フリーターをしながら司法書士を目指すのは本当に現実的か?

一生使うことのできる司法書士の資格は、受験資格制限がなく、誰でも取得が可能というだけではなく、独立開業後の廃業率が低く、平均的に高年収が期待できることでも知られています。現在フリーターや非正規雇用で仕事をしている方、主婦の方や職場復帰を目指す方など、司法書士を目指すための現状について見ていきたいと思います。

目次

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司法書士の業務 年収について 休みの取りやすさ 司法書士のやりがい

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フリーターが働きながら勉強できる資格とは

いわゆる正社員とは少し異なる労働条件を持っている非正規社員やフリーターの形にもさまざまなものがあります。アルバイト・パート・派遣社員・契約社員など勤務条件なども各々でしょう。しかし、働きながらでも、十分に取得が目指せる資格がたくさんあることをご存知でしょうか。数ある国家資格の中でもぜひおすすめなのが、高い年収を得ることができ、個人として独立開業することや法律事務所法人として事務所を開設するなどで独立が可能な、司法書士や行政書士の資格を取得することです。司法書士や行政書士になるためには、それぞれの国家試験を合格することが必要ですが、どちらの試験にも、学歴・職歴・年齢制限などの受験資格がなく、どなたでも資格取得に挑戦することができる広き門が設けられています。とくに、専売業務があり、業務が多岐に渡る司法書士においては、事務所開設後の廃業率もとても低い傾向にあり、「仕事がない」「低い売上に苦労する等」の悩みを持つということも少なく、首都圏に限らず全国を平均的に見ても安定した年収が望める職業と言われています。

フリーターが司法書士試験を受けることは可能?

司法書士になるためには、司法書士試験(毎年7月に筆記試験、10月に口述試験)を通過し、司法書士の国家資格を得ることが必要となります。国家資格というと、さまざまな受験資格が細かく定められているのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、司法書士への道は、学歴・年齢・職歴・性別・国籍なども関係なく、どなたでも受験できる試験の為、広く開かれている道となっています。法務省が出している受験案内書でも確認することができます。司法書士試験合格者の平均年齢は40.65歳、2022年試験の結果によると最終合格者660名のうち40代以上の合格者の数は333人と全体の5割を占めています。また、司法書士の日々の業務には、法律の専門的な知識はもちろんですが、営業や接客、語学(外国語)など、他の分野での経験なども役立ちますので、現職や前職がまったく法律と関係のないものであっても、司法書士試験に臨む方も少なくありません。また、セカンドキャリアとして司法書士を目指されている方も年々増えてきています。

司法書士になるには(勉強法・勉強時間など)

司法書士を目指すには、難易度の高いとされる司法書士試験を突破するために、専門的な司法書士試験対策の勉強をする必要があります。当然ながら、法律に馴染みのない方も多いかと思いますが、法律の勉強がまったく初めての方でも、しっかりと段階を踏んでこつこつと勉強に取り組むことで、必ず資格取得への道は開けます。司法書士試験を受験するにあたって準備する期間としては、2000時間から3000時間ほどの時間を要するとされると言われていますが、これは独学で取り組むか、総合的なノウハウを持つ予備校、オンライン通信講座などを活用して計画的に取り組むかでも、大きく異なってきます。しかし、法律の専門的な知識がゼロの状態から見事試験を合格した法律初学者の方も実際にたくさんいらっしゃいます。働きながらであっても、ある程度の計画性を持って、様々な勤務形態の中から勉強する時間を割きやすいフリーターの方や職場復帰を目指している方などは、学習するという強い意志と学習時間を確保していただけるのであれば、有利であるとも言えます。また、法律の勉強は理解度が深まれば深まるほど面白く、ケースバイケースの問題も多いため、非常に奥が深く、飽きの来ない分野と言えるのではないでしょうか。

司法書士事務所への就職の現状

司法書士として働くためには、現状では国家試験である司法書士試験を合格後、司法書士法25条で定められたいくつかの研修を受け、司法書士事務所に就職、司法書士の資格を活かして企業への就職または独立開業というルートが通常のものになります。親族や知人などが個人事務所を営んでいるといった方、就職先がスムーズに決まったという方の場合は、研修を開始する前に就職先が決定し、個人事務所に属しながら研修を受けるといったことも珍しくありません。一般的な企業に就職する場合は、採用時の年齢や職務経験などが重視されることがあるため、フリーターとして働いていた方は苦い経験を持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そもそも司法書士試験の合格者年齢が平均的に高く、さまざまな職歴を持つ方が多い司法書士業界では、年齢や過去の職歴のために就職が困難になるということが、司法書士事務所への就職という点からみれば、大変少なくなっています。なお、司法書士事務所に就職後には先輩となる司法書士の指導を受けながら、時間をかけてしっかりと実務経験を積んでいくことが望まれます。また、いずれ独立を考えている場合も、仕事がない・売上が伸びないなどの問題に直面しないよう、まずは、最初の就職先で多くのことを経験し、吸収し、将来に役立てることが大切です。

まとめ

難易度が高く「難関資格試験」の一つに数えられる司法書士資格。どなたでも受験することが出来る試験ですが、誰もが簡単に合格できる試験でもありません。だからこそ、やりがいと責任のある仕事の面白さはもちろん、努力が必ず実を結ぶのが司法書士という世界。フリーター・契約社員・派遣社員の方でも、それまでの社会経験を生かすことができ、様々な職種から司法書士になっている方もたくさんいらっしゃいます。自分は畑違いだから関係ないと思っている方でも、ぜひ前向きに司法書士も含め資格取得への検討をされてみてはいかがでしょうか。

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