スマホでできる司法書士「勉強アプリ」【iphone・アンドロイド】

いまや試験勉強もスマートフォンのアプリを活用する時代です。スキマ時間でも暗記だけでなく問題演習ができる、詳しい解説も確認できるなど、司法書士試験向け学習アプリについて、ご紹介します。

司法書士試験の勉強アプリを活用するべき理由

司法書士試験に合格するためには、膨大な法律の専門知識を習得しなければなりません。合格するのに必要な勉強時間はおよそ2000～3000時間といわれ、予備校や通信講座での学習に加えて、まさに寸暇を惜しんだ勉強が必要と言えるでしょう。そこで併せて活用したいのが、スマートフォンのアプリです。どこでも手軽に勉強できるため、通勤時間のささいなスキマ時間も有効活用できます。毎日の空き時間も積み重ねればかなりの時間になります。また勉強の進捗状況を管理して効率的に勉強を進めることができて、働きながら司法書士を目指す人にもおすすめです。

司法書士試験のおすすめ勉強アプリ【iPhone/アンドロイド】

六法全書アプリは「e六法」「模範六法」

司法書士試験には判例、先例を含めた六法の勉強も必須ですが、六法全書アプリには、常に最新の法令や裁判所規則を表示する「e六法」や、新旧条文の比較、判例要旨が確認できる「模範六法」があります。

判例は「判例NEWS」「日本判例検索」

判例なら最新判例を配信する「判例NEWS」、日本の裁判所で公開されたすべての判例を検索、閲覧できる「日本判例検索」などが便利です。

解答解説が◎「司法書士 過去問 民法総則 司法書士試験」

「司法書士 過去問 民法総則 司法書士試験」は、他にも抵当権、親族法など分野別に異なるシリーズが多数あり、それぞれの分野から合格に必須の重要問題が一門一答の○×クイズ形式で出題されます。解答解説も詳細です。どちらもスキマ時間を有効に生かせるアプリです。

スキマ時間は司法書士の「一問一答」アプリも！

スマートフォンを使った司法書士試験の一問一答式アプリは、毎日10分程度のスキマ時間にでも少しずつ進められるのが大きな利点です。一問一答アプリの多くには、ミスした問題のリスト化や復習機能がついているので、民法総則や相続法など、各分野の問題を解いていくことにより、自分でも把握できていない弱点を洗い出しすることができます。勉強の範囲が膨大になる司法書士試験では、自身の勉強が行き届いていない部分を確認してゆき、復習によって確実に弱点をなくしていくことが重要です。一問一答アプリで毎日のスキマ時間に1、2問でも進めることが、大きな積み重ねになります。

100問詰まった「司法書士合格クイズ」

アンドロイドに対応する司法書士試験の勉強アプリには「司法書士合格クイズ」シリーズがあります。これは民法総則、契約各論、相続法などの分野で別アプリになっていて、各分野から試験合格に必要な問題を厳選して、○×式の一問一答形式で、全100問が出題されるアプリです。シンプルな構成でスキマ時間にも利用しやすく、パート別のテーマで効率よく学習できます。

▼司法書士合格クイズシリーズ（google play）

司法書士試験の過去問もスマホで勉強！

過去問は「司法書士試験 過去問」で！

「司法書士試験 過去問」はiphone版とアンドロイド版の双方にあるアプリで、文字通り司法書士試験の過去問を収録しています。内容は随時、最新データに更新され、解答した問題の理解度で分類できるなど、学習のための機能も豊富です。過去問をチェックして傾向と対策を把握することは、合格のためには重要なことです。ただ表示画面に限界があるスマートフォンでは詳細な解説を載せることはできません。過去問については、まず詳しい解説が載った書籍で基礎を学び、その知識を定着させるためにアプリを利用するといった、それぞれの特性を生かした使い方が必須になります。

まとめ

スマートフォンのアプリは、基本的に時と場所を選ばず使える、そして書籍なら何十冊分にもなる量を収録できるのが利点です。予備校や通信講座といった学習に軸足をおきつつ、司法書士試験のアプリを活用してスキマ時間を有効利用されてみてはいかがでしょうか？