受験回数:1回
受講コース:1次2次セパレート戦略型モデルコース
【受験を志した動機】
私は普段、ベンチャー企業の技術内容の調査と出口戦略のサポートを行っています。何社かの案件を経験した後、良
い技術を持っていることだけでなく、より多面的な視点から顧客企業のポテンシャルを評価し、適切な経営支援が事業成功に不可欠であると実感しました。中小企業診断士ならば、受験準備や業務を通して経営に関する知識が身につけられると考え、今回の受験に至りました。
【クレアールを選択した理由】
まず、1.経済や法務など今まで全く学んだことのなかった内容が多く、2.2次試験の学習が独学では方向性が掴めそうになく、3.本業との兼ね合いやコロナ禍などの要因で通学が難しい、等の理由で通信講座を選択しました。その上で、基礎的な内容を押さえつつあくまで合格点を取ることを目標にしたクレアールの学習法が私のスタイルに合っていると考えたのが理由です。
【1次試験対策】
これまで触れた経験のない科目が多かったので、最初はとにかくインプットに集中しました。テキストと動画は必要最低限の学習内容がポイントを抑えてまとめられているので、効率的に全体像を学習することができました。何となく内容を理解した後は、過去問とテキスト内容の確認の繰り返しです。アウトプット教材は重要度に合わせて問題がランク分けされているので、トピック毎に学習の緩急をつけるのに役立ちました。
【2次試験対策+クレアールで学習した成果など】
直近の過去問を解くのはもちろんですが、問題に対する基本的な考え方や取り組み方が独り善がりになってしまう危険を避けるため、テキストを使った基本確認や合格ゼミ、添削などの機会を活用して、「スタンダードな考え方」から外れないように意識しました。そもそも模範解答を完璧に再現するのは不可能なので、論理性と一貫性、作問者の意図を意識した思考、6割得点すればよいという意識が自信につながったと思います。
【これから受験を目指されるへ】
民間企業で働いている方にとって、学習内容は多かれ少なかれ関連がある内容が多いと思います。細部に拘りすぎず、まずは日々の仕事に活用する意識をもって学習を進めて頂ければと思います。二次試験対策ではどうしても焦燥感や喪失感が生じるタイミングがありますが、一喜一憂せずに、事例企業に対して基本を踏まえた誠実なコンサルティングができているのかを意識しながら取り組み続ければ、合格のための道は開けます。