堀井 柊蔵さん
国内唯一のコンサル系国家資格であり、将来性も高く、就職にも有利に運べるというのが受験の動機です。
私は１月下旬からの学習スタートだったため、当初は1年目で可能な限り1次試験での科目合格を狙い、2年目での完全合格を目指していました。そのニーズに合致したのが、「1次2次セパレート全力型モデルコース」でした。結果として、コロナウィルスの影響が長引いていたこともあり、多くの勉強時間を確保できたことが幸いして、予定より1年間前倒しで、ストレート合格を果たすことができました。
私の場合、社会人の方に比べると知識面で大きなビハインドがあったことから、当面は知識重視の1次対策に注力しました。1次試験の合格が決まるまで2次対策は全く着手せずにいました。しかし、結果としてこの戦略は正解だったと考えております。理由は、2次試験を見据えて勉強できるほど器用な人間ではなかったこともありますが、時間を掛けないで合格できるほど1次試験も甘くはないと考えたためです。結果的にこの選択は正しかったと感じています。
ここからは勉強法について記述します。1次2次ともとにかく徹底的に過去問を攻略しました。まず1次対策は講義を一通り聞いて完全に理解することは不可能なので、ひたすら過去問を解いて、わからない部分を復習しました。クレアールからいただいた過去問題集は最低でも全科目5周はしたと思います。論点によってはそれ以上です。結果的に物凄い知識量が確保できました。
次に2次対策ですが、これも同じく過去問中心で臨みました。よく２次試験には答えがないと言われますが、そんなことはありません。答えは確実にあります。過去問とクレアールのオリジナル答練等を分析すると「○○が来たら○○」のように法則性のあることがおわかりいただけるはずです。2次試験は、1次試験と違ってやみくもにやればよいという試験ではないので、ご自身でこの法則を見つけていただければと思います。そして、クレアールの作成している模範解答はかなり的確だと思いますので、最大限活用してください。
最後に、私は大学生という立場で合格しましたがとても視座が高くなり、知識・行動力共に成長したと感じております。学生の方にもぜひチャレンジしていただきたいと思います。