勉強しよう!アルゴリズムとプログラミング②

③代表的なアルゴリズム

アルゴリズムは、ある問題を解くための明確な手順です。その手順に従って処理すれば、だれでも同じ結果が得られます。ただし、同じ結果には至りますが、結果に至るまでの手順は異なることがあります。例えば、基本的なアルゴリズムとして整列(ソート)と探索があります。整列(ソート)や探索の方法として、さまざまな異なるアルゴリズムが考案されています。以下はその一例です。

整列のアルゴリズム

リスト内に乱雑に並んでいるデータを一定のルールに基づいて並べなおすアルゴリズムを整列のアルゴリズムと呼びます。

選択ソート

リスト内の最小値を見つけ出し、先頭の要素と入れ替えます。その後、先頭を除く残りの要素の中から最小値を見つけ出し、2番目の要素と入れ替えます。この作業を順次繰り返すことで整列を行うアルゴリズムを選択ソートと呼びます。

バブルソート

隣り合う2つの数値を比較し、順序を入れ替える操作を繰り返して整列を行うアルゴリズムをバブルソートと呼びます。大きいほうが前に並ぶようにすると降順でならび、小さいほうが前に並ぶようにすると昇順になります。

クイックソート

基準値を決め、その基準値より小さいグループと基準値を超えるグループの2つに分けます。その後、それぞれのグループで新たに基準値を決め、再度グループ分けを行います。これを繰り返すことにより整列を行うアルゴリズムをクイックソートと呼びます。

探索のアルゴリズム

あるリストの中から特定の値を探し出すアルゴリズムを探索のアルゴリズムと呼びます。
探索のアルゴリズムには線形探索法・二分探索法などがあります。リストの先頭から順番に値を比較し、判断していく方法を線形探索法と呼びます。特定の値とリストの中央の値の大小を比較し、次の探索範囲を絞り込むことを繰り返しながら目的の値を探し出す方法を二分探索法と言います。

二分探索法

求めるデータが中央のデータより前か後ろかの判定を繰り返します。

まとめ

今回はアルゴリズムとプログラミングについて解説しました。
クレアールではこのほかにもITパスポートに関するコラムを投稿していますので、併せてご覧ください。

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