用方法をお聞かせください。また、教材PDFデータの活用の有無や活用方法もお聞かせください。

沢田:基本的に、講義で使うと示された教材をそのまま使っていました。最初の基本講義ではテキスト、2年目の講義では択一六法を使っていました。最終的には択一六法に情報集約するような形で、検索できるようにして使っていました。

清水:教材を、例えばスマートフォンなどで見るということはなさっていましたか。

沢田:教材自体はスマートフォンやデータなどではあまり見なかったのですが、一部をプリントアウトして、まとめのレジュメのようなものを作ったりして使っていました。

清水:択一六法に情報を集約されたということですが、実際に択一六法を拝見しながらご説明いただいてもよろしいですか。

沢田:まず、インデックスをかなり細かく作りました。

清水:付箋でインデックスをかなり作って、貼られていますね。

沢田:かなり細かく、色分けもしました。

清水:色分けは何か意味があるのですか。

沢田:自分の中のものなので、分かり辛いかもしれないです。担保権ですと、青の付箋を使う感じで、所有権は赤の付箋を使うような感じです。

清水:見たい情報に素早くアクセスできるようにしたということですね。

沢田:はい、そうです。

清水:択一六法に情報を集約する際にどのような工夫をされましたか。

沢田:講義の際にあった解説や、テキストの関連知識のページなどを全て書き込んで、これを見れば大体今まで学習してきたことにアクセスできるような形を取っていました。

清水:つまり、「ここの部分はテキストの何ページに書いてある」など、そのようなイメージでしょうか。

沢田:はい。

清水:そのような形で、択一六法に情報、知識を集約していったということですね。

沢田:はい、そうです。

過去問の学習方法について

清水:次に、過去問の学習方法についてお伺いします。司法書士試験の学習では、ご存知のとおり、過去問の攻略が合否に直結します。過去問をどのように学習したかをお聞かせください。併せて○×テスト(1000問ノックWebテスト)の利用の有無や活用方法もお聞かせください。

沢田:過去問については、とにかく最初のうちは分野ごとに取り組むようにして、まとめてその分野の知識を得るように工夫して使っていました。特に民法や登記法など、出題数の多い科目は重点的にやるようにしていました。

清水:過去問は何回くらい学習されましたか。

沢田:多分ですが、多いところで8回くらいでしょうか。

清水:分野によってばらつきがあるということですね。

沢田:そうですね。解かない問題もありましたので。もう知識が付いて大丈夫だと思ったものは飛ばすような形で回していました。

清水:例えば、選択肢レベルで、選択肢「ア」はもう見ないとか、そういう細かいところもあったのですか。

沢田:そうですね。先生方もおっしゃっていたように、肢ごとに過去問を回すようなこともしていました。今日は「アの肢」、水曜は「イの肢」のような形で。

清水:○×テスト、1000問ノックWebテストは利用されましたか。

沢田:私は使いませんでした。

記述式の学習方法について

清水:次に、記述式の学習方法についてですが、初学者にとっては記述式の学習に不安を持つ方もそれなりにいらっしゃいます。記述式の学習を進めていく上で注意したこと、工夫したことをお聞かせください。また、答案構成用紙をどのように使用したか、不動産登記、商業登記、それぞれお聞かせください。

沢田:記述式に関しては、やはり最初からテキストに書いてあるひな形などに目を通しておいたことに工夫があったかなと思います。あとは、ひな形を書く練習はかなりやりました。直前期でも、毎日ひな形練習の時間を作って、意識的に覚えるようにしてやっていました。

清水:書いて覚えていく方法ですか。

沢田:そうです。アナログですが…。答案構成用紙は、講義で先生方が使っているような形で、真似するような形で使っていました。不動産登記では権利関係を図に表して、頭の中で整理できるようにして使っていました。商業登記では、時系列にして、役員の名前や就任した日付、あとは、株主総会の日時、必要になる添付書面等を書き込んで使っていました。

清水:記述式の学習で、不動産登記の合格書式マニュアルの申請書の下に記載されている登記記録を見たと合格体験記にありましたが、この点を少しお話いただけますか。

沢田:最初はやはり、記述式でも択一式でも、不動産登記や商業登記はとっつきにくいというか、なかなか理解ができなかったところもあったのですが、不動産登記の合格書式マニュアルのひな形の下にある登記記録例を見て、このような形で公示されているのかということを確認して、理解するようにしていました。

清水:「このように登記記録に登記されるから申請書をこのように書くのだな」といった形で理解していたということですね。

沢田:そうです。

学習を効率良く進めていく上で工夫したことについて

清水:次に、学習を効率良く進めていく上で工夫したことについて伺います。学習を効率良く進めるために、1日、1週間をどのように過ごしていらっしゃったか。そして、クレアールの通信講座をどこでどのように学習したか。音声学習の利用の有無や復習講義の利用の有無、および活用方法をお聞かせください。

沢田:私の場合は…、たしか講義の視聴スピードの話はしましたよね。

清水:まず、学習は自宅でされていましたか。

沢田:そうですね。パソコンも使いましたし、スマートフォンも使いました。通信講座ですので、どこでも学習できたのは良かったのかなと思います。復習講義に関しては、苦手分野だなと感じたところに絞って聞いていました。

清水:音声だけの学習はご利用されましたか。

沢田:私は使っていないです。

苦手科目、苦手分野の克服法

清水:次に、苦手科目、苦手分野の克服法についてお伺いします。学習を進めていくと、例えば、民法の何々の分野が分かりにくくて辛かった、会社法のイメージがつかみにくかった、記述式の何々に戸惑いがあったなど、苦労したことがあったかと思います。このような、いわゆる苦手となりそうな分野、あるいは、ご自身が苦手と感じた科目、分野をどのように克服したかをお聞かせください。

沢田:先ほど言ってしまったのですが、復習講義を利用して、その分野ごとに復習をするようにしていました。

清水:復習講義の利用ですね。あとは、繰り返し学習するということでしょうか。

沢田:そうですね。テキストの見直しでも、やはり繰り返しやっていくと、徐々に知識の習得や理解が深まっていくと思ったので、繰り返しやっていました。

答練や模試について

清水:続いて、答練や模試についてお伺いします。初学者にとっては答練で思うように解けないこともあれば、得点が伸びないと答練の問題を解かなくなってしまう方もいらっしゃいます。答練を解くときの心構え、注意したこと、工夫したことや、返却された答案・個人成績表の利用方法や、定期テスト、解法マスター講義の利用の有無や活用方法をお聞かせください。

沢田:答練は、毎回しっかり自分で時間を測って、緊張感を持って取り組むようにしていました。答案も毎回提出していました。やはり学習の中でのメリハリがつくかなと思いました。答練は本試験ではないので、その点では気楽にやっていたとは思います。工夫したことに関しては、やはり復習でしょうか。解説に書かれていることや、解説から関連する知識などは必ず確認するようにしていました。

清水:正解した問題も含めて、しっかりと復習されていたのですね。

沢田:そうです。

清水:それから、答練を提出すると個人成績表が返ってきますが、成績表には順位や正答率などが出ています。これらは気にされていましたか。

沢田:順位はあまり気にしていませんでした。個人成績表に関しては、苦手分野が分かるのと、その科目は少し手が離れていたかなということが分かったので、有効に活用させていただきました。

清水:定期テストは利用されましたか。

沢田:はい。定期テストも、日々の学習の中でメリハリをつけるために使わせていただきました。

清水:解法マスター講義は使われましたか。

沢田:復習の際に、講義で聞くということも有効だと思いましたので、解法マスター講義を聞いてから復習をするようにしていました。

個々の問題の解き方について

清水:続いて、個々の問題の解き方についてお伺いします。午後の部は、択一式問題35問と記述式問題2問を解かなければならないので、必然的に時間との勝負という要素があります。午後の部の択一式問題をどのように解いたのか、時間配分はどのように考えていたのか、そして、今年の本試験ではどのような時間配分で問題を解いたのかをお聞かせください。

沢田:クレアールさんの模試や答練などでいろいろ試したのですが、結局は、最初から最後まで順番通りに解く方法でやりました。

清水:午前の部も午後の部も最初から順番通りですか。

沢田:はい。それが自分に合っていたのかなと思いました。時間配分についても、午後の部は漠然としたようなもので、それぞれ1時間、1時間、1時間で、できるだけ急いで解くという形で、余ったら復習の時間に充てるような想定でやっていました。

清水:択一1時間、不動産登記の記述1時間、商業登記の記述1時間ということですね。

沢田:はい、そんな形です。

清水:実際に、今年の本試験ではイメージどおりでしたか。

沢田:今年の本試験では、択一に関しては文章の量も多くて、時間に追われて焦ってしまうこともあったのですが、何とか最後に少し時間が残るくらいで終わらせることができました。

清水:例えば、問題を解いていて、これは厄介な問題だと思う問題が出てくることがあると思います。そういうときは、後回しにするとか、そういうことはされていましたか。

沢田:それはしていなかったです。本当に順番で、前の問題から解いていく形でやっていました。その問題自体では、正解がこれだと思ったら、次にいくというようなことはしていたのですが。全部の肢を読まないで進めるみたいなことで時間削減を図っていました。

清水:選択肢を見ていく順番は、「ア」から順番に見ていきますか。

沢田:はい。「ア」から、全部順番どおりです。

清水:例えば、組み合わせで答えが出た場合は、残りの選択肢は見ないとか、そのような感じですか。

沢田:そうです。

モチベーションの維持について

清水:続いて、モチベーションの維持について伺います。司法書士試験だけでなく、一般的にも難関資格、1年を超える学習期間が必要な資格試験の学習を継続していくことは、心身共にきつい点が多々あります。学習を進めていく中で、もし挫折しそうになったことがあれば、どう乗り越えたか、あるいは、こんな工夫や気分転換を図ったということがあれば、お聞かせください。

沢田:やはり司法書士試験は長い期間学習しなければいけないので、継続することの難しさはありました。なかなかやる気が出ないときや集中ができないときも結構ありました。私の中では気分転換は体を動かすことで、ランニングをしてリフレッシュしてから学習に取り組んでいました。あとは、ひな形の書き写しなど、単純作業から日々の学習に入って、徐々に集中力を高めていくようなこともしていました。

清水:朝起きて、頭の回転がしっかりしていないうちは、ひな形を書いたりするという単純作業に充てていたということでしょうか。

沢田:はい。

学習ナビ動画について

清水:続いて、学習ナビ動画について伺います。クレアールでは、学習の時期ごとに様々な学習ナビ動画をご用意しています。例えば、学習スケジュールの立て方、教材類の上手な使い方、科目別攻略法、答練の復習方法、過去問の学習方法などです。受講にあたって、ご利用された動画や役に立った点などをお聞かせください。

沢田:それぞれの講義や答練の前にあるものだと思うのですが、一通り視聴していました。その後の学習に多分役立ったと思います。

清水:それを参考にして、学習を進めたということですね。

沢田:そうです。

学習を進める上で工夫したこと、心掛けていたこと

清水:では、学習を進める上で工夫したこと、心掛けていたことなどをお聞かせください。

沢田:やはり法律の学習ですので、繰り返し学習をしなければならないということで、そこに関しては覚悟を決めて、過去問などを繰り返し解くようにしていました。あとは、範囲の広い試験ですので、期間が空いてしまうと抜け落ちてしまう知識もあったので、できるだけ短期間に分野や科目などに触れられるように意識してやっていました。

清水:では、これから学習する人、現在学習を始めている方へのアドバイスをお願いしたいと思います。まず一発合格の秘訣は何でしょうか。

沢田:やはり一日一日の積み重ねでしょうか。何とか続けていけば合格できると信じて、学習を続けていくことだと思います。

これからの抱負

清水:これからの抱負をお聞かせください。

沢田:これからは、司法書士として早く実務を学んで活躍していきたいと思っています。

来年司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ

清水:最後に、来年司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ、伝えたいことをお聞かせください。

沢田:司法書士試験は、範囲は広いですが、努力を続けていれば合格できるというか、点数も上がっていくことができる試験だと思いますので、ぜひ合格を目指していただきたいと思います。

清水:本日はありがとうございました。

沢田:ありがとうございました。