「簿記検定からの再スタートで、税理士試験の基礎の基礎を構築。」 T.Sさん

T.S さん(39歳)

合格科目:簿記論
受講コース:簿記検定付2年セーフティコース

簿記2級を独学で勉強し、合格。その数年後、他校のWEB講座で簿財を受講したのですが、教材のボリューム(簿記論と財務諸表論が独立した講座のため)の多さに消化しきれず、常に追われていました。その年は不合格。次の年は前年のテキストを使用し、他校で簿記論の直前講座のみ受講しましたが、あえなく撃沈。

目次

クレアールを選んだ理由

以前の経験もあり、クレアールの「簿財の講義が同じ講師による講義時間の短縮、重要性の低い論点を省き、確実に解答できなければならない、重要な論点に絞ったコンパクトな教材」というところに惹かれました。

また、すでに簿記2級に合格しているものの、独学で勉強してからかなり年月が経っているので、抵抗は少しありましたが、もう一度基礎から学び直したほうが効果的なのでは思い、簿記検定つき2年セーフティコースの講座に申し込んだのは、お祝い金制度があることも大きかったです。

講師・講義について

最初に教材が届いたときは思った以上の量の少なさに驚きましたが、反復トレーニングするには最適な量でした。テキストや問題集の問題は基礎的なものが多く感じますが、これらをすべて「分かる」から完璧かつスピーディーに「解ける」に変えるのは以外に難しく、分かったつもりのままでいると本試験では致命的になりかねません。また、ひとつの論点が一か所にまとまっているので、復習や基礎論点に戻る際にも使いやすかったです。

河野上先生の講義は、随所で過去の論点を絡めて話してくださるので、記憶に残りやすく、各論点との繋がりも理解しやすかったです。また、各論点をひとつの物語のようにおっしゃるのが印象的で、改めて会計の面白さにも気付かされました。

また、「解法マスター」は総合問題を解く上でのテクニックを早い段階で、とても具体的に講義して下さるので、自分の弱点が明確になり、計算だけでなく理論の理解にも繋がり、総合問題を解くことが楽しくなりました。
おかげで本試験までに自分流にアレンジした解き方を「自分のもの」にすることが出来ました。

勉強方法

簿記検定までは簿記講座を中心にしつつ、簿財アドバンスの講義を並行して受けました。
応用期に入るころ体調を崩してしまい受講が出来ない状態が続いたので、直前期は未消化の講義を受講しつつ(こんな状態ですので、試験の直前まで講義の視聴は続けていました。)、直前答練や応用答練、解法マスターを解き、曖昧なところや苦手なところはテキストに戻って理解し、計算は個別問題集も解き、答練を解く。の繰り返しでした。

その他

最初は簿記検定を受けるのは遠回りなのでは?と思っていましたが、いざ簿記講座を受講すると分かっているつもりで理解していなかった点が多々あり、自分は基礎が曖昧だったんだと痛感しました。簿記検定前は簿財の勉強が止まってしまい、不安も感じましたが、検定に合格することで自信がつき、簿財の講義の理解も深まりました。

結果的に税理士試験での基礎の基礎を作ることが出来、思い切って簿記検定付きの講座を選んで良かったと思っています。
特に今回の簿記論の本試験は基礎的な問題が多く、改めて基礎論点の重要さを感じました。苦手な論点や曖昧な点をおろそかにせず、直前期でも基礎に戻って解き込んだことが合格に繋がったと思っています。

今まで簿記論は早く計算が解ければ良いと勘違いしていました。計算の前提を理解していないと応用が効かないので、財務諸表論と同時に勉強すること、基礎論点の理解はとても有用なことだと感じました。
ただ、直前期まで講義をためてしまったのは悔やまれます。クレアールは直前講義も6月中には終わってしまうので、あとは本試験までの1ヶ月以上、理論の暗記や苦手な論点、答練の解き直しに集中できるからです。この点も他校と大きな違いでした。

私は守れていなかったので説得力がないかもしれませんが、講義をためないこと、クレアールの教えを忠実に実行すること、地道な反復練習を嫌がらないこと、自分が理解していないことを認めて反射的に問題が解けるくらいに精度を上げること。地道ですが、これらは短期合格への近道だと思います。

今回、講座の1年目で簿記論のみの合格でしたが、2年目の簿記論の分を消費税法に振替えて頂けたのは、これからの勉強に向けて大変モチベーションがあがりました。

最後になりますが、今年は財務諸表論のリベンジと消費税法の合格を勝ち取りたいと思いますので、河野上先生、スタッフの皆様、これからもご指導をよろしくお願いいたします。

 

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