セーフティコースが絶対お得に合格を目指せる理由はこちら

行政書士試験の記述式対策は超重要!効果的な勉強方法を解説

行政書士試験の記述式対策は超重要!効果的な勉強方法を解説

行政書士試験では配点が高い「記述式問題」の対策をしっかりと行うことで合格に近づきます。記述式問題を得点するためには、解き方のコツを理解することが重要です。そこで本記事では、行政書士試験における記述式問題の概要や、効果的な勉強方法について詳しく解説します。

「行政書士試験 非常識合格法」書籍
無料プレゼント!

行政書士とは 試験の概要と出題科目 
短期合格のコツ 学習スタイル別アドバイス

春から2024年試験合格を目指す方へ!
短期間でも行政書士に合格できる勉強のコツが満載!是非ご請求ください。

目次

行政書士試験の記述式とは?

行政書士試験には、択一式・多肢選択式・記述式の3パターンの出題形式があります。行政書士試験における記述式とは、与えられた事例や問題に対して40字前後で記述して解答する問題です。例年、記述式は試験科目「行政書士の業務に関し必要な法令等」内の、行政法で1問と民法で2問出題されます

記述式問題とは直接関係はありませんが、2024年の試験からは試験科目の改正が行われる点は注意が必要です。これまでの「行政書士の業務に関連する一般知識等」が「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」に改められ、内容も変更されます。詳しくはこちらの記事も合わせてご確認ください。

行政書士試験の記述式対策が重要な理由

行政書士試験の記述式対策が重要な理由

記述式問題の概要がわかったところで、問題数が少ないながらも対策すべき理由について解説します。

配点の割合が高いため

記述式の問題数は、行政法1問と民法2問の計3問と少ないものの、各問20点の配点で合計60点分あります。行政書士試験は300点満点のため、記述式問題の配点だけで全体の20%と大きな割合を占めています。

また記述式は、出題形式に慣れていない、知識を具体的な場面でどう使うのか理解できていないなどの理由で苦戦する人が多く、ライバルと差をつけられる問題でもあります。

部分点をもらえるため

記述式問題には、部分点制度があります。完璧でなくても、正しい内容が一部で記載されていれば得点につながるので、空欄で提出することは絶対に避けましょう。記述式を得点源にする気持ちでしっかり勉強することは大切ですが、勉強時間に余裕がない場合は、条文のキーワードを記載して部分点を取りに行くつもりで学習すると効率よく合格に近づけられます。

コツを覚えれば十分に点を取れるため

記述式の問題は難しいと思われがちですが、解き方のコツをつかめば十分に得点可能です。択一式の問題演習をする際に正誤だけでなく、なぜ正解だったのか、なぜ間違いだったのかを考え、解説を読み込んで理解する習慣をつけることで、記述式でも着実に点を伸ばしていけるでしょう。解き方のコツについては、下記のリンク先も合わせてご確認ください。

行政書士試験の記述式の過去問

記述式問題の重要性が理解できたところで、過去に実際に出題された問題をご紹介します。問題の雰囲気を知り、出題傾向を知ることは試験突破のために重要です。

2022年度の記述式問題

【問題44】
開発事業者であるAは、建築基準法に基づき、B市建築主事から建築確認を受けて、マンションの建築工事を行い、工事完成後、Aは当該マンションの建物につき、検査の上、検査済証の交付を受けた。これに対して、当該マンションの隣地に居住するXらは、当該マンションの建築計画は建築基準法令に適合せず、建築確認は違法であり、当該マンションも、そのような建築計画に沿って建てられたものであるから違法であって、当該マンションの建物に火災その他の災害が発生した場合、建物が倒壊、炎上することにより、Xらの身体の安全や家屋に甚大な被害が生ずるおそれがあるとして、建築基準法に基づき違反建築物の是正命令を発出するよう、特定行政庁であるB市長に申し入れた。しかしながら、B市長は、当該建築確認および当該マンションの建物に違法な点はないとして、これを拒否することとし、その旨を通知した。このようなB市長の対応を受け、Xらは、行政事件訴訟法の定める抗告訴訟を提起することにした。この場合において、①誰を被告として、②前記のような被害を受けるおそれがあることにつき、同法の定める訴訟要件として、当該是正命令がなされないことにより、どのような影響を生ずるおそれがあるものと主張し(同法の条文の表現を踏まえて記すこと。)、③どのような訴訟を起こすことが適切か。40字程度で記述しなさい。

2021年度の記述式問題

【問題44】
私立の大学であるA大学は、その設備、授業その他の事項について、法令の規定に違反しているとして、学校教育法15条1項に基づき、文部科学大臣から必要な措置をとるべき旨の書面による勧告を受けた。しかしA大学は、指摘のような法令違反はないとの立場で、勧告に不服をもっている。この文部科学大臣の勧告は、行政手続法の定義に照らして何に該当するか。また、それを前提に同法に基づき、誰に対して、どのような手段をとることができるか。40字程度で記述しなさい。なお、当該勧告に関しては、A大学について弁明その他意見陳述のための手続は規定されておらず、運用上もなされなかったものとする。

行政書士試験の効果的な記述式対策

行政書士試験の効果的な記述式対策

最後に記述的試験の効果的な対策方法について解説します。対策すれば着実に得点につなげられる部分なので、各方法をしっかりと取り組んでいきましょう。

まずは択一式問題に必要な知識を身につける

行政書士試験の勉強をはじめたばかりのフェーズで記述式対策に取り組むのは難しいので、まずは択一式問題で知識をつけていくのが効率的です。時間に余裕がある場合は、択一式の勉強をしながら合間に記述式の勉強を挟んでいきましょうある程度、基礎的な知識を増やすことで、記述式の学習がスムーズに進みます。もしも時間に余裕がない場合には、まとまった時間を作り、基礎知識も同時並行的に増やすつもりで記述式の問題演習を行いましょう

問題を分析する練習をする

記述式では問題文で問われている内容を迅速かつ正確に理解することが大切です。そのためには、問題分析能力が重要になってきます。質問の意図を的確に把握できないと、不適切な解答をしたり、字数が40字に満たない、あるいはオーバーしたりしてしまう可能性が高まります。分析力を強化するためには、読書や大学入試の現代文のテキストなどを活用するのが効果的です。もちろん、行政書士に関連する法律の熟知が必要なのはいうまでもありません。

知識量ではなく解答のコツを掴む

記述式の解答のコツは、知識からキーワードを引き出し、組み合わせて記述することです。記述式の試験では、択一式で問われる「条文」「判例」「学説」の知識を活用しながら、文章を作成することになります。正しいキーワードを適切に組み合わせれば得点できるため、特別な文章力を身につける必要はありません。主語や述語を明確に示して、簡潔に伝わる文章を意識しましょう。

字数制限内で書く練習をする

40文字と制限のあるなかで文章を作成するのは、慣れていないと難しいでしょう。文字数が40文字に満たない場合は、択一式の問題を解答する際に必要な知識量が足りていない可能性があります。反対に、40文字を大幅に超えるようであれば不要な内容を記述している可能性が高いです。過不足なく、問われていることだけに答える練習を行いましょう

過去問や問題集を活用する

記述式の問題傾向を掴むには、過去問や問題集を活用し、できるだけ多くの設問に触れることが重要です。解答を確認する際は、答えを丸暗記するのではなく「どのようにキーワードを組み合わせているか」を学んでいきましょう数ある問題集のなかでも、クレアールの行政書士講座にて提供される想定問題集は質・量ともに良くおすすめです。

予備校や通信講座のサポートを活用する

予備校や通信講座では、記述式対策の講座を開講していることがあります。初学者にとって自分で自分の記述式解答を採点するのは難しいでしょう。講師の添削を受けることができれば、問題集を使った独学と比較して、効率良く学習を進められます。クレアールでは、メールや電話、FAXでのサポート体制を設けており、一人ひとりの理解度に合わせた丁寧な解説を行っています。

行政書士試験で合格を目指すなら記述式問題を制覇しよう

行政書士試験での記述式問題の重要性や対策の方法について解説しました。記述式問題は、総得点の20%を占めており、決して侮ることのできない問題です。事前にしっかりとした対策を行い、確実に得点を獲得していきましょう。

クレアールでは「非常識合格法」と呼ばれる学習方法により、効率的かつ質の高い学習で合格を目指すことが可能です。的を絞った無駄のない学習で合格を目指したい方はお気軽にご相談ください。また、詳しい内容や実際に利用したユーザー様の声については、下記リンク先からご確認いただけます。

「行政書士試験 非常識合格法」書籍
無料プレゼント!

行政書士とは 試験の概要と出題科目 
短期合格のコツ 学習スタイル別アドバイス

春から2024年試験合格を目指す方へ!
短期間でも行政書士に合格できる勉強のコツが満載!是非ご請求ください。

【2024年合格を目指す!】初学者コース|学習経験者 中級・上級コース

監修:行政書士・社労士 田中 伴典さん

2016年に社会保険労務士試験に合格後、社会保険労務士法人のスタッフとしてお客様を外部からサポート。その後、民間企業の人事として内部からサポートしつつ、2021年に行政書士試験に一発合格を果たす。現在は、現役行政書士・社会保険労務士として自身の事務所を運営している。

田中社会保険労務士・行政書士事務所のサイトはこちら

講座パンフレットや特別セミナーDVDなどを無料でお届けします。

講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。

講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次