覚えておこう!企業活動と経営資源

企業は株主・顧客・従業員・取引先はもちろんのこと、地域社会の人々とも関わりをもちながら活動を行います。利害関係者と良好な関係を築くために必要な知識は、社会人として知っておかなければならない基礎知識です。

目次

①経営理念(企業理念)

経営理念(企業理念)とは、企業のあり方やその存在理由などといった「企業における最も基本的な考え方」です。経営理念と企業理念は同じ意味で使われることが多いですが、前述を企業理念とし、経営理念は「経営していく上での方針」を表したものとする考え方もあります。

②株主総会・決算・監査・ディスクロージャ

企業の実績に大きな影響を与える可能性がある重要事項は株主に報告し賛成を得なければなりません。
その場が、株主総会です。

また、企業は決められた期間(通常は1年間)の業績をまとめて株主に報告する義務があります。そのための書類を作成する作業を決算といいます。

監査とは、企業が正しく活動し、その結果である決算書が正しいかどうかをチェックする機能です。監査が企業内部によって行われるチェックに対して、企業外部からチェックを受けるために、企業が経営や財務の状況をはじめとした各種情報を公開することをディスクロージャといいます。

③ステークホルダとコーポレートブランド

ステークホルダとは、企業が活動することによって影響を受ける利害関係者すべてを指します。
コーポレートブランドとは企業名をそのまま1つのブランドとして、当該企業が提供する製品やサービスに展開しているブランドです。企業イメージにつながります。コーポレートブランドは付加価値を生み、競争優位をもたらします。

社会的責任(CSR)と社会的責任投資(SRI)

社会的責任(CSR)

企業は利益を追求することが第一の目的ではあるが、それ以外に社会や地域への貢献もすべきであるという考え方

社会的責任投資(SRI)

社会的責任を果たしている企業への投資を積極的に行うことで、企業の社会的責任の遂行を促す投資方法。

SDGs

2015年9月の国連サミットで採択された「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」です。
17の目標と169のターゲットから構成されています。

グリーンIT

グリーンITとは、地球環境への負荷を低減するためのITシステムのことを指します。

まとめ

今回は企業活動と経営資源にかかわるキーワードを解説いたしました。
ITパスポートにご興味がある方はほかの記事もぜひお読みください。

  • 申込みの際、コース種別は「情報処理技術者試験」をご選択ください。
講座申込み案内ページです。講座をお申込みの方もこちらからどうぞ。
クレアール情報処理講座がよくわかるパンフレットを無料でお届けします。
講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!