■H.Kさん [最終合格先：高知県庁（社会人経験者）]
■合格時の年齢：34歳
公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください
現在の仕事内容(軽度の肉体労働)や数十年後のキャリア(管理職となるのか現場で肉体労働を続けるのか)、その時の周囲の環境を考え、肉体労働から頭脳労働へのシフトが適しているのではないかと考え転職を考え始めました。現場で働く医療職であったため医療業界内での転職は選択肢があまりなく、公務員というデスクワークに比重が置かれることの多い職種への転職を決めました。
クレアールを選んだ理由をお聞かせください
コロナ禍や仕事と転職活動を両立しながらという状況であり、対面形式ではなくオンラインで受講することができるところを重視して選びました。クレアールの名前は知りませんでしたが調べてみると講義数や面接のサポート、延長保証など充実していることがわかり、決めました。また近くにある大手と比較し、半額以下の価格で同様のサービスを利用できることも非常に大きな要因になりました。
クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください
自分の都合の良い時間に講義を聴くことができ、繰り返しの視聴や理解している部分は省略するなど自分の理解に合わせて内容も調整できたため効率的に受講することが出来たと思います。また最初に延長保証料を支払い、合格して延長の必要がなくなれば返金があるため、”合格したらお金をもらうことができる”と自分に言い聞かせてインセンティブのように保証を利用するように考えるようにしたため、モチベーションの維持にも繋がりました。
仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください
毎日少しずつでもやっていく、という方法が最も効果的だということは頭ではわかっていたのですが自分はなかなか積み重ねを続けることが苦手で、勉強してきた期間の中で見ると努力量には波がありました。そのため、この日は頑張ってみる日、というのを設けてチャレンジし、思ったよりも進まなければそこで少しスイッチが入る、という具合に自分を少しだけ追い込む方法にすると徐々に勉強にトライする時間が増えたように思います。点数や正答率が上がったり、問題を解くまでにかかる時間が短くなったりと少しずつ効果を感じられるようになってからは少しずつ継続しやすくなってきました。また論文添削では当然ながら添削教員に認められたり改善点を教えてもらったりするので、自然とやる気が湧いてきます。
筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください
論文試験では自分の考えや言いたいことを中心に記述すると、書いている最中は心地よいのですが後から全体を通して読み返すと必ずしも筋道が通っていなかったり、論理が飛躍し偏っていることに気づくことがあります。逆に筋道を考えて論文を書いていると、自分の書きたい内容が書けないことに気づいて内容に困ってしまうことが最初はありました。どうすれば論理的に、でも自分が納得できる文章や表現にできるかを考えること、それに慣れていくことが大変でした。
面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください
自分の性格や考え方、生き方や仕事観などを大枠で３つ程度にまとめ箇条書きにしておき、それを常に頭に入れつつ面接の予想質問集に対する返答を作成するようにしていました。自分という一人の社会人をわかってもらうために面接を行うと考え、色々な質問に対する返答でも自分が表現したい大枠から逸れずに言いたいこと・表現したいこと用意することができました。回答内容がぶれにくく、また本番で一言一句は忘れてしまっても大枠を簡単に思い出し回答しやすくなるため、それほど緊張せずに望むことができました。
今回受験された上で、同じ受験先をこれから受ける方々にアドバイスやメッセージ、情報などがございましたら、お聞かせください
やや圧迫とも取れる面接官がいて1つのテーマについて何度も問答を行いましたが、何度かやり取りする中で表現や視点を変えて回答し、相手が理解しやすいように説明の仕方を少しでも変更させることができ、その甲斐もあってか合格することができました。面接の最中も自分を成長させることができる機会となったことに、後からありがたいことだと感じました。また、自分では時間があれば言おうと思っていた程度の事柄（無料の○○講座基礎編を全て受講した経験）があり、面接の最後で「まだ時間があるけど、なにかある？」と聞かれ焦ってそれを回答すると面接官が「もっと早く言ってくれれば良かったのに」と笑顔になり少し雰囲気が柔らかくなりました。自分で”こんなこと”と思っているような内容でも、面接官からすると重要な情報である場合もあるため、模擬面接で確認してみたり本番用の回答の引き出しのうちに入れておくと、助けてくれることがあるかもしれません。一足お先に公務員として仕事に励みますので、皆さんも目標を達成できる時を描きながら引き続き頑張ってください。