Y・O さん(36歳)
合格科目:簿記論
受講コース:
- 受験回数:2回
- 性別:男性
- 職業:金融機関
- 1日の平均学習:1時間30分
- 試験までの総学習時間:500~600時間(多めに見て)
1.受験の動機
私は、地元金融機関の職員として取引先の中小企業を訪問することが多かったのですが、財務上の提案はできるけど税務の提案ができない、もし自分が税務の提案もできればお客さんにもっと喜んでいただけるのではないか、という理由から税理士になることを決めました。
2.クレアールを選んだ理由
もともと、市販の教材だけで簿記1級を取得することができたので、大手の予備校の通信講座を受講し、そのカリキュラムに乗っかりさえすれば自然と合格するだろう、という安易な発想から、受験一回目は他の予備校(最大手予備校)で簿財速習コース(6ヶ月)を受講しました。ところが、毎週送られてくる教材の多さに圧倒され、毎日の勉強時間を2時間も捻出できない私には、とても消化できる量ではありませんでした。もちろん結果は不合格となり、この時初めて予備校選びを真剣に行いました。
予備校選びで私がクレアールに行き着いた理由は、試験に出るところだけを徹底的に暗記させる、いわゆる「非常識合格法」に共感したためであり、時間のない私にはこの方法以外では合格できないと確信したからです。試しにサンプル講義を一回受講してみましたが、河野上先生の話はおもしろく、この講義なら試験と無関係に毎日受講するだけでも仕事に生かすことができると思ったことも選択の決め手になりました。簿財の両方を河野上先生が一人で担当されていたため、簿財同時学習により学習時間を大幅に短縮できたことも、今にして思えば非常に良かったと思います。
1回目に受講した予備校では、これでもかというほど膨大な教材を毎週段ボールで送ってきては添削させ、直前期には新たな問題集を送り付けて徹底的にこなさせるというカリキュラムがとられていました。あれだけの量をまんべんなくしっかりこなせば確実に合格ラインに到達すると思いますが、それをこなせるのは一部の時間的余裕のある人間だけだと思います。むしろ、私のような時間のない人間にも合格させるカリキュラムを提供してくれたクレアールのほうが、予備校としての実力ははるかに上だと感じております。
3.私の学習方法
私には小学1年生以下の子供が3人おり、仕事の帰りも遅いなか、土日はPTA活動に駆り出されることもあり、他の受験生に比べると勉強時間は圧倒的に少なかったと思います。
私の勉強時間は、朝の5時から6時30分までの一時間半でしたが、正直その時間でさえ捻出できないこともしばしば、でした。そのため、私のやった勉強方はとにかく答練を徹底的に暗記し、間違えたところだけを個別問題集を使ってつぶしていくというものでした。その際、この点がクレアールの真骨頂と言える部分だと思いますが、問題を解くために必要な道具である「下書き」の作り方をマスターすることに徹しました。今にして思えば、私が簿記論に合格することができたのも、この「解き方」を徹底的にマスターしたことによるところが大きいと思います。他校での学習経験があるからわかるのですが、「解き方」をここまで徹底して暗記させる指導校は他にないと思います。クレアールを選択して本当に良かったと思います。
4.クレアールの学習システムの良さ
1回の講義が1時間前後になっている点も時間のない社会人にはメリットだと思います。私も子供を連れて遊びに出たりしたときは、1時間ほど子供を妻に見ておいてもらってその間スマホで講義をうけ、翌日の朝に問題を解いたりもしました。その他、講義自体がコマ切れされているため、復習の時にわからないところをすぐに探してその部分だけを受講できるというのも魅力でした。
5.最後に
正直なところ、税理士になるまでは5年程度かかるだろうとの前提のもとで勉強しているため焦りや不安といったものはそれほどなく、毎日の勉強が楽しみになっていのるのが現状です。もちろん、短期間で合格できるにこしたことはありませんが、社会人である以上長丁場の戦いになるのは覚悟のうえであり、常日頃から支えてくれている妻には感謝をしております。今後も周りの方に支えてもらっていることを感じつつ勉強していきたいと思います。