司法書士試験に受からない!陥りやすい5つの失敗ケース

合格率が低く難関試験の一つである司法書士試験、「何度挑戦しても受からない…」という声があるのも現実です。試験に受からない人が陥りやすい、勉強の失敗のパターンを知ることでこれを回避し、合格に繋がるステップにしましょう。

司法書士試験に受からないケース① 勉強時間の確保が十分にできていない

どんな試験であっても、合格のために欠かせないのは“十分な勉強時間を確保すること”です。特に司法書士試験は、合格率が約3~4%の難関資格試験。どんなに効率の良い勉強方法を知っていたとしても、それを実践するための時間を取れていなければなかなか効果が出てきません。
特に社会人の方が司法書士資格取得を目指す場合、勉強時間の確保に苦労する人が多いのが現状です。一日の活動時間のうち、大半を仕事に費やしているのですから、これは当然とも言えるでしょう。職場はもちろん、家庭においても自分がしなければならない役割をこなしていると、なかなか勉強する時間が取れない状況になりがちです。合格のためには、いかに意識的に勉強時間を作ることができるかが重要になってきます。家族や周りの方に理解者がいる場合は、無理の少ない範囲でサポートをお願いするのも一つの方法です。

司法書士試験に受からないケース② 効率的な勉強方法が確立されていない

司法書士試験は、それまで多くの人が経験してきた“進学のための受験勉強”とは大きく内容が違います。日常生活ではあまり触れる機会が無いような、専門的な知識が問われる試験内容です。出題の範囲も広く、「どこから手を付けていいのか分からなくなった」という人も多いです。効率的な勉強方法が確立されないまま、ただがむしゃらに勉強していくだけでは試験に間に合わなくなってしまいます。効率的な勉強方法と言っても、どんなやり方が合っているかは人それぞれです。その方法を見つけるために、予備校や通信教育など、試験内容に精通したプロの手を借りるというのも有効な手段と言えます。どこから勉強を始めて、どのように進めるのか、重点的に勉強すべき科目やポイントはどこなのかをきちんと整理し把握することで効率的な学習に繋がるのではないでしょうか。

司法書士試験に受からないケース③ テキストや問題集を買い替え続ける

試験になかなか受かりにくい人には“テキストを買い替え続けている”という共通点があることも。試験自体は毎年行われているので、当然ながら最新の試験内容を踏まえた問題集や参考書が毎年発売されています。

勉強する内容はなるべく最新のものの方が良いように感じるかもしれませんし、確かに前年度の試験内容をチェックすることは大切です。しかし、問題の傾向や頻出事項は毎年そこまで大きな変化はありません。テキストや問題集は様々な出版社や予備校から出されており、それぞれに特徴はありますが、頻出事項や重要なポイントは重複していることが多いのです。毎年テキストを買い替えて、一から勉強をし直すよりは、一冊のテキストを完璧にこなす方が自分の苦手な部分もあぶり出しやすいと言えます。(※法律の改正が出た科目などを除く)

司法書士試験に受からないケース④ 過去問にまったく触れていない

司法書士試験に限った話ではないですが、合格のためには「傾向と対策」が欠かせないということです。どのような形式の問題が出るのか、どこが狙われやすいのかという傾向を知り、頻出の問題を確実に正解する方法や、自分の苦手な分野で点数を取るためにはどうすれば良いのかという対策を立てます。そのためにも、過去問を解くことがとても重要になってきます。なかなか合格できない人は、過去問に全く触れずに勉強をしているという場合が多くあります。確かに過去問がそのまま出題されることはありません。テキストや問題集にも頻出の重要事項や出題パターンは載っているので、過去問を解くことに意味を見出せないという人も多いでしょう。しかし、実際の試験問題が一番の情報源であることを忘れてはいけません。

司法書士試験に受からないケース⑤ 司法書士の独学はスケジュール管理が難しい

これから試験に挑むという人の中には、独学で勉強を進めていこうと決めている人もおられるかと思います。中でも社会人の方は、「自分のタイミングで勉強ができる方が、ペースを掴みやすい」と考えて独学を選ぶことも多いようです。
しかし、司法書士試験に関しては、独学での合格のためには、普段なじみのうす科目である登記法(不動産登記・商業登記)の学習に加えて、かなりの自己管理能力とスケジュール管理能力が必要になります。試験の出題範囲がかなり広範囲にわたっているため、独学だとどこから手をつけていいのか分からなくなり、勉強のペースが落ちてしまう危険性があります。試験日から逆算して、毎日どれくらい勉強するのかを判断できなければ、試験科目全科目を学習することもままならないでしょう。スケジュール管理は試験内容に精通していなければ難しく、独学ではあまりにも情報が少なく、負担が大きくなってしまいます。そのため、やはり司法書士試験で合格を目指すためには予備校や通信講座を上手く取り入れ、スケジュールを立てていくのが効率の良い方法と言えます。

まとめ

司法書士試験は、社会人になってからその資格取得を目指して受験する人が多い試験です。社会人は学生に比べると、勉強時間が取りにくい分ハンデがあると言えます。そんな中で今回紹介したような、不合格者が陥りやすい失敗パターンにはまってしまうと、なかなか試験に受からない、といった事態になりかねません。そうならないためにも、自分に合った効率的な勉強方法を見つけるようにしてみてください。