司法書士試験合格には「過去問」をしっかり押さえるべき!

どんな試験にも必要とされるのが、過去に出された問題、つまり“過去問”の対策をすること。過去にはどんな問題が出されていたのかを分析して、且つ試験問題慣れをしておくことで、合格の可能性をぐっと上げられます。司法書士試験においても、過去問の重要性は例外ではありません。

司法書士試験における過去問の重要性

司法書士の勉強を始めたばかりであれば、まだ過去問には触れていない、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし学習が進んでいくと、過去問は非常に重要なアイテムとなってきます。試験では各科目が何問ずつ出て、どれぐらいの割合を占めているのか。どの分野からの出題が多いのか。まだ勉強を始めたばかりの人にとっては分かりづらいかもしれませんが、確実に合格するには、なるべく早い段階で試験内容を抑えておく必要があります。過去問は実際の試験問題となりますから、試験に慣れるという目的でももちろん重要ですが、一方で、どういった傾向の問題が過去に出たかを知り、これからの試験に備えるということも可能にしてくれるアイテムです。司法書士試験のように「実務家登用試験」などと呼ばれる試験であれば、過去に出た問題というのは、これからも出題される可能性が非常に高い問題と言えます。よく出題される分野の問題はすべて徹底して解き、確実に解けるという問題をどれだけ増やしておくかが合格へのカギとなります。

司法書士試験の過去問の入手方法

司法書士試験において過去問がいかに重要であるかを先述しましたが、では実際、過去問はどこで入手すればいいのでしょうか。勉強したくても入手する方法が分からなければ意味がないですよね。過去問は書店で購入可能な上、ネット上でも無料公開されているほどです。ネット上で公開されているものでも書籍と同じく、数年分を年度別や分野別に分けて公開されているので利用しやすくなっています。さらに、紙媒体とは違って何度でも問題を解けるので、知識も定着しやすいというメリットがあります。

書店で購入する際は、なるべく使用しているテキストと同じ出版社や、同じ著者の物を購入する方が混乱しないため、勉強もスムーズになるでしょう。独学でも過去問はいくらでも購入可能ですが、通信講座や予備校であれば無料で配布されるところもあり、分からない問題は直ぐに講師に質問できるので最もオススメです。また、独学で学習している方も予備校を利用している方も過去問題集にはランク付けをしてあるケースが多いため、頻出問題から稀にしか出題されない分野なども過去問を活用することで分かります。上手に使うことで司法書士試験の全体像を掴むことも可能です。

司法書士試験の過去問は何年分やっておくべき?

過去問に取りかかると、誰しもある問題に直面してしまいます。それは、「何年分の過去問を解けばいいのか」ということ。書店やWebから購入できる過去問集では、大体5年から10年分単位、または30年分を収録しているものが多いようですが、「10年分以上を何回も解いている」という人もいれば、「数年分だけを復習している」という人もいます。そうなってしまうと何年分勉強するのかを迷ってしまいそうですよね。

通信講座や予備校であれば、科目別にどれを何年分見ておけばいいのかを講師が分析して教えてくれるところも多いので、過去問の選定の時点で悩んでしまう場合は、通信講座や予備校で勉強する方がより合理的ではないかと考えられます。ただし、過去問を如何に活用できるかで結果は大きく異なります。最も大切なのは何年分解いたかというよりも、自分の能力を最も発揮できる勉強法をいかに見出せるかです。過去問をより多く解いた方が自信につながるというのであれば、より多く解くことが大事ですし、解答の理論を説明できるほど知識を蓄積できれば、たった数年分であっても効果は大きいはずです。単なる解答の番号の暗記にならないことも大切です。

司法書士試験の勉強は“過去問だけ”では不十分

試験が近づいてくると特に過去問を中心に勉強を展開している人が多いかと思われます。しかし、司法書士試験では過去問だけを集中的に勉強していても不十分であることをよく指摘されます。つまり、どれだけ過去問を回しても、周りも同じレベルまで勉強していることが想定されますから、様々な出題パターンに慣れ、理論立てた考えをどれだけストックできるかがとても重要となってくるのです。

まとめ

司法書士の試験勉強において、過去問が如何に重要であるかをご紹介しましたが、もちろん先述したとおり、過去問だけをさらっておけばいいというわけではありません。相対評価で合格が決まるので、周りの受験者を意識した対策も必要となってきます。また、過去問を勉強するにしても、闇雲に何十年分と勉強するよりも、合理的に勉強できればそれに越したことはないですよね。独学で勉強するよりも、通信講座や予備校で講師による対策に合わせて勉強する方が、より効率よくできるのではないでしょうか。