勉強しよう!アルゴリズムとプログラミング①

目次

①アルゴリズムの基本構造

アルゴリズムには、順次構造・選択構造・繰り返し構造の3つがあり、これらを組み合わせることでさまざまな処理を表現することが可能です。

順次構造順番に処理が流れます
選択構造条件の判断結果によって処理を選択します
繰り返し構造回数や条件に応じて処理を繰り返します

②アルゴリズムの表現方法

式・条件式

式とは、定められた優先順位に沿って評価される値や変数・演算子などの組み合わせです。式は必ず評価された値を持ちます。式の値を評価した時、「正しい」か「正しくない」かのどちらかを返す式を条件式といいます。

演算子・代入

2つの値から、ある特定の処理によって1つの値を導くことを演算といい、その処理をあらわす記号を演算子と呼びます。演算子には、加算(+)や乗算(*)などの算術演算子、以上(≧)や未満(<)などの条件演算子などがあります。
ある値や演算結果を変数に格納することを代入といいます。

注釈

注釈とは、文書処理装置などの分野で活用されるキーワードのことです。

入出力

プログラム実行時に、プログラムに値を渡すことを入力といい、プログラム処理の結果のことを出力といいます。

手続・関数・引数・戻り値

プログラムの中で、ある値を受け取り、特定の処理を行う処理のまとまりを手続と言います。一方、ある値を受け取り、特定の処理を行った結果を出力する仕組みのことを関数と言います。このとき、入力した値を引数といい、出力結果のことを戻り値と言います。複数の引数や戻り値を設定されることもあります。

データ型(整数型・実数型・論理型・文字型)

変数を取り扱う際、変数に格納するデータの種類をあらかじめ決めておかなければならないことがあります。このデータの種類のことをデータ型と言います。変数のデータ型には、整数のみを格納できる整数型、実数を格納できる実数型、「正しい」か「正しくない」かを格納できる論理型、文字列を格納できる文字型などがあります。

まとめ

今回はアルゴリズムとプログラミングについて解説しました。
クレアールではこのほかにもITパスポートに関するコラムを投稿していますので、併せてご覧ください。

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