「簿記論を受講するつもりが、簿財アドバンスで2科目一発合格」T・Gさん

T.G さん

合格科目:簿記論・財務諸表論同時一発合格
受講コース:

  • 受講講座;【2017年合格目標】レギュラー講座 簿財アドバンス
  • 受験回数:1回、性別:男、年齢:24歳、職業:会社員、
  • 1日の平均学習時間、1時間~2時間程
  • 総学習時間:約700時間程度

 

目次

1. 受験の動機

会社の上司で簿記論に合格した方がおり、その方に憧れて税理士試験への挑戦を決意しました。その方は会社に入社して間もないころ、仕事と資格試験を両立させながら簿記論に合格しました。そして税理士試験の受験勉強で得た知識を武器に仕事で活躍をし、史上最速で係長、課長、部長職へ昇格していきました。そんなエピソードを会社の先輩から聞いたことが、私も税理士試験に挑戦をしようと思ったのがそもそものきっかけです。

 

2.クレアールを選んだ理由

クレアールを選んだ理由は、授業料が他校よりも安くて、他校よりも学習量のボリュームが少ないとパンフレットに記載されていたからです。簿記論に合格した上司に憧れていた私は当初簿記論のみの受講を考えており、各予備校の講座を比較していました。大手の予備校は簿記論のみであっても20万円前後であったのに対し、クレアールの簿財アドバンスの授業料は15万円弱でした。それならば簿記論を中心に簿財アドバンスを受講した方が単純に安くて済むのではないか、と思い申し込みました。(そのため簿財2科目合格を目指すようになったのは簿財アドバンスの受講を始めてからです。)またパンフレットに他校に比べて学習するポイントを絞っているため学習時間が少なくて済む、と書いてあったのも申し込むにあたって私が背中を押された点です。

 

3.私の学習方法

①基礎期:

休日は自宅で講義を視聴したのち個別計算問題集で問題を解く、平日は通勤時にウォークマンに録音した講義を聞き流す、こんな学習サイクルでした。平日はとにかく仕事が忙しかったので、休日に効率よく勉強するために習ったことを忘れないよう必死でした。

仕事は経理でしたので、決算前はどうしても忙しく、休日出勤することも多く満足に授業を視聴できない時期もありました。授業から遅れがちになっていく中で、追い打ちをかけるように基礎答練が仕事の一段落するタイミングで毎回実施されていました。本来であれば、答練に向けて問題集を何度も解きこみ、十分に準備をしてから臨みたかったのですが、ただでさえ未視聴の授業がたまっていたこともあり、十分に復習をするのが難しかったです。そのため、試験範囲をとりあえず一通り簡単に復習してから臨んでいました。当然そうした学習方法で基礎答練に太刀打ちすることはできず、満足に答練では得点することができませんでした。平均点や最高得点が公表された際、自分の得点とかけ離れているのを見て焦りもしましたし嫌にもなりかけました。

②解法マスター

解放マスターの受講時期は本当に苦しかったです。解放マスターは今になって考えれば、ボリュームが少ないと思えますが、この時期の実力に対してははるかに難易度の高い問題が大量にある、と感じました。特に財務諸表論は金銭債権や税効果会計、退職給付会計など独特の下書きがあり、それをマスターするのに苦労しました。財務諸表論の解放マスターは平均26点(100点満点)ほどしか取れず苦しい思いをしました。

 今になって感じるのは、この段階で苦手分野ときちんと向き合って丁寧に解法をマスターしていくべきでした。謙虚な姿勢で自分に嘘をつかず解法マスターを利用していくのが一つのポイントになると思います。

③応用期

基礎期、解法マスターで心が折れかけていた時、応用期が始まりました。応用期の最初の講義で河野上先生が、「基礎期ではインプット、応用期ではアウトプットの練習をしていきます。全ての学習範囲を復習し直す必要はありません。応用答練で解けなかったところのみを復習していきましょう。」おっしゃっており、気が楽になりました。当時の私は今まで学習した膨大な範囲をどこから復習していいのかがわからず悩んでいました。そのため河野上先生のこの言葉には助けられました。

初めのガイダンスで先生が「応用答練で40点を下回った場合には2017年に合格するのは難しいと思ってください」とおっしゃっていたこともあり、私は応用答練で40点を下回らない事だけを考え勉強に臨みました。河野上先生は「応用答練はとにかく解き直しをするのが大事です。合格者の平均解き直し回数は7回です。」とおっしゃっておりました。当初は流石に7回を解き直しは嘘ではないか?と思ったのですが、ふたを開けてみればそれに近い回数は解き直しをしていました。

④直前期

直前答練は解き捨てに近い教材で、解き直すことは不要ですと聞いていましたが、実践レベルの試験であることを考えると、解き直さない理由はないと考え、直前答練も解き直しをしました。

5月から本番まで応用答練と直前答練の解き直しに追われ続け、気づいたら当日、というような感じでした。

 

4.最後に

私の受験勉強中の苦しかったことや挫折しかけたことをメインに記載しました。事実苦しいことも数多くありましたが、その中でも途中で諦めることなく簿記論及び財務諸表論に挑戦をし続けることができたのは、簿財アドバンスの講義の楽しさにあると思います。自分が経理業務に従事する中で、なぜそもそもこういった会計処理をするのか、誰がこんな処理を考えたのかと疑問に思うことがよくありました。簿財アドバンスの講義の中で、先生の会計士時代の話であったり、そもそも減損やリースといった会計処理が生まれた背景の話であったりと、聞いていて面白いな、と感じることが多くありました。仕事に追われ、十分に学習時間が取れず苦しい思いをしましたが、仕事に追われていたからこそ楽しめていた部分もありました。社会にでてから早い段階で、簿財アドバンスを受講できたこと、また簿記論及び財務諸表論の2科目に挑戦し合格できたことを嬉しく思います。本当にありがとうございました。

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