目次
①データおよびデータ構造
リスト
リストは、1つひとつの要素を直線状につないだデータ構造です。各要素にはデータ(その要素が持つデータ)とポインタ(次につながる要素の格納位置)が並んでいます。

上記の例では、10番地にはデータ「A」と、次のデータ「C」の格納位置「30番地」(ポインタ)が示されています。30番地の「C」には、次のデータ「G」の格納位置「70番地」が示されています。
スタック
スタックは、一般的には「山積みする」という意味であり、LIFO(Last In,First Out)のデータ構造です。最後に格納したものが最初に取り出される、後入れ先出し処理を行うのに適したデータ構造です。

木構造と2分木
リストでは次の格納先は1つだけ示されていますが、木(ツリー)構造は、次のデータの格納先が複数指定されているデータ構造です。全体を見ると木の枝のように分岐した形になっています。

木構造の中でも、次のデータの格納先が2つ以下のものを2分木といいます。
まとめ
今回はデータ構造について解説しました。
クレアールではこのほかにもITパスポートに関するコラムを投稿していますので、併せてご覧ください。
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