2次解法講義

実際の過去本試験問題を用いて、事例問題に対する思考プロセスと類推力を繋ぎ合わせた合格答案の書き方を講師が指南します。高い解答力と解法テクニックをマスターしたい方や基礎知識はあるものの事例解法アプローチの糸口が見い出せないとお悩みの方に最適です。教材は2001年から全ての本試験問題(一部DL)を網羅しています。

目次

【使用教材】2次過去問題集/オリジナル答練(配本+DL)

過去問24年分の完全網羅と計50回のオリジナル演習・答練です。合格答案を導き出すクレアール独自の事例解法ツールを本試験問題に当てはめながらマスターします。

A SWOT分析
SWOT分析を用い、企業の内部資源、外部環境の中から問題を解答するのに必要な与件を抽出します。

B 与件
与件抽出シートで分析した与件情報から、今度は設問を解くために必要な与件情報を再抽出しています。これが解答の根拠となる情報です。根拠とすべき情報の誤りがないか、漏れがないか、確認してください。

C 類推
複数の与件を考え合わせることで導き出されることを示します。

D 思考プロセス
与件と類推を前提として、解答に至るまでの思考プロセスを表しています。ここが論理的に正しいプロセスでなければ、正しい解答にたどり着きません。ご自身の思考プロセスと正しい思考プロセスの違いを認識することで、「安定した力」をつけていきます。

E 解答
クレアールの模範解答は洗練された素晴らしい文章ではなく、受験生が限られた時間の中で緊張しつつも書ける解答を模範解答と位置づけています。合格する人は、文章が上手い人ではなく、正しい与件抽出と正しい思考プロセスができる人です。ポイントをおさえていれば、文章が下手でも合格できます。

分析ツール 与件抽出シート

与件抽出シートは問題文から解答に必要な与件を抽出、整理する能力を養うためのツールです。2次試験では問題文の中から設問に関係のない与件を切り捨て、必要な与件のみを抽出し、整理しなければなりません。事例Ⅰ~Ⅲの与件抽出シートは、環境分析のフレームワークであるSWOT分析の形式で、事例Ⅳ(財務)では財務諸表から読み取れる情報とそれに関連する与件を対比する形式になっています。この形式にそって与件を分類することで、与件の抽出と整理する練習をします。

思考ツール ロジカル・チャート

ロジカル・チャートは、PAC思考に基づいた与件から解答を導き出す過程(チャート)を辿るツールです。PAC思考とは、前提・事実(Premise)を基に、仮定・理由(Assumpution)を立て、結論(Conclusion)を導き出すロジカル思考です。ロジカル・チャートにより解答へのプロセス(与件→類推→思考プロセス→解答)が明確に示されます。

技術と練習で2次試験突破!

コンセプト: どんな問題でも合格点をとる「安定した力」を身につける

2次試験受験者の多くは、「どうやったら模範解答のような素晴らしい解答を書けるようになるのだろうか」という感想(不安)を持ちます。また、2次試験不合格者で、「受験予備校で受けた答練は全て不合格点だった」という人は極稀で、点数の良い時もあれば、点数の悪い時もあったというバラつきがあるのが一般的です。2次試験を突破するポイントは、完璧な解答を求めるのではなく、どんな事例問題でも合格点(60点)をとる「安定した力」を身につけることです。

技術: クレアール式事例解法ツール

2次試験では問題文の中に書かれている与件の中から出題者の質問(設問)に関連するものを抽出し、その与件と1次試験で学んだ知識を根拠に出題者の質問に論理的に答えなければなりません。クレアールでは、この能力をつけるために、「与件抽出シート」と「ロジカル・チャート」の2つのツールを開発しました。

24年分の過去問題と豊富な演習・答練

1次試験同様、過去問重点主義を実践しているため24年分の過去問を提供しています。また、ある決まった知識の理解度を問う1次試験(解答の前提は一つ)と違い、様々な与件からの論理的思考力が問われる2次試験(前提条件が問題によって変わる)では、ステップ3の実力を身につけた後は、練習量に実力アップが比例します。時間に余裕がある上級者には豊富な演習をこなせるカリキュラムにもなっています。

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