日商簿記2級合格体験記【社会人合格】T.Eさん

目次

受験スケジュールと結果

 私は2021年7月に出産し、3ヶ月後の10月に「2月合格目標」の講座に申し込みました。実は2月の一斉試験を受けるつもりはなく、職場復帰と試験範囲改訂がある4月直前にネット試験を受けるつもりで申込みをしました。

結果、乳児相手では予想以上に勉強時間が確保できず、4月直前の試験では約50点ほどで不合格でした。その後、職場復帰をして新しい生活リズムにも慣れはじめた6月に改めて一から勉強を再開し、9月に95点で合格することができました。

クレアールを選んだ理由と感想

●マルチデバイス対応
●1年保証制度がある
●教育給金制度対応
●リーズナブル

 そもそも2月合格目標のプランに申し込みながら、4月直前を個人的目標にできたのは、クレアールの一年保証制度があったからです。結果は不合格でしたが、4月になって範囲改定があった際にも、講義の追加があったので安心して勉強再開ができました。

そして、先にも述べた通り、私は出産したばかりだった為、「机にノートや教材を用意して講義を聴く」という勉強はできないと考えていました。クレアールならマルチデバイス対応なので、「iPadとペンシルだけ傍にあれば、どこでも講義を受けながら問題も解けるし、教材に書き込みもできる!」と判断しました。実際、予想通りでした!職場復帰後の勉強再開時にも、iPadさえあれば休憩時間にすぐ勉強ができ、非常に便利でした。

勉強方法と試験対策

 試験では工業簿記の満点を目指していたので、先に工業簿記から勉強を開始しました。より長く多く問題を解くようにする為で、商業簿記の勉強を始めてからも8:2の割合で工業簿記の問題もコツコツ解き続けました。
不合格だった時の勉強方法は、講義だけで全てを理解しようとしていて、なかなか問題集に移れませんでした。その失敗から、勉強再開時には問題集を何周もすることを想定し、早めに問題集に移ることを意識しました。

まずは講義を分野毎に受け進めて、とにかく早く全体像を掴みました。講義後は問題集の同じ分野を確認しました。問題集は一度目はほぼ解けなかったので、すぐに解説を見ました。次はテキストを読み、問題集の解説と内容をリンクさせた後、改めて問題集に取り掛かりました。わからない部分は講義や解説動画を確認し、間違えた問題は印をつけて、全ての問題が正解になるまで繰り返しました。苦手な問題は10回以上、やり直したと思います。簿記は問題を解いている時間こそが勉強時間なのかもしれません。

また、不正解が続く問題では、途中から「間違える科目にのみ」印をつけ、やり直しはその項目だけにするなど、短い時間で数をこなすことも意識しました。細かく印をつけたことで、苦手な分野の更に苦手な科目計算がわかるので、一石二鳥です。途中、モチベーションが落ちた時は、1発で解けた問題や克服した問題を解き、なんとか気持ちを上げて乗り越えました。

試験では問4→問5→問1→問2→問3で解きました。工業簿記の問題は計算を間違えたり記入間違いがあると、その後に続く数字が全てズレてしまうからです。私は簡単な問題でも凡ミスが多く、すぐに焦って集中力が切れて間違える自覚があったので、絶対に焦らない試験開始直後で工業簿記を確実に解くことにしました。

実際、工業簿記を解いてさえしまえば、問1で頭を商業簿記に切り替えて、問2問3と挑めました。最短記録で解き続け、試験時間は15分ほど余り、見直しの時間も作れました。

最後に

 私は「とりあえず」で勉強を始めてみた結果、アウトプット不足で一度は不合格でした。それから勉強方法を見直して、95点という満足できる結果を出せました。育児に家事に仕事がある、限られた時間の中では、ちゃんと考え、分析をしながらの勉強が必要だと思います。問題集を繰り返している間が本当に辛いのですが、効果絶大なのでぜひ諦めずに取り組んでみてください。

講座パンフレットやお得な割引情報などを無料でお届けします。
講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次