簿記の資格取得をめざしたきっかけ
将来起業をめざしていること、また、不動産事業において自分で計算できず、痛い思いをしたことを機に、自分自身も会計をきちんと理解していることが必須だと思い、簿記の勉強を独学で始めました。
クレアールを選択した理由
最初の日商簿記3級の試験で不合格となり、その後あるホームページで、「クレアール」のことを知りました。通学する必要がなく、自分のペースで勉強を進められること、また、簿記検定試験合格にポイントを絞った学習カリキュラムが整っていることを知り、早速「簿記3級・2級パック」を申し込みました。
クレアールで簿記を学習した感想
教材が届いてからすぐに山田先生の講義を1か月集中で聞き、その後に受けた2022年2月の簿記3級の試験には高得点で合格。3級合格が分かるとすぐに2級の勉強に取り掛かりました。フルタイムでの仕事をしており、また家庭も持っているため、日中はなかなか勉強時間が取れず、毎朝、家族が起出してくる前に、商業簿記と工業簿記の分野を1単元ずつ映像講義を聞き、その後、職場に講義ノートや問題集を持っていって、その日のうちに復習を済ませました。山田先生の講義は非常に分かりやすく、今でもその語り口調が脳裏に焼き付いているほどです。
学習上苦労したこと
連結会計の分野はとても難しく何度か心折れそうになりましたが、その都度講義を聞きなおし、問題を何回も解いて身に着けました。
2月の統一試験を受けることを目指していたため、年内には講義の受講を終わらせて、年明けから過去問や模擬試験を解いてみましたが、思いのほか点数が取れず、また時間も足りないことが分かり、愕然としました。山田先生の講義、テキスト、問題集を総復習しつつ、直前まで実際の予想問題を、本番の時間の8割の70分ほどに短縮して解いていく練習を重ねました。
これから2級合格を目指す方へのメッセージ
2級に合格するには、商業簿記、工業簿記のいずれもクレアールで学習したことをきちんと理解し、どの問題もスラスラと解けるようになっておくことが必要だと思います。しかしながら、試験本番では時間が足りなくなることは意識して、スムーズに解けない問題に遭遇しても慌てず、点数の取れそうな問題から手をつけていくことを忘れてはなりません。
私も、試験当日は、最初の第1問の仕訳問題から「?」というところが出てきてしまいましたが、何も満点取る必要はなく70点取れば合格すると割り切り、そして、とにかく90分しか時間がないことを意識して、先へ先へと進みました。後半の工業簿記は意外とスムーズにできて完答し、また商業簿記の問題に戻ってきた時には気持ちにゆとりが出てきました。このように試験では、立ち止まらずに問題をこなしていくことも必要だと思います。
クレアールの講義、問題集を一通りこなしていれば、試験では真新しい問題に遭遇するということはまずありません。今後は、日商簿記1級合格を目指して、さらにクレアールの勉強を続けて参りたいと思います。