2023年11月30日、令和5年度(第73回)税理士試験の試験結果が発表されました。
合格された皆様、誠におめでとうございます!
今回は第73回税理士試験についての結果をご紹介いたします。
令和5年度(第73回)税理士試験結果 概要
令和5年度(第73回)試験 | 令和4年度(第72回)試験 | 令和3年度(第71回)試験 | |
受験者数 | 32,893名 | 28,853名 | 27,299名 |
5科目到達者 | 600名 | 620名 | 585名 |
一部科目合格者 | 6,525名 | 5,006名 | 4,554名 |
合格者合計 | 7,125名 | 5,626名 | 5,139名 |
合格率 | 21.7% | 19.5% | 18.8% |
令和5年度(第73回)税理士試験結果は上記の通りとなりました。
合格者数は7,125名となり、前年度試験の5,626名よりも1,499名も増加する形となりました。
あわせて合格率も21.7%と前年より2.2%上昇しています。
令和5年度(第73回)の税理士試験より、「簿記論」「財務諸表論」は受験資格が完全に撤廃され、どなたでも受験できるようになりました。
このため、すぐに「簿記論」「財務諸表論」から税理士試験にチャレンジできるほか、以前までは大学3年次からの受験となり在学中での合格は難しかったのに対して、現在は学年に関係なく会計科目の受験ができるため大学在学中に税理士試験合格を目指すことができます。
今回の結果からもわかる通り、今後はより一層「簿記論」「財務諸表論」の受験から、税理士試験合格にチャレンジする方が増加することが予想されます。
3年連続 会計科目の合格率が20%越えになりました!
令和5年度(第73回)税理士試験結果【科目別】 概要
科目 | 受験者数 | 合格者数 | 【令和5年度】 合格率 | 【令和4年度】 合格率 | 【令和3年度】 合格率 |
簿記論 | 16,093名 | 2,794名 | 17.4% | 23.0% | 16.5% |
財務諸表論 | 13,260名 | 3,726名 | 28.1% | 14.8% | 23.9% |
法人税法 | 3,550名 | 497名 | 14.0% | 12.3% | 12.8% |
相続税法 | 2,428名 | 282名 | 11.6% | 14.2% | 12.8% |
消費税法 | 6,756名 | 802名 | 11.9% | 11.4% | 11.9% |
科目別の受験者数・合格者数・合格率は上記のとおりです。
こちらの結果で注目していただきたいのが会計系科目の合格率です。
今年度(令和5年)試験の財務諸表論の合格率はなんと28.1%。※過去最高は、平成29年度(第67回)試験:29.6%
これは受験した方の3.5人に1人は合格されている計算となります。
さらに、令和3年度試験の「財務諸表論」の合格率が23.9%、昨年度(令和4年)試験の「簿記論」の合格率が23.0%、そして今年度試験の「財務諸表論」の合格率から、3年連続で会計科目の合格率が20%越える結果となりました。
「簿記論」「財務諸表論」の受験資格撤廃もあり、より簿財にチャレンジしやすく、より合格しやすい環境が整っていると考えられます。
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近年の合格率の高さから、「簿記論」「財務諸表論」は特徴を理解し効率よく学習を進めることで、十分に同時合格を目指すことができる科目となっています。
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