日商簿記1級合格体験記【一発合格】S.Mさん

目次

クレアールを選択した理由

 一番の決め手は費用面です。また、日商簿記2級の合格から約10年経っており、その間に試験範囲が大きく変わっていたので、1級・2級セットのコースがあったことも大きかったです。また、回数制限のない質問制度も決定要因になりました。

簿記1級の学習法

 2021年10月の一ヶ月で2級の範囲を総復習しました。クレアールの問題集を一周解いたのみです。翌月2021年11月から1級の学習範囲の勉強に入りました。この時点の合格目標は2022年6月です。6月までの学習計画をたてていました。
 クレアールの商会テキスト、工原テキスト各2周、商会問題集、工原問題集各6周、過去問14年分を3周です。完璧な計画をたててスタートしたものの、勉強習慣がなかったため全く計画通りに進みませんでした。2021年11月~2022年3月までの5か月間で勉強時間は約400時間でした。3月が終わった時点で、6月に合格する想像が全くできなくなり、4月、5月はほとんど勉強せずに、6月受験を断念します。この時点でクレアールの商会テキスト、工原テキスト各2周、クレアール商会問題集、工原問題集各1.5周学習済みの状況でした。過去問は未着手です。学習計画はあってないようなものになりました。

 2022年6月から2022年11月合格目標で、勉強を再開します。再開できた理由は周りの人に簿記1級の勉強をしていると2021年の学習開始のタイミングで言っていたからです。断念という選択肢はありませんでした。その後、クレアールの問題集と理論学習を進め、2022年8月末までにクレアール商会問題集を5周、工原問題集を4周終えました。計画していた6周に到達していませんでしたが、残日数を考え、9月から過去問を解き始めます。その後はひたすらに過去問含めた総合問題を解き、理解できていない個別問題はクレアールテキスト、クレアール問題集に戻って復習しました。過去問、予想問題、答練はすべて2周しました。過去問は、初見で合格点を超えた回は1回のみです。2週目は6割くらい合格点を超えました。

本試験当日

 試験当日は合格する気満々で試験会場に向かいました。本番は商業簿記から解き始めましたが、難しすぎました。途中で会計学にシフトして商業簿記に戻りましたが、全く科目40%以上取れる気がしませんでした。(会計学は易しかった記憶)途中退出しようかと考えたほどでした。

 ただ勉強していた一年間を思い出して、がむしゃらに答案を埋めました。答案を埋めたものの、商業簿記での足切り確定だと思っていたので、工原をささっと解いて終了45分前に退出しました。(工原も易しかった記憶)試験終了後は絶望の中、帰路につきました。(162回は商業簿記がtwitterトレンド入りするほど難しかったです。)

合格発表

 絶望の試験日から約2か月後の合格発表では、まさかの合格でした。驚嘆しました。
商業簿記13点、会計学17点、工業簿記24点、原価計算20点、合計74点でした。
改めて日商簿記1級の試験は、いかに基本的な問題を落とさないかが重要だと感じました。

さいごに

私は辛い時、優里のピーターパンを聞いていました。努力して周りを見返しましょう!!
参考:勉強時間は商会550時間、工原350時間、合計900時間でした。

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