日商簿記3級合格体験記【社会人合格】 リトル@ゼロスタートの資格挑戦 さん

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簿記3級受験を決意した経緯

 こんにちは。リトルです。30歳公務員の私は、簿記はもちろん金融に関する知識や投資経験など、お金に関することに無頓着で、これからも一生、この生活が続いていくものだと思っていました。
しかし、30歳になったタイミングで結婚することになり、家計や資産形成のことを真剣に考えるにあたって、全くの知識不足であることにショックを受け、FPの勉強を始めることにしました。その中で、資産形成の大切さを知り、家計管理や投資先企業の分析など、資産形成をするにあたり、「簿記」という資格を持っていればできることが増えるのではと考えました。
ただの公務員で経理という部署に配属されるわけではないし、将来的に資格が必要になるという可能性もほとんどありません。でも、簿記を取得すれば日常生活の中でお金の流れがわかり、家計の流れがクリアになるかもしれない。そう思い、現在の生活と将来の家族の生活を「守る」ための手段として、簿記を取得しようと決意しました。

クレアールで簿記講座受講を決意した理由・受講コース

 簿記受験を決意した後、いろんな方の体験記や簿記という資格について調べる中で、Youtube内の「リベ大」というチャンネルを発見。チャンネル創設者の方やいろんな方々がご紹介されている「クレアール」という資格スクールの評判が良いということで、私はそのまま半ば勢いで申込をしました。

「独学」か「スクール」か。このどちらにするかはかなり迷いました。でも、私のような初心者は本当に『知識ゼロ』からのスタートだったので、伝統のある、系統立てられた、質問システム等がしっかりしている、サポート面でのメリットを重視し、「クレアール」さんへの申し込みを決断しました。

私が申し込みを検討していた時期が1月で、「2月3級試験、6月2級試験コース」が33000円の割引価格で申し込みが可能でした。3級のみでもよかったのですが、できれば2級取得までいきたい!!と思い、一緒に申し込んだ方が割安だったため、そのまま申し込みをしました。

合格までの6ヶ月間

3回目の受験でやっと合格

 1月に3級の勉強をスタートしました。1日1時間(1講座+復習)の勉強を続けました。実際のところ、やはり全くイメージがわかず、講師の山田先生の講義がとても難しく感じました。でも、5講座、10講座と受け続けていくうちに「あの時言っていたのはこういうことか!」と、どんどん知識が繋がっていく実感がありました。

そうして学習を進めつつ、4月に1回目の受験をネット試験に申し込んでテストセンターで受験しました。実は、この時、57講座あるうちの45講座くらいしか受講が進んでおらず、「精算表」「決算」などの『超・超・超』重要な範囲を学習せずに挑んでしまいました。案の定、結果は「8点」。とてもショックだった反面、「ちゃんと講義を受講していないのに、点数が取れるはずがないな」と思い、一念発起、学習をスタートさせました。

次の受験は6月のネット試験。試験に落ちてからの2ヶ月間、残りの講義を受け、問題集を解き、予想問題と解説を公開されている2回分のうち、1回分だけ「解く⇒解説を聞く」勉強をして挑みました。結果は「54点」。2回目の試験でも合格点に届かず落ちてしまったので、この時は心から落ち込みました。ただ、今思えば、やはり「演習=アウトプット」が圧倒的に足らなかったのだと実感します。

2回目の受験で不合格だったその日の夜、2週間後のネット試験をすぐに申し込み、「次こそは絶対合格する」と決意して学習に取り組みました。

その時から二週間、毎日「1回分(60分)の実践問題と解説読む⇒やりなおす」を繰り返しました。その時に、2回目の受験をする前に受講しなかった、クレアールさんの予想問題2回分のうちのもう1回分を解きました。すると、第二問に「支払家賃」「前払家賃」のT字フォームを書き込む問題、第三問に「貸借対照表」「損益計算書」を作成する問題が用意されていました。なんと、2題とも、2回目の受験で解けなかった問題です。「あのときにやっておけばよかったなぁ」と後悔しつつ、クレアールさんはしっかり準備してくださっていたんだな、と反省しました。

そして3回目、7月の試験で81点を取得してやっと、合格することができました。3回目の受験で合格した経験は今までなく、試験前や、試験終了して点数を確認する直前はとても怖かったです。「また落ちたらどうしよう」「これで合格できなかったら…」など考えてしましましたが、「合格」の二文字が表示されたときは、心の底からガッツポーズでした(周りではまだ試験をしている方がいたので心の中だけですが笑)。

不合格だったときの勉強法

 やはり、講義を受講する(消化する)ことが目的になってしまい、問題集をしたり、実践問題に取り組んだり。「実践演習=アウトプット」をしなかったことが不合格の原因だったんだと思います。

合格できた勉強法

 まず、講座を全て受講し終えることが第一だと思いました。そうすることで、簿記3級の全体像が把握でき、あとは「わからない単元や見直したい単元に戻れば良い」状態にできるので、効率よく復習ができるようになります。そして、「問題集をするor過去問をするor実践問題をする」⇒「わからないところを講義資料・テキストにもどり、読んだり解説をもう一度聞き直したりする」ことが大切だと感じました。そうして、わからないところを潰していくことで、ちゃんと知識が積み上がっていっているのが実感できました。そして、なんといっても「とりあえずたくさん問題(予想問題)を解くこと」が大切だと感じました。理解度が80%のままでも、目標を8割に設定して10回ほど本番を想定した時間配分で試験⇒解説を繰り返したのが、当日の時間配分にも生きましたし、何より心の余裕が生まれ、落ち着いて問題を解くことができました。

クレアールさんでもっとしたらよかったと思ったこと

 クレアールさんの醍醐味は、「無料で何度でも相談ができる」ところだと思います。といっても、私は一度も利用したことがありません。利用したかったのですが、タイミングがなかったというか、気が進まなかったというか。まず勉強すべきことを終えて、その上で質問しようと思っているうちに試験を迎え、終わってしまいました。
ぜひ、利用してみていただきたいと思います。と、過去の自分にも言い聞かせてやりたいです。そしたら、もっと早く合格できたかもしれません。少し後悔です。

今後にむけて

簿記3級をどう生かすか

 簿記3級を取得しても、何も行動を起こさなかったら、取得した意味が無いと思います。一緒に簿記の勉強を頑張っている方々との交流の中でもそういったアドバイスをいただき、家計改善や資産形成の際に、簿記3級の知識を生かして「数字」をしっかりと捉えられるよう、活用していきたいと思います。

簿記2級まで取得するか

 実際、2級を申し込んだのですが、今のところは勉強を継続するか検討中です。クレアールさんのサービスの一環で、「受験予定試験から1年間は講座を継続できる」という制度がありますので、私の場合は2023年の6月まで、簿記2級を勉強して受験することができます。早めに決断をして、引き続き2級を受講するか否か、決めたいと思います。

さいごに

 ここまで、3回目の受験で簿記3級に合格した経緯と、クレアールさんの講座の私なりの活用法についてお話ししました。「合格体験記」というより、「反省会」をしている心境で文章を書いていました。しかし、簿記3級に合格した事実には変わりなく、合格したときの感情は今でも、これからも、ずっと忘れないものだと思います。「やればできる」「何事も継続」「石の上にも3年(回?)」ということを改めて学びました。こうした貴重な経験ができたのも、クレアールさんが上質な講座内容を提供していただいたからに他なりません。これからも、学んだことを生かしていきます。講師さん方をはじめ、クレアールに関わる方々感謝いたします。今後とも、よろしくお願いいたします。

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